2025/01/19
真夜中だって規格外コンクリートCLSMは道路下の空洞を充填し道路陥没など地盤沈下を防止してます
草木も眠る深夜帯でも必要とされるコンクリート。規格外コンクリートCLSM(Controlled Low-Strength Material)は道路下の空洞を充填して硬化することで道路陥没など地盤沈下を防止しています。
人知れず深夜帯にも活躍するCLSM
本日はなんと草木もねむる深夜帯にも人知れずお役に立つCLSMのご紹介ですぞっ。
深夜に出動! CLSM
「水の次に流通する材料」と言われるコンクリートはもちろん深夜にも必要とされるマテリアル。今回は供用を終えて不要となった地中配管の充填にお伺いいたしました。
ポンプ屋さんとコラボです
生コン屋さんだけじゃなく、ポンプ屋さん(コンクリート圧送業)も深夜に活躍しています。
水のようなコンクリート
CLSMは水のような流動性を帯びた生コンです。
だから細い配管の中もしっかり充填
だから、径の小さな配管だって無理なく充填されそのまま所定の強度まで硬化します。だから、上載荷重による沈下を防ぎます。CLSMはこうして人知れず人々の安心な暮らしをお守りしています。
CLSMはJOISで交流のある生コン工場から製造・出荷されています。
規格外コンクリート CLSM
イワモル配合 | BFS | W | RG S | AD | air | 合計 | |
容量 | ℓ | 17 | 250 | 733 | - | - | 1000 |
質量 | kg | 50 | 250 | 1488 | - | - | 1788 |
JOIS(Japan Out-Industrial Standard)
「コンクリートをもっと身近に」
CLSMこそ伝えないと伝わらないし知られないから役に立つ領域も限定されちゃうよねっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。