2023/07/29
【静岡】「獲るぜっ、かわまち大賞! 地元の盛り上がりを支える資源循環コンクリートの開発」
今、生コンポータルが本拠地とする静岡県伊豆の国市民のボルテージが鰻登っている。日本一のかわまち、つまり、 #世界一有名な半島 伊豆半島への第一歩を脱炭素コンクリート舗装の開発を兼ねて踏み出した。
国土交通省のかわまち事業で採用
地産地消・資源循環コンクリート
骨材は100%地元静岡県東部地域(静岡県東部生コンクリート販売協同組合)内で発生した残コンが由来となっている。
関連記事:「炭酸カルシウム粉体の製造方法」(230-7044) 出願番号:特願2023-122422 出願日:令和5年7月27日
自然循環に委ねられ製造される骨材
地域内で発生した残コンは残コンst(動画)に集約され「薬剤を用いることなく」残渣他余すことなく骨材に変換されている。
関連記事:薬剤を用いない粒状化再生骨材の生産プロセス(残コンステーション/ロスコンステーション)
地元の建設現場(インフラ)に還元される
ダンプやモーターグレーダーの敷き均しを追いかけるようにローラーが締め固めを行う。1日に100m3(1000m2)以上の材料の施工も容易。施工は地元建設業協会の全面的な協力で支えられている。
かわまち事業って何?
残コンの資源循環が実現した現場はかわまち支援事業に指定されている公園。
GI基金で開発中のCPコンクリートは伊豆の国市内で以前にも試験実装され日本経済新聞でも大々的に取り上げられている。
関連記事:「造粒剤を加えて生コンを粒状化するのは、CO2のさらなる固定を目指すためだ」日経クロステック
伊豆の国市はかわまち大賞を獲ります!
「日本一のかわまち」と豪語する伊豆の国市山下市長の熱弁。生コンポータル(運営:有限会社 長岡生コンクリート)は地元生コン組合を通して材料納入の面から協力している。
伊豆の国市の神馬さんたちと! 獲るぜかわまち大賞!
参考記事:狩野川神島公園供用開始予告フォーラムを開催します(伊豆の国市)
やっぱ、イノベーションてのは今までの構造からアウトプットされるもんじゃないと思うんだ。全く新しい人と人との繋がり方(構造)を生み出すこと、共感や尊重を前提としたつながりがきっと誰もが想像し得なかったあっと驚く成果を生み出すんだろうねっ。楽しまなくっちゃっ。
オワッコーン‼︎
縦の序列で互いに区分されてきた人たちがいよいよ横のつながりで水を得た魚のように色めき立ちはじめてます。米倉誠一郎さん、結構いいこと言いますー。
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。