2025/03/26
地域の資源循環 【動脈】 も 【静脈】 も要は生コンクリート工場です

生コン工場を訪ねればそこは地域にとって欠かすことのできない役割「資源循環の要」を果たしていることが理解される。 動脈も静脈も。生コンクリート工場が果たす重要な機能を体験するなら #ナマコンバレー ご来場ください。
#ナマコンバレー で体験できる地域の資源循環
本日は一般にはあまり知られていない生コンクリート工場の重要な役割についてですー。。
水の次に流通する材料の供給元
こちら、 #ナマコンバレー の生コン工場伊豆中央コンクリート(ICC)は静岡県伊豆の国市を中心に地域インフラに水の次に流通する材料と言われる生コンクリートを製造・出荷しています。 人体に例えるのであればあるいは心臓(動脈)のような役割を地域経済において果たしています。
老廃物に例えられる副産物「残コン」
こちら、インフラに届けられ利用された後に残った「残コン」を処理する施設残コンstはまさに静脈の始まり、人体に例えると(なんで人体に例えてるかというと最近健康に目覚めたからである)ふくらはぎといったところだろうか。 ここがきちんと機能を果たさなければ老廃物は人体に残り、つまり地域経済の循環が滞ることになる。残コンstでは残渣(老廃物)は漉され綺麗な血液(上澄水)となって新しい生コンクリートの製造に用いられています。
ブロックとして再循環
また、残コンstではブロックなどを製造して地域のスポーツ施設や農業・林業・建設業の方々に安価にお配りしています。4月12日お披露目に向かって【カーボンニュートラルスポーツパーク】(crotchet / school)の設営が行われています
コンクリートの原材料として
こちらは含まれている水酸化カルシウムが二酸化炭素と結合して炭酸カルシウムに変質した粒状化骨材はCCU(Carbon Capture Utilization)材料として生コンクリートの原材料に循環しています。
他産業の老廃物(副産物)も循環させてます
こちら、他産業(骨材製造/特殊中間処理業など)で発生した老廃物プレスケーキのストックスペース。残コンstではこうした副産物もCLSM(Controlled Low-Strength Material)の原材料として購入(中間処理業ではないため)して地域のインフラに還元しています。
いまいちな地味の薄いコンクリート産業だが人知れずテメェらの暮らしを支えてるんだっ。
4月12日には #ナマコンバレー 大見学会開催
消滅する地方経済にあって斜陽・地場産業 【コンクリート】 が実践しうる貢献(JOIS技術交流会 2025/04/12)
2025/04/11
前夜祭)
1610 日経ホールから会場までバスのご利用がいただけます(定員54名)
1800 前夜祭 Lumber #ナマコンバレー (<chrome_annotation role="link">静岡県伊豆の国市長岡925)
2025/04/12
見学)
1030 伊豆中央コンクリート集合 (静岡県伊豆の国市長岡1407-34)
視察)
・残コンステーション
・CN骨材製造設備
・生コンプラント
・ドットコン/オワコン/オコシコン/CLSM展示
ランチ)
・Lumber #ナマコンバレー
・crochet / school セミナーハウス(静岡県伊豆の国市中1606−59)
※ランチはLumber または crotchet/schoolをご利用いただきます
セミナー)
「消滅する地方経済とコンクリート産業」
※会場 crotchet / school セミナーハウス にも地元飲食店が出店を予定しています。
1330 私立森学園「バカコン」(JIC・森先生)
1350 基調講演(香川高専・林和彦先生)
1420 コンクリートディレクター協会
・設立主旨説明(船尾サンコン)
・時間60m3簡易型プラント(セイア/日工/JOIS)
・ナレッジシェア(加和太建設近藤剛)
・ゲストスピーチ「建設ディレクター」(よこぴ)
・JOISが提案するふるさと納税の返礼品「規格外コンクリート」
・リスキリングセミナー説明
-休憩 10分-
※1530からセミナー会場と屋外広場並行してセミナーと実演が始まります
各種規格外コンクリート(JOIS)事例紹介
・ドットコン/オワコン/オコシコン
・カーボンニュートラル/サーキュラーエコノミー
・CLSM
・その他
実演)
1530 リモート生コン工場オペレーション実演(セイア/日工/JOIS)
1600 エコスルプラス(小澤辰矢)
1620 残コンで作るスケートランプ/パデル・ピックルボールコート/バスケットコート他
※当日は各種イベントが併催されています
懇親会)
・Lumber #ナマコンバレー
・「残コンさんいらっしゃい」(ザンコンさん/白石建設・オカモン/ゲスト)
・他、ラジオ生放送、バンド出演、余興、ハプニング大歓迎
・翌13日昼まで続きます
「コンクリートをもっと身近に」
知ってもらわなくてはさらなる貢献ができなくなっちゃう。だから情報発信続けようっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。