雑草対策に防草シートはダメ?雑草には土間コンクリートでの防草が最適な理由を解説!

更新日:2025年 03月 28日

雑草対策に防草シートはダメ?雑草には土間コンクリートでの防草が最適な理由を解説!

「雑草が生えてくるからとりあえず防草シート」

と検討もしくは対策を取ろうとしていませんか?

家周りの雑草対策に防草シートを張るのは少し待ってください。

防草シートはすぐに張ることもできますが、耐久性が低く下から雑草が突き抜ける可能性もあり、防草対策として効果はあまり期待できません。

家周りの雑草対策をお考えなら、防草シートよりも土間コンクリートを施工するのがおすすめです。

今回は、なぜ家周りの雑草対策に防草シートはダメなのか、土間コンクリートがおすすめなのか、耐久性の目線から比較できるよう解説します。

家周りの雑草でお悩みのお施主様はぜひ、この記事を参考にしてみてください。

家周りの雑草対策に防草シートはダメ?

家周りの雑草対策に防草シートを張るのは、以下の理由からおすすめできません。

・時間が経つとすぐに劣化して防草効果がなくなる

・雑草の種類によってはシートを突き破る

・水はけが悪くなる

・家周りの景観が悪くなる

おすすめできない理由を一つずつ見ていきましょう。

時間が経つとすぐに劣化して防草効果がなくなる

防草シートは張った後、いつまでもその状態が続くわけではなく、有機物であるため時間の経過とともに劣化していきます。

(有機物とは炭素を含む化合物であり、ペットボトルやバケツなどです。)

シートにもよりますが織布タイプであれば1~2年程度で劣化して破れ、穴が空いて雑草が生えて来るようになります。

耐久性ある不織布タイプでも7年くらいは持つこともありますが、防草シートを張った場所の環境によって左右され、直射日光に当たるなどの影響から早期に劣化してしまう恐れもあります。

つまり、防草シートを張る上で劣化は必ず問題となり、時間の経過とともに防草効果は無くなることを覚えておきましょう。

雑草の種類によってはシートを突き破る

雑草にはたくさんの種類があり、葉先が尖った雑草が生えてくる場合には、経年劣化とは関係なく防草シートが突き破られてしまう恐れがあります。

どれだけ頑丈な防草シートを張っても突き破られてしまうことがあり、隙間からどんどん雑草が生えてきて広がり続ける恐れもあります。

それと、防草シートの上に周りの土や落ち葉などが溜まることで、防草シートの上に雑草が生えてしまう恐れもあります。

防草シートを張ったからといって、手入れが全く必要無くなるわけではないことも覚えておきましょう。

 

水はけが悪くなる

防草シートの張り方が甘いと水はけが悪くなり、雨が降るたびに水たまりができてしまうこともあります。

防草シートの透水性が低いと水たまりが残り続けることもあるため注意しましょう。

それと、元々の土壌の水はけが悪い場合には、防草シートを上から張ることで湿気が抜けづらくなり、防草シートの下にカビなどが発生する原因となる恐れもあります。

家周りの景観が悪くなる

防草シートを家周りの雑草対策に張ると、家周りの景観を損ねてしまう恐れもあります。

特にエクステリアのデザイン性にこだわるお家の場合、黒い色の防草シートが目立ち全体のデザインを損ねてしまうでしょう。

防草シートの色は黒や深緑など濃い色が多く、家周りの色と同化しづらいため景観を損ねる一番の要因となりやすいです。

家周りの雑草対策なら土間コンクリートがオススメ

家周りの雑草対策として防草シートがダメな理由を紹介してきましたが、雑草対策なら土間コンクリートを施工するほうがおすすめです。

・コンクリートの耐久性は半永久的

・雑草が下からコンクリートを突き破る心配はない

・透水性コンクリートを施工すれば水はけ対策は完璧

・土間コンクリートならおしゃれに施工することも可能

防草シートと比較してなぜ土間コンクリートがおすすめなのか一つずつ見ていきましょう。

コンクリートの耐久性は半永久的

コンクリートは無機物であるため、基本的には耐久性が非常に長い特徴を持ちます。

地面に施工することで半永久的に防草効果を期待でき、一度施工すれば張り替える必要はほとんどありません。

そのため、一度の施工費用だけで半永久的な防草効果を期待でき、雑草に悩まされる状態か解放されます。

コンクリート自体のメンテナンスも不要のため、手間が掛からないメリットも持つためおすすめです。

雑草が下からコンクリートを突き破る心配はない

防草シートの場合、雑草が下から突き破る心配がありましたが、コンクリートは硬いため突き破られる心配はありません。

防草シートだと捲れることで防草機能が失われることもありますが、コンクリートなら基本的には捲れる心配もありません。

つまり、防草シートと比べて壊れる心配はもちろん、雑草が下から生えてくることもないため、家周りに施工することで雑草の悩みから解放されます。

 

透水性コンクリートを施工すれば水はけ対策は完璧

防草シートで問題となる水はけも、土間コンクリートでも材料に透水性コンクリートを採用すれば、雑草と排水の両方を対策することもできます。

透水性コンクリートは水を透す機能を持つコンクリートとして、地面を覆いながらも透水させて水たまりができない特性を持ちます。

雑草も生えてこなくなるため、雑草と水はけの両方を対策できることから現在人気を集めるコンクリートです。

施工時間も通常の土間コンクリートより早く、防草シートを敷き詰める作業ほど早くはありませんが、1日~2日で施工が完了するためすぐに対策として施工できる特徴も持ちます。

⇒雑草対策として透水性コンクリートの施工をお考えならこちらから

 

土間コンクリートならおしゃれに施工することも可能

防草シートでは見た目が微妙となってしまうエクステリアも、土間コンクリートを施工するなら問題なくおしゃれにできます。

灰色でスタイリッシュに仕上がることはもちろん、石やタイルなどを組み合わせた仕上げでにすることもできます。

デザイン性についての幅も広く、毎日通る場所だからこそ綺麗に雑草対策できるのが土間コンクリートです。

 

雑草対策の費用対効果で見ても土間コンクリートが良い

家周りの雑草対策として、防草シートよりも土間コンクリートを施工するほうがおすすめな理由を解説してきました。

ただ、費用面で見ると初期施工時には土間コンクリートよりも防草シートのほうが安いことは事実です。

防草シートのほうが安く施工でき、ホームセンターで手軽に入手できることから採用されるお施主様も多いです。

しかし、10年や20年以上の長期間で考えると話は変わり、初期用に対する長年の効果としては土間コンクリートのほうが安く済む傾向にあります。

というのも、土間コンクリートは半永久的に施工した箇所を防草してくれますが、防草シートは1年から数年経つたびに破れてしまい、張り替える必要性が出てきます。

その度に防草シートを購入して張り直す手間が発生するのです。

このように長期での費用対効果を考えると、初期に少し費用は高くなりますが相応の防草対策が行える、土間コンクリートを施工するほうが安く済むのです。

防草対策後のメンテナンスも土間コンクリートのほうが楽

防草対策後のメンテナンスの差についても紹介しておきます。

・土間コンクリートなら掃除や管理が楽

・防草シートを使うなら定期的な張替え、掃除や手入れは非常に手間

土間コンクリートと防草シートでどのような違いがあるのか確認しましょう。

土間コンクリートなら掃除や管理が楽

土間コンクリートの場合、表面が平らなため掃除や管理が非常に楽です。

ゴミや落ち葉などが溜まったとしても、箒などを使って簡単に回収することができます。

透水性コンクリートを施工しておけば水たまりができる心配もなく、湿気も溜まりづらくなるため快適な住環境を整えることができます。

長年に渡って住み続ける環境として、土間コンクリートを施工したほうがメンテナンス面での恩恵も大きい特徴を持ちます。

防草シートを使うなら定期的な張替え、掃除や手入れは非常に手間

雑草対策の費用対効果でも紹介しましたが、防草シートは破れる恐れがあるため定期的な張替が必要となります。

広範囲に防草シートを施工する場合には、張替がかなりの重労働となる恐れもあります。

それと、防草シートは地面の形状に大きな影響を受けるため、防草シート上は必ず平らというわけではありません。

そのためゴミや落ち葉などの掃除もかなり大変で、綺麗に保つためには相応の労力が必要となります。

 

家周りの雑草対策なら耐久性とメンテナンス性から土間コンクリートがおすすめ

今回は家周りの雑草対策として、耐久性とメンテナンス性、それと長期で考えた時の費用対効果として土間コンクリートの施工がおすすめな理由を解説してきました。

防草シートはホームセンターでも入手しやすく、DIYですぐに施工できる利点がある反面、耐久性やメンテナンス性については脆い弱点を持っているため注意しましょう。

もし、家周りの雑草対策で防草シートの施工をお考え中のお施主様は、一度庭コンへご相談ください。

⇒家周りの雑草対策および土間コンクリートの施工のご相談はこちらから

お施主様の住宅周りの環境に合わせた最適な防草対策を現場ごとにご提案させて頂きます。