2024/04/12
【JOIS】コンクリート実務・経営者必携の 【アプリ】 は現場の 【困った】 に即応する
コンクリート分野では国際的にも一流を誇る有名人やパイオニアらが自己組織化に向かうプラットフォーム(オンラインサロン)JOISは利用者にとってはさながらコンクリートの現場の「困った」に回答してくれる便利なオープンAIのようなスマホアプリ構想が始まっている。
月額1,980円の携帯アプリJOIS構想
コンクリート実務、または経営において一流の頭脳に気軽に相談し情報やソリューションを得ることのできるオンラインサロンとしてのアプリをイメージしていますー。。
業界の有名人がオンラインで答えるサロン
きわきわのユニフォーム案。生コンポータルでも時折紹介されるコンクリート業界では知らぬ人なしというほどの有名人の何人か(現在人選中)がオンラインする仮想空間(サロン≒アプリ)では、コンクリート実務に携わっている現場で困った瞬間に生成型オープンAIに尋ねるかのように気軽に質問を放り込むことができるようになっている。https://twitter.com/Kikakugaijois
資機材の共同購入など経営の合理化も
JOISが提供する国内外のネットワークを通じて資機材の共同購入を行うことで実務化のみならず経営の合理化にも貢献しうる。写真は、閉鎖した生コン工場の設備を丸ごと購入して希望者らで配分するもの。
JOISとは
JOIS(Japan Out-Industrial Standard)は、CLSM(Controlled Low-Strength Material)やポーラスコンクリートなどJIS規格外の生コンをまとめる共同体(アプリ)です。
建設現場で余った資材「残コン」を再利用することで、環境への影響を減らす新しい技術を取り入れています。この技術は、使用済みのコンクリートを特殊な処理で再活用し、同時に大量の二酸化炭素(CO2)を固定化することを可能にします。この方法により、CO2を有効に活用しながら新たな建材として生まれ変わらせ、建設廃材を削減するという二重の利益をもたらします。
こうした取り組みは、CO2排出権取引の市場においてもポジティブな影響を与える可能性があります。固定化されたCO2は、排出権として認定されることで、環境への貢献を経済的なインセンティブと結びつけることが可能です。これにより、建設業界の企業は環境保護を経済的利益に直結させることができるようになります。
各種非JISコンクリート実装サポート
全国的にコンクリート需要が低迷を続ける中JIS A 5308従来のコンクリートを製造しているだけでは満足な操業度にいたらないこの時代に各種非JISコンクリートの製造・出荷を円滑に導入するまでの各種サポートもJOISの自慢。
残コン由来のCCU
こちらは、「残コナ」と名付けられた生コンスラッジ由来の微粉末はたっぷりとCO2を吸収固定したCCU材料として砂置換で生コンに配合が可能。アプリJOISではこうしたCCU材料の入手・製造方法サポートが受けられる。CCUとはCarbon Capture Utilizationの略。
非JISコンクリート(ヌテコン、2×3コン)
JOISでブランディングされている非JISコンクリートは高炉スラグを高度利用し(セメント低減)、骨材や混和材には残コン由来の粒状化骨材や回収骨材(CCU)をふんだんに配合可能。
CLSM(イワモル)
「イワモル」と名付けられたCLSMは我が国で流通する流動化処理土と同様の用途で流通している。
ポーラスコンクリート(オコシコン)
我が国では40年以上の歴史を数えるポーラスコンクリートもJIS A 5308 に規定されていない非JISコンクリートの1つ。JOISではこうした特殊コンクリートの製造・出荷についても相談が可能。なお、JOISには大手道路会社も参画を予定している。
造粒ポーラスコンクリート(オワコン)
こちらはいよいよ公共事業でも残地や里道の防草や排水といった問題解決策として実装が始まっている造粒ポーラスコンクリート(オワコン)も円滑に導入可能。
リアルの定期交流会も年2回
これまで生コンキャンプ定期演創会として行われていたオフラインミーティングは今後JOISのOFF会として年2回定期開催を予定している。「騙されたふりして強かな脱炭素の利用」(細田暁) 「コンクリートに垣根はいらない」(船尾孝好)「トレンド脱炭素で強かに新たな産業分野を開く」(取違剛)
JOIS生コンキャンプも参画します
生コンキャンプで交流する多くの方々も参画を予定しているJOISに聞いてわからないことはおそらく誰も答えられないというくらいに高度な情報やソリューションが得られる日本、いや、世界一のコンクリートアプリになるはずだ。
「コンクリートをもっと身近に」
これまで各社各人各地それぞれで行われてきたことを現代のテクノロジーを通じて統合しアプリケーションとして更なる発展を期待するJOISのご紹介でしたが、みんな、どうだろ??月額 1,980円なら法人からしたらそんな負担にもならないだろうし、結構便利だと思うんだよねっ。 僕がGNNやRRCSなどなどでお付き合いをしてきたガチで本物のコンクリート関連の方々に導入をお勧めしようと思います。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。