2025/04/12
生コン工場では地域で発生した副産物を高度利用してCO2を固定しつつインフラに還元しています

就職前の学生さんがコンクリート工場の視察を希望され受け入れました。生コンポータルでは生コンの地産地消と脱炭素のあり方を #cnツーリズム として皆さんに開放しています。
学生さんも歓迎してます! #CNツーリズム
本日は学生さんを受け入れての #cnツーリズム をご紹介します!
目で見てわかる脱炭素
テッパンのデモンストレーション。 生コン工場の上澄水をコップに満たしてぶくぶくすると白くなるは残コンに含まれている成分が二酸化炭素を吸収固定した証で化学式で示すとこんな感じ Ca(OH)2 + CO2 → CaCO3
残コン粒状化骨材でその反応が起きている
残コンを粒状化させて粗骨材、細骨材、微粉末(写真)それぞれで同様の反応が生じている。つまり、これら材料はCCU(Carbon Capture Utilization)材とすることができる
生コンの原材料として用いられてます
今朝はあれこれあって手抜きのブログですまねえなっ。
WELCOME! ナマコンバレー
ナマコンバレーでは副産物 残コン が全て資源循環されています。
「コンクリートをもっと身近に」
そんなわけで、波乱の幕開けとなったJOIS技術交流会ではみなさんよろしくねっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。