2024/12/27
「ぱっと見NASA」兵庫県明石市の会議室で伊豆の国市の生コンプラントを操作できました【日工】
各地の生コン工場は無人になりNASAみたいな会議室で運営ユニット「ミツア」のメンバーによって製造・出荷が行われる未来への一歩を踏み出しました。写真は組事務所ではなく日工本社の会議室の模様。
「ぱっと見NASA」生コン工場のリモートオペレーション
本日は理屈ではできることがわかっていた生コン工場のリモートオペレーションの様子をご紹介しまっす。
JOIS 日工本社(兵庫県明石市)訪問
辻社長の後ろには時期社長を虎視眈々と狙う岡本職員の不敵な笑みが浮かんでいる。
誰よりも喋る辻社長によれば、生コンプラントの無人化は至高の安全管理(人がいなけりゃ事故もない)ということでJOIS同様に志向しているということでした。
日工のカスタマーサービス
納品したプラント設備は全てオンラインで監視されリモートでメンテナンスを提供している、という説明。
リモートオペレーションのデモ
日工本社の会議室にて持参したノートPCを使ったデモンストレーション。
なお、スマホは無線も兼ねている。ぱっと見生コン工場を動かすって感じがまるでしない。けど、当人たちはさながら生コン工場の操作盤の前にいるような感じで準備をしています。
予定表からの出荷指示
紙媒体を廃止し現在はクラウド共有に移行しているが、出荷指示などについても明石市から伊豆の国市にリモートで。
つまり、理屈上は新幹線の中から出荷指示や製造、書類作成までが可能ということになる。それでは、実際に製造してみる。
人類が月に着陸した級の感動
見事成功ということで拍手喝采。ぱっと見NASAである。月に人類が着陸した時の感動はさもありなん。理屈上できることはわかっているものの、実際にできた場所にいる感動は凄まじい。やっぱ、現場だよね。
コンクリート産業は偉大なる一歩を踏み出したようです。 詳しくは来年1月31日JOIS技術交流会で日工さんから発表があります。
詳細はJOIS(R7.1.31)で日工からレポート
巷では時期社長と目されている岡本職員は「小室哲哉みたいに操作できるってことですよ!」と鼻息荒く語ってくださった。そんな詳細は岡本さんから来年のJOIS1月31日(金)に報告があります。【JOIS技術交流会】なんとランチにはジビエが振る舞われるんだって!「多様性とコンクリート産業」
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。