2025/03/29
カーボンニュートラルと規格外コンクリートそしてエクストリームスポーツの意外な接点②

いよいよ輪郭を表した残コン由来のCN材料だけで作るパンプトラックは crotchet / school や 正蓮寺、しまやんなど伊豆半島の仲間たちとコラボして作られています。カーボンニュートラルスポーツパーク建設の様子。
CNとスポーツとコンクリートで地域がつながる
先ほどのブログに続いてカーボンニュートラルスポーツパーク建設のご紹介でっす。
CNSPの建設が本格化 crotchet / school
写真はチャン・ジュン(左)とオワちゃん(右)は「オワコン」「オコシコン」の施工要領にて締め固めを行なっている。
こちらはしまやん。前回のブログでも紹介したように現在伊豆の山奥 crotchet / school 周辺ではカーボンニュートラルスポーツパークの建設が 残コン由来のCCU(Carbon Capture Utilization)材料を用いて本格化している。 カーボンニュートラルと規格外コンクリートそしてエクストリームスポーツの意外な接点①
パンプトラック輪郭ほぼほぼ完成
ここに残コン や CN骨材を原料としたコンクリートを用いて舗装をかけていく予定。その模様も次のブログでご紹介を予定しています。
CNSP と #ナマコンバレー 正蓮寺 の連携
カーボンニュートラルスポーツパーク とは車で10〜15分県内には連携施設が充実しています。
正蓮寺
オワコンの宮本さんが檀家として身を寄せる正蓮寺の住職GENJO和尚もこのプロジェクトに参画していてパデルコートやピックルボールコートの建設に携わっている。なお、和尚は伊豆半島をカーボンニュートラルとスポーツの先進地域としてリードする野望を鼻息荒く語ってくれる。
#ナマコンバレー
また、麓の #ナマコンバレー には伊豆長岡温泉が沸いています。 カフェLumberでお馴染みのスパリゾートもご堪能ください。
JOIS技術交流会「消滅する地方経済とコンクリート産業」の会場に建設され運営されるカーボンニュートラルスポーツパークはまさに消滅する地方経済にあってコンクリート産業が果たすグルーブをライブしています。
JOISで作ろう!遊ぼう!楽しもう!!
こちら、残コン由来の CCUやCN材料のみで作られているパンプトラックはJOIS技術交流会の会場の外。セミナー受講するも、しないも、作るも、遊ぶも、楽しむも全然OK。なお、伊豆のグルメ店が多数出店を予定しています。
2025/04/11
前夜祭)
1610 日経ホールから会場までバスのご利用がいただけます(定員54名)
1800 前夜祭 Lumber #ナマコンバレー (静岡県伊豆の国市長岡925)
2025/04/12
見学)
1030 伊豆中央コンクリート集合 (静岡県伊豆の国市長岡1407-34)
視察)
・残コンステーション
・CN骨材製造設備
・生コンプラント
・ドットコン/オワコン/オコシコン/CLSM展示
ランチ)
・Lumber #ナマコンバレー
・crochet / school セミナーハウス(静岡県伊豆の国市中1606−59)
※ランチはLumber または crotchet/schoolをご利用いただきます
セミナー)
「消滅する地方経済とコンクリート産業」
※会場 crotchet / school セミナーハウス にも地元飲食店が出店を予定しています。
1330 私立森学園「バカコン」(JIC・森先生)
1350 基調講演(香川高専・林和彦先生)
1420 コンクリートディレクター協会
・設立主旨説明(船尾サンコン)
・時間60m3簡易型プラント(セイア/日工/JOIS)
・生コン工場と現地プラントのコラボ(セイア)
・ナレッジシェア(加和太建設近藤剛)
・ゲストスピーチ「建設ディレクター」(よこぴ)
・JOISが提案するふるさと納税の返礼品「規格外コンクリート」
・リスキリングセミナー説明
-休憩 10分-
※1530からセミナー会場と屋外広場並行してセミナーと実演が始まります
各種規格外コンクリート(JOIS)事例紹介
・ドットコン/オワコン/オコシコン
・カーボンニュートラル/サーキュラーエコノミー
・CLSM
・その他
実演)
1530 リモート生コン工場オペレーション実演(セイア/日工/JOIS)
1600 エコスルプラス(小澤辰矢)
1620 残コンで作るスケートランプ/パデル・ピックルボールコート/バスケットコート他
※当日は各種イベントが併催されています
懇親会)
・Lumber #ナマコンバレー
・「残コンさんいらっしゃい」(ザンコンさん/白石建設・オカモン/ゲスト)
・他、ラジオ生放送、バンド出演、余興、ハプニング大歓迎
・翌13日昼まで続きます
「コンクリートをもっと身近に」
4月12日に開催を予定しているJOIS技術交流会「消滅する地方経済とコンクリート産業」では皆さんとこちらでも大盛り上がりに盛り上がりましょうっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。