2024/01/26
創発型R&D生コンキャンプの理想は「気がついたら朝でした」
今年に入ってからも生コンキャンプを訪れるゲストは絶えない。まさにピークを迎えている脱炭素技術開発の追い風を受けて水の次に流通するコンクリートの副産物「残コン」への期待はさらに高まっている。昨日のゲストはイェットツー・コム・アジアのお二人。生コンキャンプでできること。
生コンキャンプで体験できること
リニューアル中kr-Quarry
来客やミーティングに供されるヘッドオフィス(Quarry)は現在改装中。
生コンキャンプ目的の来客が絶えない生コンポータルのいわば「顔」。会議や面談の他にも、ここでは高速Wi-Fiが完備されておりワーケーションスペースとしてもご利用いただいている。
CO2をたっぷり吸収する骨材
イェットツー・コム・アジアのお二人が熱心にご見学。
見学者はこちら残コンから生成された骨材がストックされているヤード(残コンst)を視察。
実装現場視察
残コンの高度利用と非JISコンクリートの実際を視察。多くの関係者がコンクリート産業の新たなうねりを見学に #世界一有名な半島 に位置する生コンポータルを訪れる。
お馴染みウェルカムパーティー
昨日(2024/01/25)木曜日は地元酒店杉山商店の出張角打ちの日。 カフェLumberでは日替わりで夜の営業も行っておりゲストハこちらでもてなされる。
ゲストハウスもあるよ
また、遠方から往訪される方々のためにゲストハウス(定員5名)完備。
生コンキャンプでできること
Ponds(露天風呂)に沼って2Fまで辿り着けず途中で撃沈するJIC森先生は生コンキャンプの常連さん。見事生コンキャンプの術中に毎回ハマるなにわの合格請負人JIC森先生。
コンクリートに携わるすべての方々に解放されている施設krシリーズでは日夜生コンキャンプが張られ多くの技術開発が生み出されている。
「コンクリートをもっと身近に」
そして、このモットーを実行するためには、コンクリートからアプローチすることももちろんだけど、「おもてなし」という精神を大切にすべきだと強く思うんだ。やっぱこの気持ちが、来訪者の共感を生みやすいと最近思ってるんだよね。 夕方自然とビールが目の前に差し出されます、的な。 今日も月一のパーリー、小澤さんも来てくれる、超楽しみっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。