2023/05/16
「生コンカレーで伝えたいこと」
昨日(2023/05/15) #世界一有名な半島 関係者らで生コンカレーの試食会がkr Quarryで開催された。「めっちゃうまい」「無駄にうまい」。シャレで配られるノベルティとは違って、中身も本物、ガチでうまい生コンカレーで伝えたいこと。
生コンカレー試食会
ルーには灰色の調味料が採用されモルタルペースト(コンクリート色)に寄せている。
たけのこには地元放置竹林対策
参考記事:放置竹林解消と特産づくり メンマ商品化へ試食会 函南の丹那資源活用協 JA、企業と連携(あなたの静岡新聞)
函南町の丹那地区竹林資源活用協議会は15日、全国的に増加する放置竹林の解消と新たな特産品づくりに向け、昨年から商品化を進めているメンマの試食会を同町のJA函南東部で開いた。来春の販売を目指して改良に取り組むほか、いずれは竹を活用してメンマ以外の商品も開発する方針。
そもそもコンクリートは産業の副産物(残コン、または高炉スラグやフライアッシュなど)をふんだんに再利用する機能がある。資源循環や地産地消にコンクリートが貢献していることを強くPRするきっかけになるぜ。
生コンカレーのパッケージ案
パッケージデザインの参考。生コンカレーではミキサーの中に入っている生コンをスコップで掬っている写真を採用予定。
生コンポータルのノベルティとして、また、地域の道の駅などでの販売など、「コンクリートをもっと身近に」する生コンカレー、完成が待ち遠しいですね。
なお、パッケージデザインでは自分たち「残コンさん」「残コン姐さん」も登場を予定してますー。
生コンカレーが伝えたいこと
ご存知ですか? コンクリート(生コン)は水の次に流通する材料
「コンクリートから人へ」とかく世間の悪者にされがちなコンクリートは世界で水の次に流通すると言われています。
これまでは自然支配や環境破壊などがクローズアップされがちのコンクリート、実は「放置竹林問題解決」(メンマには地元丹那盆地の放置竹林対策から生まれたたけのこを配合)など、地産地消や資源循環に大きく貢献していることはあまり知られていません(残コン、高炉スラグ、フライアッシュなどの再利用)。
さらに、SDGsの観点からも現在コンクリートによるカーボンニュートラル社会への貢献も注目されています(「ホワイトカーボン」RRCS・野口貴文氏)。
水の次に流通する生コンクリートは人類の繁栄にとって欠かせない役割を有しています。そんなコンクリートの新たな役割をもっともっと多くの人たちに知ってもらいたい。生コンポータルが生コンカレーに寄せる想いです。
まあ、カタログや会社案内渡されるより喜ばれるし、効果的かもしれねえぜっ。
採用された方にプレゼント
透水性コンクリート「オコシコン」。
姉妹製品で透水・保水・揚水機能を特徴とする「オワコン」。生コンポータルでは取引先、または「オワコン」や「オコシコン」などを採用された傾けに生コンカレーを無料配布する。
「コンクリートをもっと身近に」
blg毎日3本8年目とかやってるとつくづく「知られていないことは存在していないのと同じこと」ってことを思い知るんだ。本人たちは立派なことをやっている、貢献している、と思っていても「伝える」情報発信をしなければそれら貢献は縮んじゃう。誰からも見向きもされない。「コンクリートから人へ」なんて揶揄されちゃったようにね。だからこれからの時代は「伝える」情報発信がとても重要なんだ。ただでさえ埋もれてしまうインターネットの現代だからこそね。
生コンカレーの完成、待ち遠しいなっ。
オワッコーン‼︎
冗談みたいなカレーでも、これ渡されたら嬉しいかもです。。楽しみですね。イメージキャラクターとしても頑張りまっす。
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。