長岡生コンクリート
創発により紡ぎ出される
コンクリートソリューション

2024/06/13

資源循環・脱炭素インフラは【ON SITE X】(建設)【JOIS】(コンクリート)の連携で広がる

資源循環・脱炭素インフラは【ON SITE X】(建設)【JOIS】(コンクリート)の連携で広がる

資源循環や脱炭素技術を体験できる「CNツーリズム」は三島駅新幹線口目の前に登場した加和太建設新社屋を起点に始まっている。目で見て触って体験できるこの価値は特定の誰かだけが囲い込むものではなくその気さえあれば誰だって生み出すことのできるもの。



夏にも冷たいCNコンクリート

 残コン女の子

本日は、いよいよ本格的に中身が吟味され見学者の受付も始まったCNツーリズム(資源循環・脱炭素技術を体験できるツアー)のご紹介でっす。

CNツーリズムの起点 加和太建設

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CNツーリズムの起点、加和太新社屋のエントランス。昨日静岡県東部地区の最高気温は30度。いよいよ本格的に始まっているCNツーリズムは一般には理解しにくい資源循環や脱炭素といった技術を「体験」することができるプログラム。

一目瞭然!CNコンクリートは「白い」

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写真からも明らかな違いがご覧いただける。左手は三島市役所が管理する公道に実装されたCNコンクリート、右手は普通コンクリートの色がまるで違う。「温度が明らかに違う!」と手で触ることで体験できる。

アスファルト触った後は「冷たく感じる」

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クリンカーレス・CCU100kg/m3配合・残コン粒状化再生骨材100%で製造したコンクリートは格別に白くて冷たい。周辺環境の大半がアスファルトなど高温になる舗装で覆われている場合には温度差による気流が発生し微風が吹くこともある。「ペットのホテルの駐車場とかCNコンクリートを利用するべきですね!」などの意見も飛び交う。

QRコードパネル設置予定

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なお、CNツーリズムの起点、加和太建設新社屋で体験できるコンクリートは、CO2削減率99%と、25%の2種類。そのような体験だけでは知ることのできない周辺情報はQRコードにスマホをかざすことでアクセスできるように整備予定。

製造設備見学も

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CO2固定媒体である生コン産業の副産物「残コン」の加工・分級設備(写真)などもCNツーリズムでは紹介され一般の方でも随時見学ができるようにWEBを整備する予定だ。

普段立ち寄ることのない生コン工場や残コンstなど特殊設備もCNツーリズムでは訪問することができます。また、こうしたあり方は特定の地域だけのものではなく、ON SITE X(建設)やJOIS(コンクリート)といったプラットフォームに共有されることでどこでも再現可能な体験となっていきます。

まさ固さん

ON-SITE X(建設)JOIS(コンクリート)

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47都道府県の「地場ゼネコン」が連携するON SITE Xでは各地で生まれたイノベーションが広くオープンに共有されるプラットフォーム。https://on-sitex.com/

でできること

設備見学、工場見学は
随時受け付けております。

下記申込みボタンから
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技術開発プロジェクトへの
参加申し込みは

下記よりお申込みください。

nagaoka-rmc@yr.tnc.me.jp

静岡県東部地区で生まれた、建設(加和太建設)とCNコンクリート(静岡県東部生コンクリート販売協同組合)が生み出した経験ははそれぞれが繋がっているON SITE X(建設業のプラットフォーム)とJOIS(コンクリート実務家らのオンラインサロン)に共有され、全国各地で実装可能なインフラを生み出す。

残コンさん、まさ固さん。オワコンの宮本さんですっ。縦割り・階層で規定されてきた昔の建設業界ではとても考えられなかったような出来事が今生まれようとしています。
「コンクリートをもっと身近に」
ON SITE X(建設) と JOIS(コンクリート)それぞれの「経験共有プラットフォーム」が重なり合うことで特定の地域で生まれたイノベーションは今やその地域だけのものではありません。社会課題やニーズに応える出来事は瞬時に世界中に伝播してしまう時代に生きているということですねっ。
オワッコーン‼︎

 宮本

 残コン女の子

ぉ、おわ??。。 CNコンクリートの実装は地域の建設会社と生コン工場(組合)がきちんと連携することで実装可能でっす。
ぉわっこーン!

まさ固さん



作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:採石業務管理者/2級FP技能士