2023/12/14
【元気なインフラ研究コンソーシアム】に参画することで得られる生コン工場にとっての具体的なメリット
元気なインフラ研究所のコンソーシアムの会員受付を開始しました。先ほど、メールで書類を送りましたので、ご確認の上、一枚ものの申込書を送ってください。HAYN隊の活躍の場が誕生です。(横浜国立大学・細田暁教授からのメッセージ)
元気なインフラ研究コンソーシアム入会のススメ
生コン工場として入隊・参画した場合の具体的なメリットも綴っておりますのでどうぞご参加苦くださいますよう頼みましたぞ。
元気なインフラ研究CS
(目的)
第1条 我が国は約 30年間、経済成長がほとんど見られないデフレに苛まされ、成長する
諸外国と比べて国力が顕著に低下し、かつ様々な自然災害に見舞われるリスクを抱えた
危機的状況にある。ミクロに見ても人の分断と孤立が進むと言われる社会において、 「真
の豊かさとは何か」 、 「持続可能な社会は構築できるのか」 を真剣に問い、 現状を改善する
ための対策を具体的に実践することが不可欠な状況である。
このような社会背景の中、国立大学法人横浜国立大学総合学術高等研究院は、2023 年
4 月に、 「豊穣な社会研究センター」を,すべての人が与えられた資質と能力を活かし、
生き生きと生活し、 将来世代のために夢と希望を抱いて耕し続ける、 豊かで稔りある社会
を目指して、 総合学術的かつ実践的な研究・教育を展開する、 「豊穣な社会研究センター」
を設置した。
センター内には、 主たる研究テーマに分けた 3 つの研究所を設置し、その中の一つであ
る「元気なインフラ研究所」では、社会活動を支えるインフラのうち、道路、鉄道、上水
道、 下水道、 港湾、 公共建築物等の維持管理システムを革新的に改善し、 新たに建設する
インフラを長寿命化するための技術開発・技術の社会実装に取り組んでいる。
これらの取組を結実させるためには、 インフラの建設、維持管理、建設・供用中の環境
負荷低減などのための情報共有、コンサルティング、共同研究、技術の開発と社会実装、
人財育成等を推進する産学官連携のスキーム構築が不可欠である。
そこで、国立大学法人横浜国立大学総合学術高等研究院は、大学の教育研究の一環とし
て、豊穣な社会研究センターの元気なインフラ研究所を中核とし、産学官連携のもと、 技
術開発及び技術の社会実装を目的に、元気なインフラ研究コンソーシアム (以下「本コン
ソーシアム」という。)を設置する。
具体的なメリットCLSM【イワモル】製造支援
「イワモル」の研究開発を率先して行なっているHAYN隊、実は元気なインフラ研究コンソーシアムの「特攻隊」としての位置付けとして先立って設立されたWG。本コンソーシアムに参画することで生コン工場としては回収・粒状骨材やSCMsなどを有効利用して製造可能なCLSM(流動化処理土など)「イワモル」の製造・出荷の支援が受けられるようになる
「オワコン」を公共事業へ展開も!
なお、HAYN隊では民間で申し分のない実績を誇る造粒ポーラスコンクリート「オワコン」の研究のみならず公共事業での普及拡大に取り組んでいる。元気なインフラ研究コンソーシアムに参画することで生コン工場として公共の防草といった新市場への進出が支援される。
関連記事【熊本】「産官学が 《共に成長する》 玉名発の超高齢化・人口減少社会におけるコンクリートのあり方とは」玉名市
各種研究WGへの参画
イワモルの研究を、エブサさんが始めました。配合設定法を確立するのが目的です。実際に使用材料を設定して、実際に練りながら、研究していきますが、どのようなやり方(場所とか材料とか)でやるか相談したいので、オンラインミーティングをしたいです。宮本さんと武南さんはぜひ参加お願いします!(細田先生からのコメント)
各種テーマごとにチャットグループが設定され日夜情報交流が行われている。会議ごととのんびりとしたことはせず、チャットベースでコンクリートの技術革新は激走している。
HAYN隊長ホソヤンの生Tweetに触れられる!
石油が無くなると騒いで、オイルの価格を釣り上げたのが1970年ごろのオイルショック。無くなりませんでしたね。嘘がバレたので、今度は地球温暖化。しかも100年も先の話にして、嘘がバレにくいようにした。石油なんて無くなりませんし、これから寒冷化ですよ。(細田暁のTwitterより引用)
そして、元気なインフラ研究コンソーシアム参画(HAYN隊入隊)の醍醐味はなんといってもキレッキレの細田暁先生(ホソヤン)の人格に触れられることだろう。パンチの効いた陰謀論とキャラクターは遠くから恐る恐る眺めていないで一度は思い切り浴びてみることをお勧めされている。
迷わず入隊しちゃえ! 年会費5万円初年度【無料】
入隊受付フォームに記入を済ませたら生コンポータルでも受付を代行している。今年度は年会費無料という特典付きでもあるから、サクッと入隊を決めて古参マウントを取れるように準備しよう。
元気なインフラ研究コンソーシアムでも協業!
当社らでは生コンキャンプの一環としてすでにCUCO(上ロゴマーク)やCPコンクリート(RRCS)など各種コンソーシアムに参画しており複数のコンソーシアムに積極参加しアウトプットを現場実装において統合すべく活動している。この度新たに生まれた元気なインフラ研究コンソーシアムにも一人でも多くのコンクリート有志らの参画が期待される。
「コンクリートをもっと身近に」
コンクリート一致団結に向けて出自や背景、所属は関係ありません。水の次に流通すると言われるそれだけ社会的インパクトの大きなコンクリをテーマとして選んだ有志の皆さん、垣根を取っ払ってぜひ一緒に楽しく活動いたしましょうっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。