2024/05/08
【提案】静岡県東部地域を訪ねれば【ゼロセメント】【CCU】【DAC】脱炭素コンクリート全部載せが見学できる【CNCツーリズム】
CNCツーリズムとは、造語「Carbon Negative and/or Neutral Conncreteツーリズム」の略語。5月22日に先立ち本日(2024/05/08)は記念すべき脱炭素コンクリートの公道(三島市)への適用。ここ伊豆半島から脱炭素コンクリートの奇跡が始まる。
CNCツーリズムの提案
5月22日にお披露目される脱炭素コンクリート打設から地域が一丸となった資源循環/脱炭素コンクリートエリアが始まります。
CCU/DACコンクリート Before
舞台は三島市が管理する公道
世界的にも珍しいDAC/CCUの実装される部位はなんと三島市が管理する公道。この模様は5月22日に見学会として開放される予定。
【加和太建設プレスリリース】公道で全国初施工!戻りコン由来リサイクル材へCO2を固定したコンクリートによる三島市道施工.pdf
やっぱり白い脱炭素コンクリート
こちらが西沢立衛建築設計事務所が手がけたことで話題となった加和太建設新社屋外構駐車場に適用されたCCU/DACコンクリートは明らかに見た目が白い。
こちらはファイバーコンでありながらも普通のコンクリートはやっぱり灰色。どちらも見比べることができるのも加和太建設新社屋。
CCU/DACコンクリート公道に初打設
記念すべき公道へのCCU/DACコンクリートの初適用。筒先から飛び出てきた時には歓声が上がったような気がする。施工はなんてことはない普通の生コン。
そんなわけで玄関口三島駅を出たらすぐに始まる「CNCツーリズム」先進地域としての伊豆半島をよろしくなっ。
5月22日から始まる資源循環/脱炭素地域
こちらは国土交通省沼津河川国道事務所長岡出張所が管轄する河川敷に実装されたゼロセメント勝残コン粒状化再生骨材で製造された脱炭素コンクリート。静岡県東部地域では脱炭素全部のせ(ゼロセメント/DAC/CCU)を楽しんでいただけるようこれから誘導を整備する予定だ。
「コンクリートをもっと身近に」
#世界一有名な半島 故郷伊豆半島がこうして脱炭素や資源循環を通して注目を集めるのはたまらなく幸福だねっ。埋もれず伝えることでコンクリート産業自らが自分たちの価値を発信していかなくちゃねっ。
オワッコーン‼︎
(※注釈:一連の表現は現場で元請けから得た情報をもとにした宮本さん自身の見解でありGI基金関係者らから得た情報などでは断じてありません)
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。