2024/02/05
「CLSM 【イワモル】 の普及が始まったことでわかる 【残コン】 の貢献」(週刊生コン 2024/02/05)
いよいよ始まったCLSM「イワモル」の普及を振り返りやっぱり残コンは救世主たりうることを実感した1週間の総括「週刊生コン」は月曜日3本目定例のブログ。
やっぱり残コンは救世主だ!
豊富に水酸化カルシウムを含む「残コン」がCO2を固定・貯蔵して循環していく救世主とすることができますー。。
CLSM「イワモル」の出荷好調
こちら、関東生コンの雄、渋谷建材でも本格的に「イワモル」(CLSM)の出荷が始まっている。なお、「オコシコン」「オワコン」と同じくCLSM「イワモル」も非JISコンクリートという意味ではCO2を吸収固定可能な残コンなど副産物・未利用資源の実装が比較的容易。
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「イワモル」残コンとCO2の貯蔵庫
水の次に流通する材料と言われる生コンの副産物「残コン」はCLSM「イワモル」の原材料として地下空洞の埋め戻しなどへの適用・貢献が始まっている。 なお、「残コン」をCCUとして捉えれば埋め戻し分野は膨大なCO2貯蔵庫とも定義できる。
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土留め・隔壁・重石・基礎も!
こちら、クラシカルな残コン活用術「残コンブロック」も新しい時代には新しいCO2貯蔵庫と定義することができる。
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コンクリート舗装もCO2貯蔵庫
こちら、バズプロダクト「オワコン」にも残コン由来のCCUをふんだんに実装が可能。その意味では往時アスファルト舗装が石油精製の過程で発生した残渣の貯蔵庫(受け入れ先)だったように、これからはコンクリート舗装がCO2貯蔵庫とすることができる。
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スポーツで「コンクリートをもっと身近に」
パデルコートやエロイカジャパンの公式ルートなどスポーツにも残コン由来の原材料を用いたコンクリートが採用されるなど、一般に馴染み深いスポーツを通して「コンクリートをもっと身近に」することで、資源循環や脱炭素など時代が求めるあり方が具現化されやすくなる。
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広がる「生コンキャンプ」の輪
「コンクリートをもっと身近に」
はて、宮本さん、本日からいよいよピアノレッスンが始まりました。 今日はバーナムピアノテクニック(指の体操)から始めてます。 まずは、大久先生のお言い付けを半年きっちり守って、それからショパンやドビュッシーに挑戦していきたいと思いますっ。音楽を通してコンクリートを身近にすることもワンチャンあるかもだしねっ。
オワッコーン‼︎
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。