憧れの薪ストーブに必要な薪棚、DIY作成のススメ

更新日:2024年 04月 5日

憧れの薪ストーブに必要な薪棚、DIY作成のススメ


薪ストーブを使うなら燃料となる薪を保管する薪棚が必須です。

プロに作ってもらうこともできますが、せっかくならDIYをしてみたという人も多いはずかと。

しかし、土台となる基礎に問題を抱えている薪棚も多く、湿気や勾配には気を付けなければなりません。

そこで出番なのが透水性コンクリートのオコシコンです。

使用したのは透水性コンクリートのオコシコンを使った土台の基礎で、水たまりができないため薪を保管する基礎としてピッタリです。

今回は薪棚が基礎の影響を受けやすい話と、オコシコンを基礎に採用された現場を紹介します。

ぜひ、薪ストーブを設置のお施主様や、これから購入をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

薪棚作成・運用の際に問題となったのは「勾配」「湿気」

 

実は私、4年前に薪棚をDIYしており、現在勾配と湿気の問題を抱えています。


まずは薪棚が抱えてしまう問題点を見ていきましょう。

勾配(地面の傾き)

ホームセンターで売っている独立基礎を6つ使って薪棚を作ったのですが、土台の基礎を置く際に土間コンが斜めになっていて苦労しました。

 

この独立基礎の上に薪棚を設置するのですが、土間コンと基礎の間の隙間を調整しなければならず、「半日で終わるでしょ!」と休みの日に始めたものの1日半かかってしまいました。

 基礎となる地面のコンクリートが傾いていることから、その上に立つ薪棚も傾きやすく、平らにするのが難しかったということです。

薪棚作成から3年、湿気も問題に

 
さらに現在、薪棚の下部分はすごい湿気で薪の一部は腐敗してしまっています。

私が作った薪棚の下段と地面の写真です。

地面に近い薪は木の皮もろとも腐っている上に、薪棚の下に落ち葉が溜まって腐敗を加速させてます。落ち葉は私の怠慢でしかありません。

 

薪棚の湿気はゴキブリ・ムカデ・ハチの住処にも

 

薪の木の皮の下にはよく「オオゴキブリ」が住んでいます。湿気が多いと寄って来るやつです。

黒ゴキブリやチャバネゴキブリたちのように衛生害虫ではありませんので触ってもことさら大きな害はないのですが、ほんとにこれは迫力があります。

動きはものすごく遅いのですが、見た目がどうも好きにはなれません。

 

ゴキブリだけでなくムカデも湿気を好むため越冬のために薪に紛れることがあります。

家の中に薪を持ち込んだらムカデも連れてきてしまって季節はずれのムカデ被害にあうなんてことも。「実際私はありました」

ハチも越冬するために隙間がちょうどよく、断熱性の高い薪棚を住処とする場合があり、うっかり刺激してしまえば怪我の原因ともなってしまいます。

 

薪はやっぱり乾燥していたほうがいい

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薪は充分な乾燥をしなければ本来の力を発揮できません。

充分に薪が乾燥するまでに最低でも10ヶ月はほしいところですが、湿気た環境では乾燥しないばかりか薪が腐敗してしまい、燃焼時に持ちの悪い、しかも煙ばかり出る悪い薪になってしまいます。

腐敗せずに10ヶ月乗り切る薪も中にはありますが、そんな薪は10ヶ月では乾燥期間は足りないのです。

当然ながら、棚付近は湿気が少ない方がベスト、棚下に水たまりなんてできてほしくはありません。

 

えー!今度薪棚作るとき自分もやろう!と思ったアイデア

薪の乾燥不足、腐敗、薪棚設置時の施工をかんたんにする方法、としてお施主様が透水性コンクリート オコシコンを採用した事例を紹介します。

 

オコシコンに携わって10年以上、薪を扱い初めて6年になりますが私はこの使い方に気が付きませんでした。なんて愚かなのでしょう。

 

 

こちらの画像の薪棚は、DIYで京都府綴喜郡宇治田原町のお施主さんが作成されたものです。

薪棚の基礎下地部分にオコシコンを使用しています。

 

オコシコンの特徴である

 

・水が溜まらない

・水勾配(地面の傾き)が必要ない



この2点があります。

これです!まさにこれが薪棚の下にオコシコンがぴったりな理由です。

 

薪棚の下は日陰になります。そして薪棚は日当たりがよく、風通しの良い場所に設置するのがセオリーですが、だからといって敷地の真ん中に置けるはずがありません。

 

やむなく日当たりの悪い、風通しの悪い場所に設置せざるを得ない薪ストーブマンたちは大勢いるはずです。

 

オコシコンは多少日当たりが悪くとも、雨水を地面に還元するため湿気がたまりにくく、水を流すために必要な地面の傾きである水勾配を必要としません。

 

湿気対策と施工の簡便さを兼ね備えてるんです。なんで私はこんな素敵なことに気づけなかったんでしょう。猛省しております。

 

オコシコン薪棚基礎部分DIYの流れ

 
では実際に、薪棚の基礎に施工されたオコシコンを見ていきましょう。

まずは砕石を敷き均します。この砕石層をしっかり作り上げることがオコシコン施工成功の鍵の一つです。

 

 

生コン車で運ばれてきたオコシコンを4人がかりで施工します。

詳細な施工方法は記事の下部でご紹介しています!

 

 

1時間30分で施工完了です。きっちり平らになっていて、薪棚を置きやすそうです。

 

このうえに立派な薪棚を設置するもよし、私のように手抜きの薪棚でもよし、というわけです。

↓実際のオコシコン施工の様子はこちらの動画で

 

現在DIYなら施工が簡単なオワコンもあります


もし、これから薪ストーブの薪棚をDIYで作ろうとお考えの場合には、基礎として透水性を持つオワコンの施工がおすすめです。

オワコンはオコシコン同様の透水性コンクリートで、施工が行いやすいという特徴を持ちます。


施工手順は「撒いて→均して→締め固める」と非常に簡素化された手順で、下記動画のようにDIY初心者さんでも施工ができてしまうのです。


そして、施工の行いやすさだけではなく、価格面についても非常にお得となっています。

同じ面積でひオコシコン/(ドライテック)よりも安くDIY施工を行うことができます。


薪棚の勾配や湿気、虫が発生してしまう問題をオワコンでも解決することが可能です。


ぜひ、オコシコンやオワコン施工をご検討のお施主様は、下記施工業者マップをご活用ください。

お近くの施工業者を直接探して相談し、ご自宅の舗装にオコシコンもしくはオワコンをご採用頂けます。



⇒オワコンオコシコン施工業者マップはこちら



簡易駐車場(~20m2の場合)の他材料との比較
材料工事を依頼DIY透水性能DIY難易度

砂利+防水シート
10万円 4万円

土間コン
15万円 5万円 × ★★★★★

ドライテック
22万円 15万円 ★★★★

オコシコン
20万円 13万円 ★★★

オワコン
9.7万円
税込(※)
4万円 ★★

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