2023/06/28
「中国など海外からもゲストが訪れる生コンポータル見学では一体どんな体験ができるのか?」
滞在型ラボラトリーkrシリーズで大歓迎する生コンポータルの見学会では一体どんな体験ができるのか?「中国でどうしても残コンstやりたい」とおっしゃるコウさん往訪を紹介することで、生コンポータルの活動(生コンキャンプ)を紹介する。
中国でどうしてもやりたい「残コンst」
残コンst-yardを視察し、残コンが粒状化再生骨材になるまでを視察。
また、当社にお越しになる方がどんな体験ができるかについてもご紹介しますー。
Quarryで概要説明
中国でも「脱炭素」はもちろん国策としてさまざまな動向がある中「上澄水散水養生」(CO2を利用いた骨材の性能向上)について説明をする宮本さん。
「水の次に流通する材料」コンクリートでイノベーションが起きればその貢献は地球規模。巨大市場中国でその先鞭をつけようという議論に大いに湧く。
プロ向け見学会(残コンst)ってどんな感じ?
残コンstヤード
残コンstヤード(分級とストック)で工程のあらましを説明する右・宮本さんと、左からワンさん、コウさん。コウさんは骨材製造も行っているようで、自社経済圏で全てを賄えると喜んでいた。
新たに設置されている振動ふるいではさらに細かな粒径の粒状化再生骨材(フィラー、ダスト)の製造も可能。混和材としての利用を検討する。
生コン工場と改質プロセス
当日の残コンはもんじゃ焼きのように改質直後の残コンの池の中に未改質の残コンを貯めることで改質材(re-con zero evoやセルドロンなど)の使用を極力少なくするように工夫する。理想は、改質材0であり、夏期高温であればあるほど理想に近づきやすい(遠藤さん)。
実装現場視察
実際にどのような現場で採用されているか現地を訪れることで実感してもらえる。「造粒剤を加えて生コンを粒状化するのは、CO2のさらなる固定を目指すためだ」日経クロステック
懇親会はLUMBERで!
お馴染みLUMBERでの懇親会。周囲は「オワコン」「オコシコン」「エバンガビオン」など当社の取り組んでいるコンクリートプロダクトがぎっしり詰まっている。
お土産にいただいた茅台酒(まおたいしゅ)はなんと6万円〜もする高価なお酒だとワンさんがこっそり日本語で教えてくれた。ごちそうさまでした!
いつでも大歓迎です!
「中国に戻ったら絶対にやる」とコメントして気持ちよくお戻りになられたコウさん。
「コンクリートをもっと身近に」
こうした対応は対象をプロ(製造・施工)に限定させてもらってるけど、少しでも当社に興味が湧いたらいつでもお気軽にねっ。ちょっとした質問なら宮本さんGptでも受け付けてるから、一緒に素敵なものづくりを頑張ろうっ。
オワッコーン‼︎
今回ゲストの皆さんもとっても楽しくお勉強いただいてお帰りいただくことになりましたー。当社のご見学をご希望の方は是非是非お気軽にお申し出くださいです。職員・イメキャラ一同ご来場を心待ちにしてますー。
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。