2024/03/14
残コンのキーパーソン 【灰孝小野田レミコン】 山内社長との交流
滋賀県生コンクリートの有名人といったらこの人! 灰孝小野田レミコン山内社長との「生コンキャンプ」では実に素晴らしい交流が生まれた。これまでリスクでしかなかった「残コン」はこうした傑物との交流の果てにチャンスに変貌していく。
「生コンキャンプ」 with 灰孝小野田レミコン
歓迎! 灰孝小野田レミコン山内社長
ICC(伊豆中央コンクリート)で記念撮影。右・日本最大のコンクリート工業組合技術のエース「サンコンさん」こと船尾さんと宮本さんに挟まれていらっしゃる方があの灰孝小野田レミコンの山内社長。
コンクリート製ミャクミャクくん
なんとお土産には趣味で作ったというコンクリート製の大阪万博2025のイメージキャラクター「ミャクミャクくん」を頂戴する。これには事務所内騒然とした。すごい。
残コンst視察
残コン処理スペース(粒状化スペース)の視察。 なお、上澄水散水養生によって骨材に炭酸カルシウムを析出させる技術( Ca(OH)2 + CO2 → CaCO3 の化学反応によってCO2を利用した骨材の性能改善)についてもご案内があった。
本物は生コンを触る
ちょうど行われていたCCU(Carbon Capture Utilization)や粒状化骨材を配合したコンクリートの実験にもたちあった。お写真を撮影できなかったが誰よりもいち早く生コンクリートに手を突っ込んでコンクリートと対話していたお姿は神々しい。 権威を傘に生コンを触ったこともないくせに上から目線で生コン実務者らに対して講釈垂れる偽物とは全く違う。
現場で、触る。山内社長
こちらは、生成された残コン粒状化細骨材のストック。やはりここでも、スーツが汚れることなど意に介さず実物に手を触れる。実際に触れてみることでその材料の何たるかを知る。コンクリートのなんたるかを知る。なお、セメントもプラントも伊豆中央コンクリート(生コンポータル)と同じということで「姉妹工場ですねっ」と意気投合する。 こちら生コンポータルも「現場至上主義」現場・現実・現物がオフィスと心得て活動している生コン屋さんだからものすごく親しくなれました。権威を傘に着て手八丁口八丁で人心を惑わし利害関係を背景に利益を誘導しようと暗躍する偽物もいるようだが、やはり生コン実務者と現場で生の交流をする体験に勝る喜びはない。会議室での決定に市場と顧客が従うと信じている偽物に僕たちは用はない。
カフェLumberでウェルカムドリンク
「生コンキャンプ」も夕暮れ時にはヘッドオフィス(kr_Quarry)に併設されてあるカフェLumberで乾杯。コンクリート談義に花が咲く。ZENNAMAやRRCSで様々な要職を果たされている山内社長のお話にはいちいち共感してしまう。素晴らしい御仁とのパイプが生まれた。
生コン実務者のための「生コンキャンプ」
生コンキャンプでは生コンクリートに一所懸命真面目な実務家らが積極的に交流し常に新たなアウトプットが生まれている。
「コンクリートをもっと身近に」
いや、ほんと、素晴らしい御仁でした。 ああいう人に人はついていくんだろうね。こちとら顔も名前も晒して堂々とブログを書いているってのに、LINEでコソコソと僕の悪口を書き散らかしている惨めなゼネコン職員もいるようだけど、そんなのどこ吹く風で、僕も経営者として、そして生コン実務者として、山内社長を見習って日々成長頑張るぞっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。