長岡生コンクリート
創発により紡ぎ出される
コンクリートソリューション

2024/03/26

【オーストラリア】生まれの残コンソリューション【CRISPY CRETE】のご紹介

【オーストラリア】生まれの残コンソリューション【CRISPY CRETE】のご紹介

国際的残コンソリューション市場を牽引するのはMAPEIと生コンポータルの連合軍。次々と生み出される残コン周辺のプロダクト。プレイヤーが増えなければマーケットは育たない。生コンキャンプでは様々な人や法人の参入を大歓迎しています!



豪州生まれの残コンソリューション

 残コン女の子

本日はなんと豪州で開発された残コンソリューションCryspy Creteのご紹介でっす。透水性コンクリートでもそうですが、いわば「競合」とされるプレイヤーに対しては常に当社は寛容な姿勢で臨みます。なぜなら、多くのプレイヤーが参入することがすなわち市場の拡充を意味するからですー。。

オーストラリア生まれの残コンソリューション

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生コンポータルやパートナーMAPEIが牽引する国際的な残コンソリューション市場には続々とニューフェイスが登場しいよいよ活況を呈している。https://www.crispycrete.com/

Cryspy Creteとは?

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詳しくはHPの動画でわかるが、特殊な薬剤を水の代わりに使用することで翌日の残コンがクリスピーのようにサクサクになるという優れもの。そのことで、通常生コン工場で使用される水のなんと90%がカットされる。

工場が綺麗になります

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水を使わないからこうなる。(引用:https://www.crispycrete.com/

その他クリスピークリートのメリット

収益性の向上:

CrispyCrete の特許技術はすぐにインストールされ、操作も簡単です。当社のプロセスにより、返されたコンクリートの処理にかかる既存のコストが削減されます。ボーナスとして、ベースおよびフィル用途にリサイクルされた材料を簡単に販売できます。

水の削減:

CrispyCrete の特許技術では、返されたコンクリートの処理に最小限の水の使用を使用します。洗浄ピットと比較すると、当社の技術では水の使用量が 90% 削減されます。

実装と使用:

当社の技術は簡単に導入でき、現在の戻りコンクリート処理方法と比較して貴重な時間を節約できます。コンクリート工場は数日以内に当社の技術を完全に導入し、返送されたコンクリートからコスト以上の回収を開始できます。

持続可能性の向上:

当社の特許技術は、埋め立てが必要な材料を生成せず、水の使用量を大幅に削減し、使用する未使用骨材の量を削減するため、未硬化コンクリートの処理に関連する大幅な環境改善を実現します。

プラント効率:

当社の特許取得済みの技術により、コンクリート製造業者は大量の廃棄物を削減/排除することで庭を掃除しながら効率を向上させることができます。CrispyCrete を使用する前と使用した後の違いを確認してください

(Google翻訳を利用しました)

なかなかふてぶてしい面構えの残コンソリューションが参入してきやがったな。今のうちから締めておかねえと後が厄介だぜっ。(※キャラクター演出上の表現です)。

 残コン姐さん

 

日本生まれ残コンstのご案内

こちらは、日本生まれの残コンソリューション「残コンステーション」なる施設では薬剤などを一切用いずに全て残コン由来の原料のみで残コンを粒状化させ構内を綺麗に保つことができる。

残コンさん、残コン姐さん。 今日は豪州生まれの残コンソリューションCrispy Creteのご紹介ご苦労様っ。つくづく思うけど、従来のトロンメルで骨材回収してフィルタープレスで減容させてからの廃棄一択なんてオワコンだよねっ。世界ではいろんな技術革新が生まれています。
「コンクリートをもっと身近に」
引き続きアンテナを高くして、それでいて会議室ではなく現場を主戦場と心得て、「伝える」情報発信を繰り返すことでお役に立っていきたいですっ。
オワッコーン‼︎

 宮本

 残コン女の子

ぉ、おわ??。。 日本だけの視座にとらわれず地球上の広く様々な土地で生まれるイノベーションと共鳴しあって生まれる価値創造はまさに創発型イノベーションといえますー。。
残コン‼︎ オワッコーン‼︎

 残コン姐さん



作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:採石業務管理者/2級FP技能士