DIYで駐車場をコンクリートにできる?オワコンと透水性コンクリートなら初心者でも簡単に施工できます!!
更新日:2024年 06月 27日
「家の駐車場をDIYでコンクリートにしたい!」
駐車場が土だけの場合、雨が降ると水たまりができやすかったり、頻繁な車での出入りで凸凹ができてしまう問題があります。
DIYが流行っているということで家の駐車場を生コンで施工してみたいという話を聞きますが、プロ目線からするとDIYで通常のコンクリートを施工することはかなり難しいと言えます。
しかし、これはあくまで通常の生コンクリートを施工した場合であり、DIYでも簡単に家の駐車場をコンクリート施工をする方法があります。
それは造粒ポーラスコンクリート オワコンを使ったDIYです。
今回は、DIYで土間コンクリートを施工するのはなぜ難しいのかと、初心者DIYerでも施工できてしまうコンクリートについて紹介していきます。
なぜDIYで土間コンクリートは難しいのか
まずは、普通のコンクリートを使った土間コンクリートのDIYが、なぜ難しいのかを紹介していきます。
2生コンクリートは「半製品」
3「ブリーディング」の見極めが難しい
4仕上げを綺麗に行うことが困難
1コンクリートを購入する方法がわかりにくい
まず、コンクリートをDIYで施工するためには、生コンクリートを購入しなければなりません。
DIYで材料を購入する人の多くは、お近くのホームセンターを利用することがほとんどかと思います。
一応ホームセンターで少量ならば購入することができますが、少量では駐車場を施工するだけの量を確保することができません。
実質的にホームセンターでは準備できないということです。
施工に必要な量の生コンクリートを購入するのであれば 、大量に購入することができる生コン工場の利用が必須です。
そして、生コンクリートを販売しているのは生コンクリートを製造している生コン工場で、全国でも3,000店舗ほど展開しておりますが、そのほとんどが法人のみへの販売をメインとしており個人への売買は難しいのが現状です。
つまり、DIYでコンクリートを施工しようと思っても生コンクリートが手に入りにくいのが現状となります。
2生コンクリートは「半製品」
生コンクリートは流動体となるので現場で加工しなくてはなりません。
生コンクリートを流し込むだけではだめで、コンクリートの形を整える型枠を作ってから流し込みます。
また、コンクリートの表面を上手く水が流れるように水勾配(傾き)を付けたり、駐車場の場合には車の重量の事を考えて厚みを持たせなければなりません。
特に、水勾配に関しては素人だときれいに勾配をとることができないため、排水できない水たまりが出来やすい駐車場が出来上がります。
そしてコンクリートは時間と共に固まっていくため、上記の作業をコンクリートが固まるまでに仕上げなくてはならないためDIYには向いていないのです。
3「ブリーディング」の見極めが難しい
生コンクリートを敷設した後には、時間が経つと表面に水が浮いてくるブリーディングと呼ばれる現象が発生します。
そのため生コンクリートを敷設したら終わりと言うわけではなく、水引きを見極めなければなりません。
特にブリーディングの見極めを誤ってしまうと、レイタンスと呼ばれる表面に脆い箇所を作ってしまう原因となり、経年劣化の影響が強く出て表面がぼろぼろになってしまうのです。
つまり耐久性の低い駐車場が出来上がってしまいます。
4仕上げを綺麗に行うことが困難
そしてDIYでは行うことが一番困難となるのが、仕上げです。
駐車場は見た目も重要となる場所なので、綺麗に仕上げたいところです。
しかし、生コンクリートの仕上げは金鏝(かなごて)を使ったプロ(職人)でなければ綺麗に仕上げることはできません。
やり直しがきかない作業となりますので、ここは左官職人さんにまかせるべき作業なのです。
以上の理由から普通のコンクリートを使った土間コンクリートDIYは難しいと言われています。
造粒ポーラスコンクリート オワコンは駐車場をDIYできる
普通の生コンクリートによる駐車場DIYの難しさを紹介してきましたが、駐車場としてDIY初心者でも施工できる生コンクリートがあります。
最近、防草やぬかるみ対策として簡単にDIYできる生コンとして注目を集めている造粒ポーラスコンクリート オワコンです。
オワコンはポーラス構造を採用するコンクリートで、運ばれてきた時点では泥団子のような形状をしており、余計な水分がないためブリーディングが発生せず、DIY初心者でも施工可能です。
施工が簡単でDIYできると言っても、少しわかりにくいかもしれません。
オワコンは「撒いて→均して→締め固める」の手順で施工をすることができるため、
運ばれてきたオワコンを現場に運搬して、トンボやレーキで平らにし、踏み固めることで施工ができてしまうのです。
仕上げも人の体重程の圧を掛けることで仕上げられるので、専用の機械などがほとんど必要ありません。
踏み固めて仕上げられます。
普通の生コンクリートの施行と比べて非常に簡素化されているため、DIYでも施工ができるのです。
オワコンの透水性
簡単に施工ができてしまうオワコンですが、その性能は決して劣るものではありません。
ポーラス構造によって内部に無数の隙間があり、雨が降ってもコンクリートを通て水を地面に排水することができるためぬかるみが発生しません。
(もともとの地質や災害レベルの雨量に達した場合、地面に排水される水が増えてオーバーフローしてしまう可能性があります。)
水勾配も必要なく、平らに施工をすることができます。
もちろん草も生えてくる心配がないため防草対策としてもおすすめで、防草シートや砂利敷きに近い価格でそれ以上の耐久性と性能を持っています。
1点注意してもらいたいのが、オワコンは防草やぬかるみ対策として開発された生コンなので駐車場を主な用途にはしておりません。
しかし、駐車場に使えないというわけではなく、施工者利用者責任において駐車場に使うことは可能です。
(実際に施工したオワコンに車が乗り入れ、耐久性をテストした動画があります。)
そのため、駐車場の施行、ぬかるみと防草対策として土間コンクリートを施工するのであればオワコンがおすすめです。
DIYじゃなくてもオワコン直営施工を依頼できます!
「DIYでの施工か・・・」と難しさを感じたお施主様、お待ちください!
オワコンは当然ながらDIY以外でも、庭コンによる直営施工を承っております。
・お庭
・犬走り
・駐車場
・家周りのちょっとしたスペース
雑草が生えてきたり、水たまりができてしまう場所にしっかりとオワコンを施工し、防草排水対策を行わさせて頂きます。
直営施工の価格は下記の通り、価格の目安表を掲載しますのでよければ参考にしてください。
防草・排水 | 防草・排水・駐車場 | |
---|---|---|
〜20㎡まで | ¥168,000 | ¥204,000 |
〜40㎡まで | ¥232,000 | ¥302,000 |
40㎡〜(単価) | 5,000円/m2 | 6,500円/m2 |
こちらの価格表は目安となります。詳しくはお問合せください。
※除草をご希望される方は〜40m2までは予め実費のお見積もりを行います。なお、40m2〜をご希望される場合は1,000円/m2で承ります。
※防草・排水(50mm厚)は現地盤にそのまま「オワコン」を施工します
※防草・排水・駐車場は下地施工として「オワコン」を100mm厚で施工します
※計測した数量が施工範囲を超えた場合、実数精算となります。
※埋設物の撤去・調整・移設等に係る費用は含まれません。例:防草シート、設備管等
※従来製品(防草シートなど)に比べた耐久性(コンクリート)が特長である本製品は雑草が生えないということを保証してはおりません(端部、隅っこからの雑草は不可避)
※年間平均気温が0度を下回らない地域のみの対応となります。
※施工当日の気温が氷点下となる場合は施工ができません。
※施工当日が雨天の場合は施工しません。
※納入車両が通る道幅は3m、高さは3.5m必要となります。満たさない場合は施工ができません。
※地下水流等により水が湧出している箇所は施工ができません。
※屋上・ベランダ等は対応外となります。
※商品特性上、ひび割れることがあります。
※天然材料の色や原料の成分により色の濃淡が発生します。
※施工準備のため敷地の一部及び水道・電気を貸与いただく場合があります。
※凍害・重車両の乗り入れ等不可抗力で発生した変形(割れなど)については免責となります。
※骨材飛散(剥離)は生じます
※小運搬一輪車(幅70cm・高さ2m)の経路が30mを超えたり不可能な場合は施工ができません。
※ロット違いにより色ムラや色違いが発生する場合がありますが品質に問題はありません。
※施工精度による不陸(凹凸)、ジョイントについては発生する懸念がありますので、基準についてはあらかじめ施工者にお尋ねください。
※当日や前日の雨天により施工箇所がぬかるんでいる場合は施工をいたしません。
直営施工をご希望の方は免責事項を承認したものとします。
オワコンの直営施工はこちらから承っております。
オワコンをDIYする際には必ず自己責任で準備をしっかりしましょう
今回紹介した、お庭や駐車場をDIYで施工できる「オワコン」をDIYする際には、必ず自己責任の上、しっかりと準備して取り掛かるようにしてください。
オワコンの施工は簡単と庭コン(生コンポータル)を通して発信しておりますが、あくまでも普通の生コンクリートと比較をした場合です。
土木やDIYが未経験の場合だと、オワコンでも施工に難しさを感じてしまうことがあるでしょう。