2023/06/24
【大切なお知らせ】「透水性コンクリート《オワコン》はさらに手のつけられない競合製品となりますよ」
法改正により、Y弾(オワコンの素)に含まれている二酸化アルミニウムナトリウムの区分が「医薬用外劇物」に指定されていたことを受け、厚生労働省化学物質安全対策室の親切な指導監督の元適正な事業体制の構築を進めている。
「オワコン」事業体制の刷新へ!
Re-con ZERO EVOやY弾(オワコンの素)に含まれているB材の区分変更(医薬用劇物への変更)に伴い、本来は業者登録や表示義務などが事業者には課せられることになっていました。専門的にはCAS番号の表示の違いにより当局も当社も知らずにいたのでしたが、この度ご指導いただいた内容を踏まえてきちんと要件を整えた事業を推進することになりまっす。
昨日(2023/06/23)厚生労働省化学物質安全対策室との協議の様子。
関連記事:【大切なお知らせ】「オワコンに有害物質は入っておりません。妨害とも捉えられる本件の事実確認を行なっています」
で、具体的にはどんなふうに体制が一新されるんだ??
「オワコン」今後の体制変更について
製品等へ必要となる表示など
これまで SDSの提供はしていたものの、今後実際の製品には上図のような表示を行う(7月1日出荷分より予定)。
譲渡手続きについて
これまでになかった「譲受書」(電子取引も可能)の交付をいただくことになります。なるべくWEB上でチェックシートで簡単に記入していただけるようご準備いたしますのでご理解の程よろしくお願い申し上げます(7月1日より施行予定)。
毒劇物営業者登録について
B材の区分変更(医薬用外劇物の指定)に伴い、当社としては監督行政の指導のもと輸入業・販売業の登録を予定している(施行時期は監督行政との協議の上決定)。
毒劇物取り扱い責任者について
毒物劇物取扱責任者たる要件に、毒劇物取扱者試験の合格がある。「一般毒劇物取扱者試験」の合格率は50%程度ということなので、数ある難関資格を保有するコンクリートメンヘラおじさんこと宮本さんにとっては朝飯前だ。今回ご指摘いただいたどこかの誰かさんには資格マニアの宮本さんとしては感謝しかない。
懇切丁寧なご指導誠にありがとうございます
毒物及び劇物取締法の手続きまとめ.pptx by 厚生労働省化学物質安全対策室
当社(有限会社 長岡生コンクリート)としてはまさに青天の霹靂であり、ある意味被害者ともいうべき窮状に寄り添っていただき、懇切丁寧なるご指導をいただいております、厚生労働省化学物質安全対策室様よりご提供いただいたファイル。
異例で親切などこかの誰かさんへ
オワコン(写真)の製造に用いられるY弾のB材(二酸化アルミニウムナトリウム)は乾燥・急結補助剤ともいうべき「脇役」であるため(主役はA材)、なんなら使っても使わなくても「オワコン」はできる。つまり、ご希望の通りにB材が使えなくなったとしても、原価がおよそ半分となり、ますますどこかの誰かさんの製品にとって手のつけられない競合製品が生まれることになります(照。
はじめまして。生コンポータルの宮本と申します。平素よりお世話になっておりましてありがとうございます。
さて、「オワコンには有害物質が入っているから組合としては出荷しない」という事態につきまして当社としては異議を申し立てようと思っているのですが、当該担当者から文書で製造できない旨を頂戴することはできませんでしょうか。あるいは、なんらかの証拠となるようなものを頂戴できればありがたいのですが。。
(【大切なお知らせ】「オワコンに有害物質は入っておりません。妨害とも捉えられる本件の事実確認を行なっています」に関して、当該業者に情報提供を依頼をしたLINE)
当該エリアの生コン工場・組合も参加予定の会合(6月30日)にて当社から改めて本件「大切なお知らせ」をご説明し、関係各位の製造協力を行う予定だ。
関連記事:【福井】「今度のGNN6月30日のお題は透水性コンクリートの見学会! 宮本さんも張り切って参加します!!」
こうしてきちんと「オワコンには有害物質は含まれていない」ということが明るみになった以上、製造を拒否される、あるいは風聞を垂れ流す理由はもはやないものと存じますが、さらに妨害を行うようでしたらどのようなご事情をご連絡いただけるのか、とっても楽しみにしています。
「コンクリートをもっと身近に」
人様のことはいいから、ご自身が信じている透水性コンクリートを普及させることにもっと時間と労力を割いたほうがいいと思うのですが、そうした正論はもはや受け付けられない心理状態にいらっしゃるのかもしれませんね。最後に一言。刀で誰かを切りつけるということは、それなりのお覚悟を持ってなさっているという理解をしています。ごきげんよう。
オワッコーン‼︎
宮本さん。。最後何言ってるか分かりませんが。。でも、よかったですね!これでもっともっと気持ちよく「オワコン」が世の中に普及しそうですー。
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。