【全国】人工芝のお庭に水たまりができてしまった!どうしたらいい?
更新日:2022年 10月 13日
「人工芝のお庭に水たまりができてしまった!どうしたらいい?」
家周りの装飾をエクステリアと言いますが、その名の通り家を飾るためのエクステリアです。
家周りが前面砂利やコンクリートに覆われているよりも、緑を使って素敵なエクステリアとするためによく採用されるのが芝です。
普通の家よりもおしゃれって感じ。
せっかく綺麗に施工した芝生も、しっかり対策を行わなければ1年と綺麗な状態を保つことはできないでしょう。
今回は芝生の弱点と、人工芝の下地に悩みがあり透水性コンクリート ドライテック/オコシコンで解決した現場を紹介します。
人工芝と天然芝
エクステリアで採用される芝生には大きく2つ、人工芝と天然芝があります。
人工芝
人工芝はその名の通り枯れることを知らない人工の芝です。
メンテナンス性がよく、夏であっても芝が伸び放題にならず、冬でも青々とした芝を保ちます。
大手メーカーが力をいれて限りなく天然芝に近い見た目の人工芝をリリースしています。
メンテナンスフリーで天然芝と見た目がほとんど変わらない人工芝ですが、やはり触ってみると温かみが違う、など好みが分かれるところです。
天然芝
天然芝は人工芝とは逆で、品種選びや手入れをしっかりすることで非常に素敵なものになります。
伸びすぎた芝のカットや、芝が傷まないようにする定期的な手入れが必要ではありますが、もはやそれを趣味としている方がいるほど奥の深い世界だそうです。
実際に天然芝に寝転んでみるととても気持ちがよく、人工では味わえない部分も多々あります。
あと、芝生の香りも好き。
人工芝・天然芝、共通する弱点
人工芝と天然芝には、とある共通する弱点が存在します。
人工芝は下地に砂を使ったり、コンクリートを施工することがあります。
砂下地の場合は車両を乗せると轍ができてしまい、水たまりができます。
コンクリートであっても、下地コンクリートの水勾配(水がたまらないようにするための傾き)が正常にとられていない場合はそれが原因で水がたまることがあります。
天然芝は砂・土を使って定着させるため基本的に車両乗入れはご法度です。
車両乗入れするスペースに天然芝を採用するケースがゼロというわけではありませんが、芝の手入れに情熱を傾ける方であれば避けたいところです。
手入れについても大変で、 刈り込みや除草、水やりや肥料を上げたりと、放置では綺麗な状態を保つことができないのです。
普通に下から雑草が生えてくることを忘れてはいけない。
人工芝下地のコンクリートが原因で水たまりに
芝生の特徴を紹介したところで、今回の人工芝の現場を見ていきましょう。
もともと人工芝の下に普通のコンクリートを施工されていましたが、雨が降る度に水たまりができてしまう状態。
人工芝の下地に採用されている土間コンクリートの水勾配が正常にとれておらず、人工芝の上に水たまりができてしまい、「これどうしてくれんの」という内容です。
基本的にその状態から水たまりだけをちゃっちゃと解決する手段はほとんどありません。
水たまりができる箇所に水抜きの穴をつくったりすることで水たまり自体は軽減されますが勾配の歪みは矯正されません。
そこで提案されたのが、透水性を持つドライテック/オコシコンです。
人工芝の下地に水を通すコンクリートであるドライテック/オコシコンを採用することで、水たまりをゼロにするという手段です。
こちらがドライテック/オコシコンを下地に採用した人工芝です。
ドライテック/オコシコンは強い透水性で雨水を排水できるから、下地に採用することで人工芝の水たまりを解決できるんだ。
水たまりと同時に、水勾配が必要ないため平坦に施工することができ、コンクリートで蓋をするため雑草が生えてくる心配もありません。
ご覧のように、上から落ちてきた水はドライテック/オコシコンの内部を通過して、下に落ちていく様子がわかるかと思います。
この透水性を持って雨水を排水できるため、人工芝に水たまりができてしまう心配もなくり、雑草も生えてこなくなるのです。
人工芝の下地にドライテック/オコシコンを使うことで、お施主さんからのクレームを解決した実例でした。
これってDIYでも施工できたりするのかな?
オコシコンはDIYでも施工することが可能です。
普通の生コンクリートと比べてもオコシコンは施工が行いやすく、お庭の排水や雑草対策に最適です。
ただ、DIYで施工を行うならオコシコンと同等の透水性を持つオワコンもあります。
オワコンはオコシコンよりも施工が行いやすく、DIY初心者の方でも施工ができる生コンクリートです。
オワコンとオコシコンについては「生コンビニ」で材料としての特徴やDIY施工方法、購入方法を詳しく紹介しているのでよければ参考にしてみてください。