2025/02/07
初めて【オワコン】【オコシコン】など規格外コンクリートを製造される【生コン工場】様へ

今回は一般の方ではなく生コン工場など専門製造業の方向けの記事。「オワコン」「オコシコン」は普段製造しているJIS生コンと違うようなのでちょっと不安、そんなお声に応えました。
「オワコン」「オコシコン」安心して製造していただける理由
今日は生コン工場さんから寄せられるよくある疑問「規格外コンクリートを製造して設備になんか不具合でも起こったらどうしてくれるんだ?」についてお答えするよっ。
規格外コンクリートに起因した損害賠償のご案内
この度、弊社が製造依頼を行った再生材生コンの製造および運搬により、貴社プラントやミキサー
車に損害が発生した場合の補償および第三者への損害を発生させた場合の補償を作成いたしま
したので、以下ご案内申し上げます。
【ケース①】施設賠償責任保険
配合指示が誤っていたことにより、指示を受けた貴社のプラントやミキサー車が損壊した。
【ケース②】生産物賠償責任保険
配合指示が誤っていたことにより施工部分が損壊し、第三者の身体・財物に損害を与えた。
引受保険会社:損害保険ジャパン株式会社
引受保険代理店:株式会社マル・インシュランス
オワコン®︎
製造について

専用混和剤「Y弾」のご購入はお問い合わせください。
スラッジ水の使用が可能です。
混和剤はアジテーター車に添加します。
通常の生コンクリートにY弾(専用混和剤:MAPEI製)を投入・撹拌して造粒化された造粒ポーラスコンクリートは主に防草・排水、そして近年では駐車場などにも積極的に用いられるようになりました。
オコシコン®︎
製造について
オコシコン配合表

オコシコン製造に使用する骨材は通常の生コン製造時に使用するものです。密度による補正は不要です。初製造の場合は製造相談員が無償でお伺いします。
オコシコンの製造方法が分かる動画
オコシコン製造は普段出荷している生コン材料を使います。
面倒な貯蔵ビンの入れ替えや荷揚げ投げなど一切必要ありません。
損保ジャパンさんとマル・インシュランスさんがバッチリ補償を引き受けてくださいますので安心して製造いただけるようになりました。
「オワコン」「オコシコン」拡販中です!
土間コン相見積フォーム
なお、生コンポータル「生コンビニ」では現在「オワコン」「オコシコン」をインターネットの WEBやSNSを活用したマーケティングを実施しておりその流通規模は急速に成長しています。
「コンクリートをもっと身近に」
オコシコンもオワコンも、まあ、製造して問題が発生するようなことは基本ないのだけれどこういうサポートが知られるとさらに安心が広がるよねっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。