2024/03/03
【鳥取】「生コンクリート工業組合青年部らによって主催された透水性コンクリート製造・施工見学会」中部共同生コン・YIC
鳥取県倉吉市。鳥取県生コンクリート工業組合青年部らによって主催された透水性コンクリート製造・施工見学会は県内外から多くの参加者を集めて雪の中中部共同生コンを会場に行われた。
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生コンキャンプ with 鳥取工組青年部
鳥取県生コン工業組合青年部セミナー
主催の左・秦会長(伯耆生コン)、右・松尾さん(中部共同生コン)ご挨拶。 コロナ開け一発目のセミナーは透水性コンクリートを学ぼう。
「オワコン」施工体験会
目の前で18-12-20(N)がポロポロの「オワコン」に変容する様をみんなで見学。
「オワコンの素」(液体タイプ)の入っていた容器は蓋を開けたままドラム内に放り込んで回転と共に溢れ出て「オワコン」を製造する。
実物を触れる勉強会
生コンとは似て非なるその「オワコン」の製造・施工に絶賛の声多数。建築、そして土木が主な市場となっているコンクリートに「防草」「排水」という新市場創出する鳥取県生コンクリート工業組合の今後の活躍から目が離せない。
狙う市場は「防草」
ちょうど見学会会場の向かいの敷地は防草シートが設置されてあったが数年で劣化し隙間からは雑草が見られる。夏になれば強烈な雑草がのびのびと伸びをすることだろう。一方「オワコン」は草が覗く隙間(目地)もなければコンクリなので劣化しないという特徴を持つ。
倉吉の名物で懇親会
気がついたらホテルのベッドでした。倉吉の最高の夜を鳥取県の若き生コン従事者の方々と楽しみました。今度は青年部の研修旅行として当社を訪ねていただけることとなりました。
生コンキャンプでできること
生コンキャンプでは建設・コンクリートに携わる方々の交流・技術開発が生まれている。
「コンクリートをもっと身近に」
日々の交流がより良いコンクリート産業に貢献できれば嬉しいです。生コンキャンプみんなも楽しもうっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。