長岡生コンクリート

オワコンロゴ

「撒いて踏むだけ」の簡単施工でDIYにも最適な、造粒ポーラスコンクリート「オワコン」。
オワコンは水を透すコンクリートなので、家周りの雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞から解放されます。

2022/07/11

産業や社会に新しい循環が生まれていることを感じた1週間(週刊生コン 2022/07/11)

産業や社会に新しい循環が生まれていることを感じた1週間(週刊生コン 2022/07/11)

社会や産業、そして会社組織や個人の関係性に新しい循環が生まれているようだ。これまで統制を前提とし構築されていた産業・組織構造は今新たな構造に刷新されエネルギーが結果的により効率的に循環を始めている。(週刊生コン 2022/07/11)



地域内に新しい循環

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⚫︎先週の記事1: 【実録】「愛犬と寛ぐ大人の隠れ宿 えふでの宿《八の坊》の駐車場が温泉でクールダウンするよ」

これまで真の意味で旅館の5代目と生コン屋のオヤジが協業することはなかった。

そこには産業の分断があった。

僕たちは常に序列され、1番から100番まで名付けられて育ってきた。

それは社会に出てからも同じで、大手・中堅・零細と序列される。

誰かよりも、上とか下とか、知らない誰かの評価に晒される。

属性。

氏素性。

必ずカテゴリにはめられて、旅館の5代目と生コンやのオヤジが共に仕事をする必然性は失われてきた。

常に競わされ、常に区別されるこの仕組みは一体誰にとって都合がいいのだろう。

一方、あたらしい世界では分断が統合へ向かう。

自然に区別されていた2人は協業をすることを許される。

いよいよ明日、その協業が具体的な像を結ぶ。

新しい循環のキックオフだ。



地域間の分断も統合へ

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⚫︎先週の記事2: 【地方創生】「《ペットボトルの水より安い》《運賃込み》 【生コン】 は《ネット小売》と《地場産業》が組む事で革命を起こします」

あなたは函南町。

僕は伊豆の国市。

だから、僕たちは互いに異なります。

それが、これまでの構造、これまでの仕組みだった。

互いに分断され競わされることできっと何かいいことがあったのだろう。

これまでの世界では。

これからの世界では地域の分断も統合に向かう。

参院選で賑やかな折に甚だ恐縮だが、神戸で伊豆の国市の投票ができない必然性ってあるだろうか。

函南町の丹那地区で発生する間伐材のパウダーを伊豆の国市の長岡地区で操業する生コン工場で受け入れて製品(オワコン)としそれをまた丹那地区の自治体の困りごと「雑草」を解消するために使う。

地域間が競い合うのではなく連携する。

あるいは、長岡地区のホテル・飲食店で発生する残飯を丹那地区の酪農家が受け入れ堆肥とする。

その堆肥を使って作られた野菜が長岡地区の飲食店で調理され東京や名古屋から訪ねた旅行客を唸らせる。



どこかの循環はまた別のどこかへ

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⚫︎先週の記事3: 【神奈川】「雑草は抜く、絶対生えさせん。でも植栽(樹木や草花)には生き生きと成長してほしい」東京テクノ・コンクリートサロン

例えばそんなすごいこと。

循環の結果としてオワコンのようなプロダクトが用いられ樹木を生かしながらも雑草は抑える。

雑草には他で生えてもらう。

人と自然がきちんと調和して互いに尊重し合う世界。

そんな循環は今他の全く別の地域、それは仮に海外だったとしても、再現されることになる。

例えば生コン工場は世界中どこにだってある。

あるいは、酪農、または飲食店、ホテル。

例えば、当社が取引して長いMAPEIはイタリアの会社で何度も訪ねたミラノでは同じようにホテル、飲食店、近郊には酪農があった。

それは、他の用事で訪ねたフランスや、アメリカ、中国やマレーシアでも同様だった。

つまり、出来上がった新しい循環は直ちに模倣されることを望む。

そこに障害や垣根は必要だろうか。

囲いをつけて、「ここからここまでは俺のもん」と所有を唱える価値はあるのだろうか。


あたらしい世界では垣根は取り払われ誰もが招かれ必要とされる。

そんな世界では新しい循環が生まれ、組織や個人は生き生きと自由に自分達がやってみたいことに夢中になることができる。

恐れる必要はない。

今週もそんな循環がさらに力強く起きることだろう。

あたらしい世界で僕たちは一体何ができるのだろう。



宮本充也

オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)

◆施工面積40m2

材料費
(配送料無料)
80,000円40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価)
工事費70,000円2名 x 35,000円(日当)
諸経費7,500円5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事))
合 計157,500円

※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2

◆施工面積60m2

材料費
(配送料無料)
120,000円60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価)
工事費95,000円2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許)
諸経費10,750円5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事))
合 計225,750円

※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2


宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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