2023/06/29
【静岡】「深夜人知れず人々の平和を守っているコンクリート産業」尾崎組
静岡県伊豆の国市。流動化処理土(LSSやイワモルなど)の夜間打設風景。配水管布設替え工事 75φ 300m 1.0m3 遅延剤対応。人知れず夜間地元のインフラを支えているのは地元の生コンクリート製造業者。
製造:ICC(担当:池上信)、施工:尾崎組
地元インフラを支える生コン工場
静岡県伊豆の国市長岡。夜間行われているのは流動化処理土(LSSやイワモルなど)と呼ばれる製品で廃止管を充填している様子。
「コンクリートをもっと身近に」
人知れず夜間活躍するコンクリート産業をご紹介することで自分たちの力で貢献の領域を広げていきたいと思ってまっす。
水のようなコンクリ
生コン車のホッパから水の如く流れ落ちる材料が流動化処理土。
生コン車から荷下ろしされ圧送車のホッパに流れ込むコンクリが流動化処理土だ。
流動化処理土(イワモル、LSS)の施工
地面に突き刺さるように圧送車の配管が廃止管の入り口部分に設置される。
施工(充填工)はすべて地中で行われているため人知れず工事は完成してしまう。
おしまい。見た目では一体何が起きているのか全くわからないことも、コンクリートが一般に馴染みが薄い原因となっている。
省力化・省人化・地産地消なんでも任せろ
通常は地面を掘り返して廃止管を撤去してからまた戻すのに時間はかかるし騒音も、粉塵も、交通渋滞をも巻き起こすところだが、コンクリート産業が人知れず活躍することによってみんなの平和が守られている。
「コンクリートをもっと身近に」
やれやれ、今日は柄にも無くリモートで1時間も仕事しちゃったから疲れたよ。blgもこれでおしまいなので福井までの電車でゆっくり寝ながら行こうっと。
オワッコーン‼︎
いよいよ明日は待ちに待ったGNNですね! 楽しんできてくださいー。
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。