2022/03/20
《生コンキャンプ》「あまり気張らないで4月8日は生コン関係者が集まったキャンプ(会合)を張ります」
いよいよ生コンポータルから関連団体向けに案内が配信された「生コンキャンプ」。形式から入らず、とにかく想いのある生コン関係者がキャンプ(会合)を張る。セメントメーカーの上げ膳・据え膳で創業した歴史を振り返り、これからの時代自分達の手で未来のコンクリート産業を拓こう。
4月8日生コンキャンプキックオフ
⚫︎日時:令和4年4月8日(金)13:00〜ミーティング/17:00〜懇親会
⚫︎場所:生コンポータルkr(静岡県伊豆国市長岡925)
⚫︎参加費:1名あたり10,000円、オンライン参加5,000円(暫定)
⚫︎申込:生コンポータル(namacon-camp@nr-mix.com)
TEL:055−947−0049/FAX:055−947−0052 担当:(株)コンクリート 池上
⚫︎店員:リアル参加につきましては定員30名になった時点で受付終了
⚫︎備考:翌日11:00よりkr敷地内で造粒ポーラスコンクリート「オワコン」の製造・施工見学会開催予定
集客とか、特に頑張らない。
仮に、5名とか10名だったとしても、別に損するわけでもないし、会場費がかかるわけでもない。
少人数の方がむしろ集中力が分散せず中身の濃い議論ができるのかもしれない。
基本誰だって参加OKなのだけど、「生コンキャンプ」とあるから、メインは生コン工場が自然だ。
また、産業に関わる登場人物としては続いてゼネコンが対象になるだろうか。
発注機関や建コン・設計事務所、各種メーカー、商社については今後のおいおいってところか。
まずは、生コン工場が中心となって「生コンキャンプ」の理念・目的を濃いところで固める。
キックオフとはそんな議論を想定したものになるだろう。
僕とか特定の誰かから一方的に何かを押し付けないように注意したい。
それぞれがそれぞれの環境を通じて抱いている想いや信条を共有できような場所であったらと願う。
活炭素、DX、SDGs、サステナビリティ、資源循環型社会etc..生コン
明らかにわかっていることは、「作れや、売れや」の50年前とはフェイズが違う、ということ。
生コン産業に求められている社会的要請は「作ること」「売ること」ではない。
むしろ、なるべく作らないこと、あるいは、サステナビリティであったり、毒性・環境負荷のゼロで循環するコンクリートを作る産業に刷新すること。
そのフェイズにあって、「作れや、売れや」を支えてきた「JIS A 5308」「独占禁止法適応除外」を引き続きgoing concernでいいはずがない。
「JIS A 5308」「独占禁止法適応除外」を否定するのではなく、その依存体質を脱却しなければならない。
多かれ少なかれ、生コンに従事している人であるならば、このように考え、感じているのではないか。
「じゃあ、何をやったらいい?」
僕は僕なりに、生コン製造ラストワンマイルにあって、自分が大切だと感じていることを実践しているつもりだ。
ただ、所詮一人や個社の力は限界がある。
誰もが「じゃあ、何をやったらいい?」を形にして社会全体に働きかけるためには、同志らが手を取り合った連携が必要になる。
「生コンキャンプ」
そんな連携の場所になるべく、僕は思いをこの場所に寄せている。
キックオフでは何をやろう?
上記は僕が生コンキャンプに寄せる想いである。
だから、他の生コン従事者にとっては、また別の願いや思いがあって当然だし、そうした多様な考え方を尊重できる場所であったらいいと僕も思う。
キックオフでは各人からそれぞれ「生コンキャンプはどんな場所であるべきか」「生コンキャンプに何を期待しているか」「何をやったらいいと思うか」をプレゼンするのはどうだろう。
もちろん、決めつけとか義務ではないけれど。
また、議論の結果、「生コンキャンプ、必要ないね」ってことになれば、そのまま蹴り上げることなく、やめて仕舞えばいいだけのことだ。
人々が連携する場所としての組織とは目的を果たすための手段であって目的ではない。
気をつけていないと、いつしか組織が目的化しはじめる。
個人的に数年前に苦い経験をしたことがある。
だから、役割が終わったら、解散。
潔い場所でなければならないと思う。
これだけは譲れない僕の強い信念だ。
その上で、「これがやりたい」となったら、次の開催に関しての議論に移る。
場所をどこにするか、どんなテーマでキャンプ(会合)を貼るか。
誰か特定の事務局や会長・リーダーが導くのではなくて、生命体のように自然に方向性が定まっていく。
生コンキャンプ。
僕自身、一切頑張らずに、生コンキャンプに参加したい。
自分にとって、そして、そのことが、建設・コンクリート産業全体にとって、素敵な発展の機会となれば幸甚である。
宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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