埼玉県。太陽土木さんが透水コン（ポーラスコンクリート）を施工したくて施主に提案し採用となった。
製造：渋谷建材（担当：大曽根勇太）、施工：太陽土木（6.5m3、100mm厚、5名、3時間）

施工者が積極的に？！

施工Before。

なんとも積極的なことに「透水コン（ポーラスコンクリート）を施工してみたい」と太陽土木。

渋谷建材に相談の上お施主さんにご提案したところ採用の運びとなる。

実に勉強熱心。

「やったことないのでできません」とか、「（やりたくないので）土間コンの2〜3倍の費用がかかります」とか。

そんな腑抜け施工者が絶えない一方、太陽土木さんのように自ら積極的に透水コン（ポーラスコンクリート）に取り組む方も増えている。

施工は簡単！カーポート土間は真っ平らに！

こちらご覧いただければお分かりのように、基本真っ平らに勾配をつけないで施工されるので簡単。

敷設された材料をただただレーキで平らに均してプレートで締め固めれば以上おしまい。

なぜ、これをもってしても、「やったことないのでできません」とか「（やりたくないので）土間コンの2〜3倍です」とか抜かすのだろうか。

不思議でならない。

2022年以降はコンクリを使った土間に固執する全ての施工者は「オワコン」である。

土間＆カーポート透水コンなら2日、オワコンならたった1日で？！

施工After。

いやはや、見事な仕上がり。

さすがは主体性の鬼・太陽土木の仕事である。

あっぱれ。

そして、気づいたことがある。

2022年以前の水を透さない気の毒な土間コンと違ってポーラスコンクリートなら圧倒的な時短が叶うってこと。

通常土間＆カーポートの場合最低でも3日はかかる。

1日目：掘削（カーポートの基礎穴掘り含む）・路盤・柱建て方・基礎コンクリート打設、あと頑張ればワイヤーメッシュ敷設ってところだろうか。

翌日：カーポート屋根設置とワイヤーメッシュ敷設だろうか。土間コンは1日がかりに及ぶため、施工に踏み切れない。

3日目：土間コンクリート打設、養生

1日掛りと特別扱いを強いるコンクリであるから工程管理も大変になる。

雨の一発降ろうものならグダグダだ。

ポーラスコンクリートが圧倒的な時短を実現する理由

今回のように70m2もの面積でもたった3時間とかで終わってしまうのがポーラスコンクリートの特徴だ。

丸1日かからない。

通常の透水コン（ポーラスコンクリート）ならこんな感じになるだろう。

1日目：掘削（カーポートの基礎穴掘り含む）・路盤・柱建て方・基礎コンクリート打設、後頑張って透水コン打設までいけるかもしれん

2日目：カーポート屋根設置、午後から透水コン打設、養生

ね。

2日で終わった。

さらにオワコンの場合、以下の通りとなる。

1日目：掘削（150mmと薄く、基礎穴堀）、残土処分（ダンプに乗せてよけておく）、生コン車到着にて基礎コンクリート打設、造粒材投入にてオワコン製造、2層で路盤を兼ねたコンクリート工、養生、その上で屋根設置。

ほら。

1日で終わっちゃった。

規模にもよるとは思うけど、オワコンの場合一般のカーポート＆土間なら楽々1日。

恐るべし、オワコン。

この件については別立てで特集したいと思っておりやす。

オワコン、透水コンはエコだけじゃない。時短「働き方改革」をも実現

見せかけの SDGs、形ばかりの省エネ・働き方改革に溢れている。

バッヂつけて偽善者づらしてもなんもやってないやついっぱいいる。

僕たちはバッヂとかつけてませんけど。

でも、実際には誰よりも時短とかエコとかやってます。

再生骨材コンクリートを用いてセメントを使わないオワコンはまさに「大地を削らない、汚さない、蓋しない、循環するコンクリート」の実践です。

そして、その施工は、従来の工程を圧倒的に短縮することに成功してます。

バッヂつけてませんけどね。

つける気もさらさらありませんけどね。

偽善はいいから、きちんと物事の本質を見定めて、ものづくりに打ち込みたいと思う。

国に言われてはいわかりましたってやるのは本当のエコでも働き方改革でもない。

そんなもんは太陽土木のように主体性を持って自らやるべきなのだ。

SDGsとか言って背広きて雑誌の表紙を飾ったりしない方がいい。

結構な広告料を取られたりしない方がいい。

そういうクズみたい時間の無駄に身をやつさない方がいい。

なぜか毎度こちらのブログは悪口で締めくくることが恒例となっているようです。

というわけで、雨ですね、いやですね、それではまた次のブログでっ。

宮本充也