2024/10/10
何かとお騒がせ中 【ホソヤン】 と行く! 富山県高岡市訪問記 ②「たかが雑草と侮ることなかれ」オワコン 【防災】 の役に立つ
ホソヤンからの指令が降った。「防災にオワコン役に立つ」というこれまで全く想像したこともなかった役割について富山県高岡市が管理する敷地や築堤護岸における造粒ポーラスコンクリートの可能性。
「たかが雑草」侮ることなかれ【防災】オワコン
富山県高岡市にホソヤン登場
「最近、ちょっと落ち着いてきた」と評判のホソヤン今度は富山県高岡市に登場。 あらゆるすべての人にとっての関心事と言っていい「雑草」さらには「防災」について現地入りした。ホソヤンの指令を受けてオワコンの宮本さんも随伴申し上げました。
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市のご担当者様はこちら彌永(いよなが)さん。 ホソヤンと絡む市の職員の方たちはおよそ役人のイメージとはいい意味でかけ離れた、というか型破りな超前向きでチャレンジングな方が多いように感じる。 市民の安心・安全を守るインフラの維持管理に真剣に向き合う好青年。
雑草対策というインフラ維持管理
写真は、スラグ砕石。市が管理する敷地の防草用途に用いられたという。
コスパも良好で10年以上経過したというのにいまだに防草効果を発揮しているそうだが、砕石ということもあって法面など傾斜地への適用に向かないため、「オワコン」に白羽の矢が立つ。
築堤護岸の植栽(雑草)メンテナンスは生命線?!
こちら、今年6月に草刈りを済ませたようにはとても思えない、すくすくぐんぐん伸び放題の雑草さんたちは市が管理する築堤護岸。あまり馴染みのないことかもしれないが、たかが雑草と侮ることができないほどにインフラに致命的な影響を及ぼすことはオワコンの宮本さんも初めて知ることになった。
放置すると木本類が根を張り水道が発生し決壊する
土木の有名人マツさんによればお金のある今のうちならまだいいが、これから人口減少を迎え、担い手も減り、財源も限定的になっていくに従い築堤護岸の雑草メンテナンス(維持管理)がお粗末になると木本類が根を張り、その根系がそのまま水道(みずみち)となってしまい堤防決壊、洪水を引き起こす懸念があるという。たかが雑草と侮ることは暮らしの安心安全にとって脅威となるそうだ。ホソヤンも「ぱっと見瑣末に見えて実は深刻で大きな問題」とコメント。つまり、雑草対策はひいては防災の役割も発揮する。
地元高校生向け体験学習プロジェクト
なお、その場で決まったこととして、「オワコン」で雑草を抑え込むのを単純に市内の業者さんに発注する前段階として地元高校生らの体験学習(オワコンを高校生が製造・施工体験する)として「土木の魅力を知ってもらう」試みが決議された。なお、同様の取り組みは愛知県の中学校でも実績があり、座学では体験できない土木・建設の魅力を伝えたいというホソヤンやマツさんのコンセプトにも通じるプロジェクトとなる。
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防草・防災「オワコン」は全国販売中
防草・排水 | 防草・排水・駐車場 | |
---|---|---|
〜20㎡まで | ¥168,000 | ¥204,000 |
〜40㎡まで | ¥232,000 | ¥302,000 |
40㎡〜(単価) | 5,000円/m2 | 6,500円/m2 |
こちらの価格表は目安となります。詳しくはお問合せください。
※除草をご希望される方は〜40m2までは予め実費のお見積もりを行います。なお、40m2〜をご希望される場合は1,000円/m2で承ります。
※防草・排水(50mm厚)は現地盤にそのまま「オワコン」を施工します
※防草・排水・駐車場は下地施工として「オワコン」を100mm厚で施工します
※計測した数量が施工範囲を超えた場合、実数精算となります。
※埋設物の撤去・調整・移設等に係る費用は含まれません。例:防草シート、設備管等
※従来製品(防草シートなど)に比べた耐久性(コンクリート)が特長である本製品は雑草が生えないということを保証してはおりません(端部、隅っこからの雑草は不可避)
※年間平均気温が0度を下回らない地域のみの対応となります。
※施工当日の気温が氷点下となる場合は施工ができません。
※施工当日が雨天の場合は施工しません。
※納入車両が通る道幅は3m、高さは3.5m必要となります。満たさない場合は施工ができません。
※地下水流等により水が湧出している箇所は施工ができません。
※屋上・ベランダ等は対応外となります。
※商品特性上、ひび割れることがあります。
※天然材料の色や原料の成分により色の濃淡が発生します。
※施工準備のため敷地の一部及び水道・電気を貸与いただく場合があります。
※凍害・重車両の乗り入れ等不可抗力で発生した変形(割れなど)については免責となります。
※骨材飛散(剥離)は生じます
※小運搬一輪車(幅70cm・高さ2m)の経路が30mを超えたり不可能な場合は施工ができません。
※ロット違いにより色ムラや色違いが発生する場合がありますが品質に問題はありません。
※施工精度による不陸(凹凸)、ジョイントについては発生する懸念がありますので、基準についてはあらかじめ施工者にお尋ねください。
※当日や前日の雨天により施工箇所がぬかるんでいる場合は施工をいたしません。
直営施工をご希望の方は免責事項を承認したものとします。
「コンクリートをもっと身近に」
ホソヤンもマツさんも一緒にいるだけでものすごく勉強になる、ためになる方々です。本当に改めてすごい方々とご一緒してる自分自身を幸せに感じました。「伝える」情報発信がそんな僕の役割と心得て頑張りますっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。