2023/04/09
「生コン工場と砕石工場の厄介者スラッジとジオポリマーの技術をかけ合わせて細骨材を製造」
「生コン工場と砕石工場の厄介者スラッジとジオポリマーの技術をかけ合わせて細骨材を製造」。猛烈な二日酔いの中なんとか2本目のblgを書き上げました。お読みください。
砕石スラッジ由来の砂
砕石スラッジ・生石灰・高炉スラグ微粉末をブレンドして生成された砂。
砕石スラッジとは?
砕石場プロセスのアウトプット細骨材。
製造する過程で発生する汚水(洗浄水)を濾過するフィルタープレス。
製造工程
とにかく、砕石スラッジと生石灰、高炉スラグ微粉末をブレンドして製品を作るプロセスなんです。
生石灰の代わりに生コンスラッジ
生コン工場でよく見られる生コンスラッジ。
詳しい説明は絶賛二日酔い中の宮本、頼んだぞっ。
生コンスラッジをアルカリ刺激に
高炉スラグ微粉末はSCMs(Supplimentary Cementious Materials)としてジオポリマーの結合材に用いられている。https://images.app.goo.gl/MwPp5i8gHrzdV8Sm8
そんな状況から昨日を振り返っているわけだけれども、要はこの技術は生コン工場にとっても砕石工場にとっても同様に「厄介者」のスラッジを掛け合わせて、ジオポリマー(セメントを使わず、SCMsを結合材として用いるコンクリート)の技術を応用して製造する砂についてなんだ。
生コンスラッジはアルカリ刺激の宝庫だからね。さっすが武南さん、鋭い洞察が毎度光るね。眩しいよ。そして、今、猛烈に眠い。でも、寝れないんだ。三島に帰らなくてはなりませんので。
そして、先だって紹介したMapecube GEOと掛け合わせればこれまで以上の性能だって期待できるんじゃねえかってとっても楽しみです。
オワッコーン‼︎
ジオポリマー専用化学混和剤
https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/_aams_mapei.html
宮本さんの二日酔い、早く治るといいですね。。
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。