土間コンクリートってなに?基本の土間コンから役割や予算に応じた土間コンを紹介!

更新日:2025年 01月 31日

土間コンクリートってなに?基本の土間コンから役割や予算に応じた土間コンを紹介!


駐車場やお庭の舗装として施工される土間コンクリート、家周りの環境を整えたり綺麗な外観を保つためによく施工されます。

ただ、これから新築戸建てを立てられたり、家周りの環境を整えたいとお考えのお施主様からすると「土間コンクリートってなに?」と疑問に思われる方も多いでしょう。

そこで今回は、土間コンクリートとは何かを解説しつつ、予算と機能性からどのような土間コンクリートが選べるのかを紹介します。

土間コンクリートとは?

土間コンクリートとは、平面的に施工されるコンクリートのことで、建築や外構工事においては地面に直接施工されるコンクリートのことです。

地面に平面的に施工されるコンクリートであれば土間コンクリートと呼ぶことができ、普通のコンクリート以外に表面に特殊な仕上げを施した洗い出し仕上げ、透水性コンクリートなども土間コンクリートと総称的に呼ぶことができます。

駐車場作り、お庭の防草対策、シンプルな玄関アプローチと、様々な理由や目的で家周りに施工されています。

基本的に土間コンが無い家はほとんど存在しない

土間コンクリートと聞くと少し特殊な物に感じるかもしれませんが、基本的にほとんどの家周りに施工されています。

駐車場はもちろん犬走や家周りのちょっとしたスペースに、平らなコンクリートが施工してあればそれが土間コンクリートです。

そのため土間コンクリートは決して特殊なものではなく、身近に存在するコンクリートであることを覚えておいてください。

 

土間コンクリートはどこに施工される?

土間コンクリートは家周りに様々な用途や目的で施工されますが、代表的な施工箇所が4つ存在します。

・お庭

・駐車場

・犬走

・玄関アプローチ

それぞれ代表的な施工箇所を見ていきましょう。

お庭

土間コンクリートはお庭の舗装としてよく施工されます。

お庭は地面のままでも十分使えますが、地面のままでは雑草が生えやすく、雨が降る度に水たまりができてしまいます。

そこで土間コンクリートを施工することで、雑草が生えにくくなり、お庭の掃除も簡単に行えるようになるのです。

それと土間コンクリートを施工することで歩行がしやすくなり、バーベキューエリアとしても活用することができます。

 

駐車場

自家用車の駐車スペースとして、駐車場に土間コンクリートが施工されます。

駐車場に土間コンクリートを施工することで、雨の日の泥はねの心配がなくなり、強度あるコンクリートを施工することで車の重量に耐えられる駐車場を作ることが可能です。

それと、通常の地面よりも洗車がしやすくなるメリットもあるため、車好きなお施主様であれば必ず土間コンクリートを施工する箇所でもあります。

ちなみに、自家用車以外に自転車やバイク用の駐車場として、土間コンクリートを施工することもあります。

 

犬走

犬走りとは、家の周囲に施工する、犬一匹が通れるほどの細い道のことです。

よく家裏のエアコン室外機や給湯器などが置かれる箇所が該当し、土間コンクリートが施工されます。

家裏の場合だと陽当たりが悪く、湿気などがたまりやすいことから、水たまり対策や湿気を止まらせないために土間コンクリートが施工されたりします。

もちろん雑草対策や室外機などの置き場としても施工され、多くの家で土間コンクリートを見かけられる箇所となっています。

玄関アプローチ

玄関までの歩行用通路である玄関アプローチにも、よく土間コンクリートが施工されます。

毎日通る道であるため、歩行のしやすさを確保したり、雨の日の泥はね防止を目的として施工されています。

外観として目立つ場所でもあるため、デザイン性として特殊な仕上げを施した土間コンクリートや、滑りにくい加工が施されたド漫湖クリートが施工されたりします。

 

土間コンクリートは予算や機能に応じて選べる


家周りに土間コンクリートを施工する際、予算や機能に応じて施工する土間コンクリートを選ぶことができます。

例えば、新築戸建てを建てる場合に、家の方にある程度予算を多めに使いつつ、残る予算でなんとか土間コンクリートを駐車場とお庭に施工したい。

このような考えがある場合には、価格を抑えて施工できるコンクリートを選べます。

それか「できるだけ家まわりには水たまりが出来ないようにしたい」といった考えがあるなら水たまりができないコンクリートを選ぶこともできます。

では次に、予算に応じた土間コンクリートの選び方と機能性に応じた土間コンクリートの選び方を紹介しましょう。

 

予算に応じた土間コンクリートの選び方

家周りに土間コンクリートを施工したいと考える時、予算から施工するコンクリートを選ぶことができます。

例えば、庭コンでは普通のコンクリートの他に、透水性コンクリートのオワコンやオコシコンを取り扱っており、オワコンを選ぶことで普通のコンクリートよりも予算を抑えて施工することが可能です。(コンクリートの材料費は毎月変動するため、施工前に一度ご相談ください。)

他に普通のコンクリートであれば、安い仕上げ方を選ぶことで予算を抑えることもできます。

それと、難易度はかなり高くはなりますがDIYで施工することで、予算を抑えることもできます。

このように、コンクリートを選べる業者であれば、予算に応じた土間コンクリートを選ぶことができます。

⇒土間コンクリート施工の選び方でお悩みの方はこちらからご相談を

新築で土間コンクリートを施工する場合

新築戸建てに土間コンクリートを施工する場合、家の方に予算を掛けすぎて駐車場やお庭には、あまり予算を使われないお施主様もおられます。

外構(お庭や駐車場など家周りのこと)は後から、とお考えてしまうかもしれませんが、後々のことを考えると新築時にしっかりと土間コンクリートを施工しておくべきです。

お庭や駐車場、玄関アプローチに土間コンクリートを施工しておくことで、後のメンテナンス費用や手間を掛ける必要がなくなり、結果的に新築時にしっかりと土間コンクリートを施工した方が良い場合が多いためです。

家の建築と土間コンクリートの施工は一緒に見えて別物であり、それぞれにきちんと予算を割り当てておくことが大切となるのです。


機能性に応じた土間コンクリートの選び方

土間コンクリートは機能性に応じて選ぶこともできます。

庭コンが取扱うコンクリートには以下の特徴的な機能があります。

・通常のコンクリート:見た目が綺麗に仕上がる

・オワコン:透水性と保水性に優れ水たまりができない

・オコシコン:綺麗な仕上がりかつ透水性に優れる

家周りの土間コンクリートのデザイン性にこだわるなら通常のコンクリート、見た目よりも透水性で機能を重視するならオワコンといった選び方もできるのです。

そのため土間コンクリートを選ぶときには、価格だけではなくしっかりと各コンクリートの特徴も確認しておきましょう。



土間コンクリートを施工するメリット

「生コンポータルは土間コンも作ってる。だから、オワコンやオコシコンとの比較ができる」

土間コンクリートは家周りに施工するメリットがそれぞれあります。

・家周りの雑草対策ができる

・透水性コンクリートなら水たまり対策ができる

・家周りのメンテナンスが簡単になる

・車を綺麗に保てる

一つずつ土間コンクリートを施工するメリットを見ていきましょう。



家周りの雑草対策ができる

お庭や犬走、駐車場に土間コンクリートを施工することで雑草対策に繋がります。

土間コンクリートを施工した箇所からは雑草が生えなくなります。

雑草が生えてこなくなる結果、定期的な雑草取りの手間が減ったり、雑草に潜む害虫などの対策に繋がります。

土間コンクリートを施工することで雑草が生えなくなり、家周りのメンテナンスフリーにつながるのです。

透水性コンクリートなら水たまり対策ができる

土間コンクリートに透水性コンクリート(オワコンやオコシコン)を採用することで、雨が降った後に水たまりができなくなります。

透水性コンクリートの内部には無数の隙間が存在し、雨水などは隙間を通り地面に流されるため水たまりができなくなるのです。

その結果として、雨が降る日でも足元を汚さず歩くことができたり、雨が降った後でも水たまりを気にせず歩けるお庭や玄関アプローチを作れます。

それと、駐車場に施工することで洗車水の跳ね返りも減るため、洗車がスムーズに行えるメリットも生まれます。

家周りのメンテナンスが簡単になる

家周りに土間コンクリートを施工することで、除草の手間が減ったり、水たまりができなくなることから、年間のメンテナンスが簡単になるメリットもあります。

土間コンクリートの施工は家周りの排水性や透水性を高めるため、湿気がたまりにくい環境に整えることもできます。

湿気はカビやダニの発生原因となりやすく、外壁へのダメージも考えると、できるだけ留まらせたくないものです。

その湿気を1回の土間コンクリートの施工で対策できるため、雑草や水たまり対策以外の外壁などのメンテナンスにもつながります。

できるだけ家周りのメンテナンスはフリーにしておきたい、というお施主様には土間コンクリートの施工がおすすめです。

土間コンクリートを施工するデメリット

土間コンクリートの施工におけるデメリットは基本的には存在しません。

ただし、どうしても施工にはお金が必要となります。

昨今のインフレの関係でコンクリートの材料や施工を行う業者さんの人件費も上昇しているため、年々土間コンクリートの施工価格は上昇しています。

そのため、土間コンクリートを施工する際には当然ながら、時代背景相応のお金が必要になることは覚えておきましょう。

ちなみに、できるだけ価格を抑えて土間コンクリートを施工するなら、複数社で見積もりを取る相見積もりを行いましょう。

複数の業者さんで見積もりを取ることで、適正な土間コンクリートの施工価格を知り、お得に施工することができるようになります。



機能性と予算から最適な土間コンクリートを施工しよう

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土間コンクリートは、平面的に施工されるコンクリートのことで、お庭や犬走、駐車場など様々な箇所に施工されています。

施工をすることで雑草対策、水たまり対策、湿気や害虫対策にもつながり、家周りのメンテナンスをできるかぎりフリーにもしてくれます。

もし、家周りに土間コンクリートの施工を考えるなら、一度プロの施工業者さんに相談をしてみましょう。

適切なコンクリート選びや予算にあった施工を計画してもらうことができ、庭コンでもお施主様から様々な土間コンクリート施工の相談を承っております。

ちなみに、庭コンではお施主様がお持ちの土間コンクリート見積書と同じ価格での施工を行っております。

⇒土間コンクリートの施工をお考えなら一度庭コンへご相談を!