2023/04/25
「行政・生コン組合・規格のタッグが次代のコンクリート(AAMs・ジオポリマー他)実装の絶対条件」(月刊残コン Vol.69)
All Concrete(行政/生コン組合/JIS規格)が次代のコンクリート(AAMs・ジオポリマー)の社会実装には絶対条件となる。その扉を開く鍵は残コンだった。(月刊残コン Vol.69)
生コン組合による残コンst
①生コン組合を経由して生コン(JIS A 5308など)が販売される
②工事現場で発生した残コン・戻りコンを生コン組合が運営する残コンstに持ち込む
③残コン・戻りコンを粒状化骨材に加工する費用負担として代金支払い
④生コン組合は「原材料」残コン・戻りコンを組合員工場から購入という名目で支払い
⑤粒状化処理(https://youtu.be/nPkMl-fK-Gw) ⑥細骨材/粗骨材に分級(https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/stre-con_zero_evorg.html)
⑦粒状化骨材の販売
⑧代金の支払い
⑨組合オリジナルブランドの生コン(JIS外品)として非構造体など施工者に提案・販売(※脱炭素、資源循環、地産地消などの環境性能を表示することで総合評価方式における評価にもつながる)
https://www.nr-mix.co.jp/jois/blog/lcajisetcrrcs.html
生コン組合の残コン利用生コン
https://www.nr-mix.co.jp/jois/blog/cprrcs.html
残コン粒状化骨材JIS化は各地組合は支える
(理由があって公開OKまで非表示)
(※RRCS残コンリサイクル分科会・リーダー 明治大学小山明男教授らによる「資源循環ビジネスモデルに資する粒状化再生骨材に関するJIS開発」に参画が見込まれている各地業界団体)
https://www.nr-mix.co.jp/owacon/blog/_20230424.html
行政・生コン組合・規格の統合AAMs流通
https://www.nr-mix.co.jp/jois/blog/mapecube_geo20230427.html
いよいよ新しいコンクリート産業の到来
というわけで、ラストワンマイルの一つ(生コン製造業)としてこれからも気合を入れて「コンクリートをもっと身近に」頑張るマンモス!
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。