2024/11/04
多様性とコンクリートとJIS A 5308と(週刊生コン 2024/11/04)
インフラ基礎資材「水の次に流通する材料」とも言われるコンクリートの安心・安全を担保してきた JIS A 5308の重要性は低下したわけでもその貢献が揺らいだわけでもなく、むしろその役割はさらに高まっていくだろう。 一方で、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー、アップサイクル...etc新しい時代の新しい要請に応えることは JIS A 5308の役割なのだろうか。 先週1週間も「みんなで作るみんなのラボ&オフィス」JOISの活動は活発に行われた。
多様性とコンクリートとJIS A 5308と
コンクリートがプランターに
もはや、強度だの耐久性だのが問題にならない分野。 そもそもの話コンクリートの強度はプランターにする上でなんらの問題がない。
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続いて排水ドレーン?!
言わずもがな。むしろ要求されるのは見た目のオシャレさとなる。
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新しい時代の新しい要請
強度や耐久性とは異なる、全く新しい時代の全く新しい要請。 それに応えていくために生コンポータルではコンクリート実務家らとの積極的な交流(JOIS)に参画しています。
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JOIS 次回は2025年1月24日(金)
お次のJOIS対面ミーティングは混合セメント製造設備の建設中大成生コンを舞台に行われる。 そもそも、混合セメントは多様性を語る上ではマストなあり方となっている。
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始まる! 出張JOIS
全く新しい化学混和剤mapecubeを引っ提げて宮本さんが出張JOISを始めます。その内容についてはまた別のブログで今週UP予定しています。
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みんなで作るみんなのラボ&オフィス
JOISでは各地のコンクリート実務家らが自己組織化されて響き合い様々なアウトプットが生み出されています。 これまでの JIS A 5308 で求められてきたものとは幾分異なる全く新しいコンクリートが続々と生まれています。
「コンクリートをもっと身近に」
伝えてきたからこそわかることがあります。簡単には伝わらない、知ってもらえない、ということです。だからこそ「伝える」情報発信はコンクリート産業にとって非常に重要な活動となりますっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。