長岡生コンクリート
創発により紡ぎ出される
コンクリートソリューション

2023/10/25

「活炭素で生み出される残コン由来の各種CCUは資源循環の生態系・ホワイトカーボンを循環する」(月刊残コン Vol.75)

「活炭素で生み出される残コン由来の各種CCUは資源循環の生態系・ホワイトカーボンを循環する」(月刊残コン Vol.75)

生コンキャンプ定期演創会で話題となった「活炭素」で生まれる残コン由来の各種CCU(Carbon Capture and Utilization)はやがて野口貴文らが提唱する「ホワイトカーボン」(インフラ生態系)の中を循環するだろう兆しが読める1ヶ月(月刊残コン Vol.75)。



活炭素・ホワイトカーボン・残コン

 残コン女の子

本日は、「月刊残コン Vol.75」といたしまして、生コンキャンプ定期演創会のご報告を始め、この1ヶ月残コンに関わるさまざまな出来事をご紹介しまっす。

「脱炭素」は「活炭素」へ(生コンキャンプ)

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「脱炭素」を目的化するのではなく、資源循環など新たな時代に求められるコンクリート分野をきちんと拓く鍵として有効に活用していこう(「活炭素」は鹿島・坂田昇らが提唱している言葉)という議論がなされた。

関連記事:「騙されたふりして強かな脱炭素の利用」(細田暁) 「コンクリートに垣根はいらない」(船尾孝好)「トレンド脱炭素で強かに新たな産業分野を開く」(取違剛)

 

西沢立衛に提言「ホワイトカーボン」

なお、号外でもお伝えした宮本さんがセッティングしたRRCS動画対談「巨匠・西沢立衛に対して提言された野口貴文のホワイトカーボン」はなんとこのところの対談動画を視聴回数で群を抜く注目を集めている。以前、宮本さんがセッティングした「坂田昇 × 野口貴文」に迫る伸びだ。セッティングする人の器というべきか。門外漢が上から目線でアサインする金融やらITやら有名人とやらがいかに誰からも求められていないかがわかる。くだらん動画を量産たり、くだらん戦略会議で人様の貴重な時間を奪ってる暇があったら謙虚に仕事しろ、事務員が前々でるな、自分で読んでるくせして他人のせいにしてんじゃねえ、などというRRCS内部の声も大きいようだ。知らんけど。

セルドロンと違って「液体」だから飛散しない造粒剤

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セルドロンと違って飛散を全くしない、ドラムの中を全く汚さない、激安、扱いやすい。re-con zero l/a がMAPEIから発表された。誰の許可を取って勝手に収録したのか分かりかねる動画が本日公開されているようだが、出演しているジョルジオさんはRRCSの事務総長の「違法薬物」発言(メールに明文化されている)に相当ご立腹です。なお、こちらの液体タイプre-con zero l/aはRRCS会員の大阪兵庫からあらゆる造粒材・剤を霞ませるほどの低価格・高品質でリリースを予定しています。そんでもって、セルドロンの株はややこしい方面に二束三文で売却して黒字対策したいです、誰か買ってください。1円でいいです。なるべく、ややこしい方。そうすれば、他の株主の方にも喜んでもらえるはず。

残コンから各種CCU製造

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なお、そんな造粒材を使ったり、使わなかったりして製造される残コンを粒状化させた原石からは各種CCU(骨材、微粉末)が得られる。骨材はもちろんのこと、その微粉末は造粒材として、あるいはアルカリ刺激材として、はたまたイワモル(流動化処理土)や高流動コンクリートの粘性付与材として出口が見出されている。

関連記事:「生コン工場で発生する残コンや残渣を原石として地元砕石工場で各種CCUを生み出す残コンstと言う業態(フロー)」

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そんなCCUの有力な出口として注目されているプロダクト・流動化処理土「イワモル」の製造がいよいよICC(生コンポータル出資)にて本格的に始まっている。このほか「水の次に流通する材料」とされる膨大な生コンという分野は残コンから生まれたCCUの出口として、つまり資源循環の生態系(「ホワイトカーボン」は敬愛する野口貴文先生が提唱しているコンセプト)として期待が高まっている。

関連記事:「いよいよICCで本格始動したイワモル(まさ固)は生コンビニから全国にてお買い求めいただけます」

なるほどな、脱炭素ってCO2を悪者にするんじゃなく、活炭素としてCCU製造やら資源循環やらを目指した方が人様の共感が得られやすいぜっ。

 残コン姐さん

「残コン」が環境問題を担当します

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なお、生コンポータルでは「残コン」をテーマとして位置付けて既に20余年の歳月が経過している。「水の次に流通する」と言われるほど地球規模でインパクトをもたらす「コンクリート」というインフラ生態系において適切な循環を拓く鍵となるのは「残コン」だ。

残コンさん、残コン姐さん。いやはや、この度「地球環境担当は残コンです」宣言ありがとうございます。
「コンクリートをもっと身近に」
そんなわけで、日々地道ながらも共感を大切に本気のみんなと楽しくコンクリートを極めようっ。
オワッコーン‼︎

 宮本

 残コン女の子

ぉ、おわ??
活炭素、ホワイトカーボンなどなど、コンクリートを生態系として捉えたとてもナラティブで美しいコンセプトがどしどし登場していますー。。
残コン‼︎ オワッコーン‼︎

 残コン姐さん



作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:採石業務管理者/2級FP技能士