2024/12/20
生コン工場や残コンst 各種規格外コンクリート展示やスパリゾートまで(ナマコンバレー)
生コンポータルが運営するナマコンバレーでは工場や残コンステーション、各種規格外コンクリートの展示やスパリゾートなど様々な体験を通して「コンクリートをもっと身近に」感じていただいています。
ナマコンバレーで体験できること
本日は生コンポータルが運営するナマコンバレーで体験できることについてご紹介しまっす。
工場見学
生コンポータルが運営する生コン工場(factory)伊豆中央コンクリートは随時見学者を歓迎しています。
上澄水でデモンストレーション?!
ナマコンバレーのみならず生コン工場であればどこでも目にすることのできる上澄水は汚水の残渣物を沈澱させた上水のこと。
目で見てわかるカーボンニュートラル
高濃度の二酸化炭素(呼気)でぶくぶくさせること数十秒。
飽和水酸化カルシウム溶液となっている上澄水は二酸化炭素と反応(Ca(OH)2 + CO2)して炭酸カルシウム(→ CaCO3)となって析出し溶液は白濁する。つまり、汚水の元となっていた残コンは二酸化炭素の固定媒体となる、ということがわかりやすく示される。
製造設備
生コン工場従事者以外の方はなかなか目にすることのできない生コン製造状況もご見学いただけます。ICCのバッチャーを主に担当する廣川さんはラーメン屋台咲話屋台 禄の店主としてもお馴染み。
オフィスQuarryでディスカッション
生コンポータルが運営するナマコンバレーでは生コンクリートが専業の人もそうでない方々にも常にオープンで開かれた場所となっています。
ナマコンバレーはコンクリートに関わる人もそうでない人も誰もが招かれ必要とされる場所を心がけて運営されています。
歓迎ナマコンバレー
「オワコン」「オコシコン」「イワモル」「ドットコン」「サンコン」など、各種コンクリートの展示もご覧いただけます。
ナマコンバレーのカフェLumberには日替わりで伊豆の魅力ぎっしりの各種業態が出店しています。
「コンクリートをもっと身近に」
そのためにはもっともっと「伝える」情報発信が大切ですっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。