長岡生コンクリート

オワコンロゴ

「撒いて踏むだけ」の簡単施工でDIYにも最適な、造粒ポーラスコンクリート「オワコン」。
オワコンは水を透すコンクリートなので、家周りの雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞から解放されます。

2022/04/18

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「1DAY PAVE(ワンデイペイブ)復活?! 本物の1DAY PAVEは実はオワコンだった件」(週刊生コン 2022/04/18)

「1DAY PAVE(ワンデイペイブ)復活?! 本物の1DAY PAVEは実はオワコンだった件」(週刊生コン 2022/04/18)

今は亡きと言ったら怒られそうだが、鳴り物入りで登場したセメント・コンクリート業界の至宝ワンデイペイブは予算をふんだんに与えられマニュアル編纂や全国各地で見学会や催物が開かれたものだが今はどうか。一方、昨年「民間の共感ベースで」彗星の如く突如誕生した造粒ポーラスコンクリートこそ本物の1DAY PAVEであることが実証された1週間。



あの人は今「ワンデイペイブのその後」

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(「1DAY PAVE」「コンクリート」Google検索結果)

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(「オワコン」「コンクリート」Google検索結果)


2016年当時、セメント協会・ZENNAMAいわば業界団体の肝煎りプロダクトとして誕生した1DAY PAVE。

Google検索結果をご覧になればわかるように、昨年(2021年8月下旬)に登場した業界団体の助けを全く受けてない、業界関係者の共感ベースで生まれた造粒ポーラスコンクリート「オワコン」に注目度で負けている。

⚫︎ 早期交通開放型コンクリート舗装 1DAY PAVE 製造施工 マニュアル

この編纂に一体いくらかかったのか知らんが、この6年結果全くほとんど売れることなく今や「あの人は今」になっている1DAY PAVEのマニュアルは78ページにも及ぶ超大作だ。

こういうの、「無駄」っていうふうに学校で習った。

また、広告主の提灯記事しか書けない新聞社どももひどい。

名前を出してしまって恐縮だが、建通新聞さんやセメント新聞さん、コンクリート新聞さんは当時ずいぶん記事を量産してましたね。

「新たなムーブメント」

あれ?

何の話?

身近にも何人か新聞記者を知ってるが、大体において広告主である大資本や権威に阿るスタイルで、しがらみの中で見事にしがらんで、へこへこしている。

現実を全く報じない。

僕なんかが、「うちの透水性コンクリートをとり上げてよ」とかいうと、上から目線であれこれ評価じみたことをくっちゃべり、「別の担当者からご連絡があります」と広告の、つまりは、金の無心には余念がない。

バカですか。

新聞屋さん、そんなんばっか。

業界を挙げて、一致団結、聞こえはいいが、結果予算を無駄に投じただけで、成果・アウトプットは全くなかったのが、1DAY PAVEだ。

それが、早期交通解放型コンクリート舗装だった。



本当の「早期解放」「1DAY」は何とオワコンだった?!

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⚫︎過去一週間の記事1: 【駐車場モニターCP】「アルファード、ヴォクシー、ハスラー?! 何とオワコン施工 2日後に駐車場になっちゃった!!」

⚫︎過去一週間の記事2: 【大阪】「オワコンの駐車場は土間コンよりも安く作れる、なのに、水通す、保水する、高機能、高性能」寝屋川コンクリート・エヌシー産業


元祖1DAY PAVEがまさに「オワコン」だけに、何ともややこしいのだが、造粒ポーラスコンクリート「オワコン」も翌日車を乗せても大丈夫、という実績がこの1週間続いた。

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絶賛バズり中の「土間コンよりも安く納品される」オワコンCP。

そのモニター案件がガンガン続いている。

普通なら「翌日に車乗せて万が一ヒビでも割れたら嫌」って感じだろうに、「翌日載せてみましたよ」と非常に協力的に参画いただいている。

元々、雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞害・害虫が対策できればいいや、くらいに思って開発したのだったが、市場と顧客の要請を受けみるみるうちに進化・成長を遂げている。

ZENNAMAとかセメント協会とか、ぶら下がり建設・コンクリートメディアらの協力がないのに。

無視、黙殺、されているというのに。

オワコンは民間の共感ベースで逞しく普及を広げている。

そして、期せずしてオワコンは「1DAY PAVE」「早期交通解放型コンクリート」だということが示されたのだ。



1DAY PAVE名乗っていいですか?「オワコン」

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商標登録されてるのか調べてみたら未登録。

おそらく、「みんなのもの!」的な発想で申請は見送られたのかもしれない。

まあ、みんなのものでも何でもなく、実際は売れなかったのだけれど。

一方、オワコンは上述のように、ちゃんと売れていて、しかも1DAYで車両が乗り入れちゃえるのである。

最近あまりZENNAMAとかセメント協会とか、その辺の話題を上げてなかったが、やっぱり業界団体って金だけ吸い上げるだけでなんのアウトプットも起こしていないということを実感する。

長年上司からの見栄えばかりを気にしてへこへこコメツキバッタのように社内政治を勤しんできた方々にイノベーションなんか起こせるわけもない。

業界団体のパネルディスカッションではそれっぽいことをしゃべるのだけれど、上述のように一つとして成果としては上がっていない。

でも、取り巻き(新聞社とか、工業組合とかの理事とか)にちやほや煽てられて、「ゴルフも仕事のうち」と嘯いて、工場で実務に勤しんでいる人々をみてみぬふりしてしがらんでる。

バカですね。

とっとと引退されたらいいですね。



業界内向きの評判ではなく、市場と顧客を見つめろ

「評価」と「評判」を履き違えていらっしゃる方が多い。

「人様からどのようにみられているか」が評判であって、評価ではない。

評価とは畢竟「売れたか(結果を残したか)、売れなかったか(そうでないか)」に尽きる。

業界の中にいるいろんな人がわかったようにしゃべっている全ては評判であって評価ではない。

オワコンは業界では全く評判に上らない一方、「売れる」という意味では市場と顧客の評価を下されている。

結果を残している。

そのために、誰かにへこへこしたことはない。

「新聞に載せてください」一応、念のため、セメント新聞の改発さんという記者に昨年教えて差し上げたのだが、無視された。

で、すごいなあ、と思ったのが、横浜国立大学の細田先生からの声掛けにはノコノコと取材にいらしていた。

同じ、造粒ポーラスコンクリートについてなのに、地方の生コン屋の声かけは無視して、権威のお声がけには笑顔満面、尻尾をふりふり参上したというわけだ。

そんなもんが報道と呼べるのだろうか。

僕にはちょっとわからない。

そして、わかった。

現行の産業構造においては本当に世の中を明るくするような成果・アウトプットを生み出すことは期待できない。

現行の産業構造をベースに、有機的で生命体のようにシームレスな構造にパラダイムシフトしなければならないのだと思う。

市場と顧客を無視・黙殺するような産業構造ではダメだ。



1週間を振り返る、「週刊生コン」は毎週月曜日の日課となっている。

1秒、1日、の変化は小さい。

1週間、1ヶ月でも、大きな成果は生まれにくい。

ただ、この7年間というもの、毎日欠かさずブログという形で自分達の活動を振り返りアウトプットし続けてきた。

その結果、これまで見えていなかった、わからなかったことが次第に明らかになっていった。

「業界の権威」とされ、雲の上の存在とおだてられていた多くの人たちが、実はポンコツ、何にも成果を上げていない、ということがわかった。

僕たちが見せられている世界は実は欺瞞に満ちているのかもしれない。

行儀よく真面目にやってたら、真実を見ることができないのかもしれない。

ここ6〜7年のワンデイペイブ(業界団体)と透水性コンクリート(民間のダイナミズム)をこうして振り返って比較してみるとそれがよくわかる。

引き続き、評判など気にすることなく、市場と顧客(社会生態系)における自らの貢献を見つめて粛々と活動に邁進したい。



宮本充也

オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)

◆施工面積40m2

材料費
(配送料無料)
80,000円40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価)
工事費70,000円2名 x 35,000円(日当)
諸経費7,500円5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事))
合 計157,500円

※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2

◆施工面積60m2

材料費
(配送料無料)
120,000円60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価)
工事費95,000円2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許)
諸経費10,750円5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事))
合 計225,750円

※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2


宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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