2025/02/18
#cnツーリズム #ナマコンバレー 最後のピース【木村土木】の残コンst視察
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いよいよ生コン組合・建設業協会・地元行政らを公式に巻き込んだ生コンサーキュラーエコノミー/カーボンニュートラルの本格的な実装を拡大するために必要な最後のピースである木村土木が残コンstを視察いたしました。
伊豆半島の生コンサーキュラーエコノミー/カーボンニュートラルに木村土木は必須
本日はなんと地元リサイクルの雄・木村土木さんが残コンstを視察されましたのでそちらのご紹介ですー。。
木村土木と行く! 残コンst視察
昨日(2025/02/17)前段のCN骨材(CCU)プレゼンテーションを踏まえた現地残コンst視察が木村社長、足立専務向けに開催されました。#世界一有名な半島 #CNツーリズム #ナマコンバレー いよいよ具体的に始まるカーボンニュートラルでサーキュラーエコノミーなコンクリートの社会実装
特徴は破砕しないフィルタープレス使わない
「目から鱗」と足立専務のコメントをいただけた脱水フローの特徴は「破砕しない」「フィルタープレスを使わない」となっている。だから、動力が不要で重力のみで水分は濾され残渣と残コンに含まれているセメント粒子の作用を活用して粒状化が起きる。
ブレンドピット
こちらに濾過された残渣や残コンが集約され必要に応じて粒状化再生骨材(s)が投入されさらに脱水されて粒状化処理が行われる。
破砕じゃなくて粒状化
こちらが処理された粒状化残コンはパラパラに粒同士の縁が切れているため破砕する必要のない状態となっている。
粒状化翌日の様子。足で踏めばパラパラと。「拍子抜けするほどシンプル」と足立専務からのコメントゲットしました。RC40とは全く異なる製造フローとなっているが出来上がるものはおよそ似たようなもん。だから、木村土木さんがこの役割を担うべきと生意気にもお願いしました。
分級ヤードで細骨材と粗骨材、さらに微粉末(集塵機)に
人海戦術でせいぜい1日ダンプ二杯分という製造能力に限界を感じている生コンポータル(株式会社 長岡生コンクリート)としてはやはり地元のパートナー企業・木村土木さんに一肌脱いでもらうしかない、という陳情を社長と専務にお伝えすることができました。
おかげでネットニュースや新聞紙面を賑わしているコンクリートのカーボンニュートラルだのサーキュラーエコノミーだのが実現するのは #世界一有名な半島 伊豆半島になりそうだなっ。
木村バンドがJOIS4.12懇親会に登場するよ!
なお、4月12日に開催を予定しているJOIS技術交流会の懇親会には木村土木の木村社長が率いる木村バンドの出演も決まっています。
「消滅する地方経済とコンクリート産業」プログラム案
2025/04/11
前夜祭)
1610 日経ホールから会場までバスのご利用がいただけます(定員54名)
1800 前夜祭 Lumber #ナマコンバレー (静岡県伊豆の国市長岡925)
※地域の飲食業態が多数出店を予定しています
2025/04/12
1100 伊豆中央コンクリート集合 (静岡県伊豆の国市長岡1407-34)
視察)
・残コンステーション
・CN骨材製造設備
・生コンプラント
・ドットコン/オワコン/オコシコン/CLSM 見学
ランチ)
・Lumber #ナマコンバレー
・crochet/school
セミナー)
「消滅する地方経済とコンクリート産業」
1330 私立JIC森女子高等学校「バカ女」決定戦 (JIC・森先生)
1350 基調講演(香川高専・林和彦先生)
1420 コンクリートディレクター協会
・設立主旨説明(大阪兵庫生コン工組・船尾サンコン)
・ナレッジシェア(加和太建設近藤剛)
・ゲストスピーチ「建設ディレクター」(よこぴ)
・JOISが提案するふるさと納税の返礼品「規格外コンクリート」
・リスキリングセミナー説明
-休憩 10分-
※1530からセミナー会場と屋外広場並行してセミナーと実演が始まります
セミナー)
1530 各種規格外コンクリート事例紹介
・ドットコン/オワコン/オコシコン
・カーボンニュートラル/サーキュラーエコノミー
・CLSM
・その他
実演)
1530 リモート生コン工場オペレーション実演(セイア/日工/JOIS)
1600 エコスルプラス(小澤辰矢)
1620 スケートランプ施工
懇親会)
・Lumber #ナマコンバレー
・「残コンさんいらっしゃい」(大阪兵庫・船尾サンコン/白石建設・オカモン/ゲスト)
・他、ラジオ生放送、バンド出演、余興、ハプニング大歓迎
2025/04/13
1100 Lumber周年祭「桜フェス」
・ピアノ連弾コンサート
・各種飲食店出店
・その他
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
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未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。