長岡生コンクリート
創発により紡ぎ出される
コンクリートソリューション

2023/06/14

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【埼玉】「関東を席巻する鬼《渋谷建材》が今度は《イワモル》という金棒を振るう」

【埼玉】「関東を席巻する鬼《渋谷建材》が今度は《イワモル》という金棒を振るう」

関東を席巻する鬼(渋谷建材)が振るう金棒(イワモル)の本格製造・出荷の様子について。原材料は100%粒状化再生骨材です。オニタイジの復讐です。



イワモルがいよいよ本格出荷

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イワモル(粒状化再生骨材で製造された流動化処理土)フロー試験の様子。

関連記事:「イワモルは残コン(造粒細骨材)と水とセメントをバッチャープラントで混ぜた流動性埋戻し材です」

 残コン女の子

今日は埼玉県の渋谷建材さんでいよいよ本格的に製造・出荷が始まったイワモルの様子をご紹介しますー。イワモルは、横浜国立大学・細田暁研究室らとの共同の末に生まれた埋め戻し材で、原料は生コン工場で発生する残コンを100%用いたエコフレンドリーな製品ですー

粒状化再生骨材とは?

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粒状化再生骨材のストック状況。

関連記事:「上澄水も残コンも粒状化も残コンstも特定の誰かの占有物ではないからJIS化がいける?」

イワモルの主原料は現在JIS化がRRCSらで推進されている絶賛バズ中の粒状化再生骨材だぜっ。上澄水の利用も養生や練り水として出来ちまうんだから、鬼に金棒プロダクトだなっ。流動化処理土の関東の市場に文字通り金棒を持った鬼が席巻することになりそうだぜっ。

 残コン姐さん

鬼(渋谷建材)に金棒(イワモル)

 残コン女の子

「オワコン」や「オコシコン」で関東中を席巻する鬼(渋谷建材)さんが振るう金棒(イワモル)の様子をご覧くださいー。。

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イワモル、すげえよな。残コンを再利用してるから、他の出口(生コン、路盤材など)の需要と調整が図れるってのが生コン屋にとってサイコーだぜ。
それでは、鬼(渋谷建材・大曽根工場長)からレポートをいただいてるので、紹介すんぜっ。

 残コン姐さん

他社製品をめっちゃ意識してる

 残コン女の子

ギョ。。業界関係者各位におかれましてはご覧いただく前にお覚悟頂戴いたします。。「スラモル」「エアーモルタル」「流動化処理土」などめちゃくちゃ意識している大曽根工場長のレポートでっす。。

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イワモルの社会実装について.pdf

ザワザワ音聞こえねえか? 大丈夫か? みんな仲良く元気な生コンネットワークじゃねえのか??
ちなみに、これ、あくまで渋谷建材の大曽根工場長の考え方だということをここに明記しておくぜ。

 残コン姐さん

エアーモルタルとスラモルの市場へ

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廃止管の充填に採用された「イワモル」。

いやはや、参ったよ。一本取られたって感じだねっ。宮本さん、実はぱっと見のイメージタカ派ぽく思われがちなんだけど、実は全部か弱い自分を守るために威勢を張っているだけで、本当のタカ派でどSなのは渋谷建材の大曽根工場長だったんだねっ。怖いね!
廃止管等の各種空洞充填、道路拡幅等の各種盛土および各種裏込め
レポートでもこのように明記して、他社製品をがっつり論っておられるからね汗。ゴイスーだね。僕にはここまで出来ましぇん。
「コンクリートをもっと身近に」
まー、でも、何にせよ、市場が賑やかになることはいいことだよね。僕は競合製品がガンガン生まれることを「母数が増えることで分け前が増える」と大歓迎しているんだけれども、「信頼関係にもとる」と意味不明の攻撃をする方もいるから人の世は不思議だね。大曽根工場長に懲らしめてもらわなくちゃっ。
さー、いよいよ、JIS化への挑戦も始まった粒状化再生骨材をベースにした試みが本格的になってきました。庭コンや生コンビニでは「オワコン」「オコシコン」といったダイレクトに一般の方に。そして、生コンキャンプでは主にゼネコンや工務店、生コン工場などB2B専門業者向けに。様々なプロダクトやソリューションを開発して、もっともっと僕たち建設・コンクリート産業の貢献の領域を広げていこうっ。
オワッコーン‼︎

 宮本

 残コン女の子

ぉ、おわ??
それにしても、次から次へと出てきますね、生コンクリートの種類。。どれもこれも、現場をスタート地点にしていることが共通しています。これからも「0.5m3に魂を燃やせ」スピリッツを大切にしていきますー。
残コン‼︎ オワッコーン‼︎

 残コン姐さん



作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:採石業務管理者/2級FP技能士