2024/08/27
こちら 【ダイナコア】 (生コン屋さんが作る人工カラー骨材)の製造も本格的に始動しています!
岡山県と静岡県を中心に大盛り上がりを見せている人工カラー骨材「ダイナコア」プロジェクトはこのほどエクステリアで圧倒的なプレゼンスを誇るコンクリート製品メーカーへの提案が決まるなど関係者のボルテージMax詳しくはJOISで!
こちら「ダイナコア」も本格製造始まってます
そのバックストーリーからグッドデザイン賞2025グランプリ間違いないと目されている製品ですー。。
某大手エクステリア製品メーカーへの提案決定
こちら、生コン工場界隈で話題沸騰中の「ダイナコア」は生コン工場で簡単に入手できる材料やほぼ必ずある設備だけで製造可能な人工カラー骨材カラーバリエーションは無限(顔料の調整でオーダーメイドも可能)。なお、エクステリアのコンクリート外構では一人勝ちと言っても過言ではない某企業に提案が決まった。各地の生コン工場が彼らの販売網を支える生産拠点として活躍するスキームを協議することになる。
これだけでできる生コン工場のサイドビジネス
なお、ミキサーは生コン車(はたらく車)に置き換えることで大量生産が可能となりコスト競争に陥った場合でもMAPEIのライセンスを受けたJOIS(生コン工場)に勝てる業態は皆無。
白セメント→SCMs / CaCO3→残コナ でカーボンネガティブ
こちら、MAPEIからの推奨配合(詳細は9.11JOISキックオフイベントで公開予定)。CaCO3を「残コナ」(残コン微粒分)、ホワイトセメント(Cem. I 52,5 Italbianco)を高炉スラグ微粉末(SCMs)に置換することで完全カーボンネガティブな人工カラー骨材の出来上がり。
エフロの懸念も少ない発色!
サンドベージュ。
エンジ。なお、この発色性は高ロスラグ微粉末や残コナの白色と普通ポルトランドセメントの非使用が大きく影響を与えている。なお、水酸化カルシウム分がアルカリ刺激で消費されていることからエフロ(着色を白く汚す)による色褪せの懸念も少ない良品。
狙え! グッドデザイン賞2025グランプリ
なお当社らが共同で応募した透水性コンクリートの旧製品(ドライテック:現オコシコン)は生コンポータルのブログをベース(各地の生コン工場の共感によるアウトプットとしての製品という点)に審査員らに評価され楽勝で金賞を受賞したことは記憶に新しいが、こちらはさらにサーキュラーエコノミー、カーボンニュートラル、のみならず無限のカラーバリエーション・骨材サイズがウリとなっており、同じく各地の生コン工場をはじめこれまで関わりのなかったような業種とのネットワークも生み出す点はグランプリ間違い無いだろう。
【ダイナコア】JOIS 9.11キックオフイベントで!
2.プログラム
1430:開会挨拶 船尾孝好(大阪兵庫生コンクリート工業組合)
1515迄:基調講演「再強コンクリートについて」
1650迄:フリーディスカッション 「JOISの運営方針」他 司会:森政伸(JIC)
(ラボ)
・今すぐ始められる低炭素コンクリートの実践(バルチップ)
・カーボンネガティブ混和材「残コナ」製造方法(白石建設/長岡生コン)
・「目指せグッドデザイン賞グランプリ」人工カラー骨材「ダイナコア」(毛受建材/陽光物産)
(プロダクト)〜集まれシリーズ〜
・集まれ透水性コンクリート(関係先全てにお声がけしますがきてくれるかどうかは不明)/他 残コン造粒材/残コンブロック/先送りモルタル代替材/CLSM
(オフィス)
・SNSを利用した企業イメージアップ戦略(白石建設)
・グッドデザイン賞2025& WOC上海レポート(PUMP MAN、白石建設他)
・「無人で動く?」 生コン工場運営ユニット「ミツア」(セイア/長岡生コン/JIC)
・人材開発支援助成金(定額制訓練)活用について(仮)(マル・インシュランス)
・
(2024/08/27改定)
こちらをご覧の皆さんにおかれましては是非会場でお目にかかりましょう。近々pdfをメールやFAX(QRコード)で配信を予定しています。
「コンクリートをもっと身近に」
毎日あれこれプロダクト爆誕やテクノロジー談義に身を奴しておりますが楽しくて仕方ありません。こんなに楽しいことを埋もれさせるのではなく「伝える」ことは僕たちの使命ですねっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。