2025/04/18
エフロレッセンス(白華現象)といってなんの問題も心配もありません

生コンビニご利用者様からのお問い合わせ。これ何?問題ないの? コンクリートの専門家集団生コンポータルではコンクリートのあらゆるご相談にご対応しています。
白くポツポツとコンクリートの表面に現れるこれ何?
本日はエフロレッセンスというコンクリート特有の現象についてご紹介ですー。。
住宅基礎コンクリート
住宅は「必ず」コンクリートが土台として支えています。そんなコンクリートの表面についてのお話です
白いポツポツがあるけどこれ何?
りょうちん(生コンポータル)の見解
風に晒されると現れやすくなる現象(エフロレッセンス)です
ブラシ等でこするか、クエン酸を軽くかけてこすれば取れるはずです
生コンポータルの若手技術者りょうちんより見解が示されました。
エフロレッセンスとは
主な化学反応:Ca(OH)2 + CO2 → CaCO3
これって、つまり、DAC(Direct Air Capture)とも呼ばれ、脱炭素への貢献とも捉えることができます。実際、強度や耐久性などコンクリートが保証する性能に関しては全く問題はありません。
エフロはコンクリートの専門家の間ではよく知られている現象です。 気象など環境条件によって発生したりしなかったりするものです
コンクリートのことなら「生コンビニ」までご相談ください
生コン現場サポートデスク
「コンクリートをもっと身近に」
伝える努力を続けるよっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。