2022/05/17
「土間コンとしてのオワコン単品表層のみなら5000円(平米・全国一律)で対応可能な理由」生コンポータルCP
5000円です。わかりやすく伝えられるのが最もいい。もちろん、価格というのは市場に委ねられるものだが、ご挨拶というか生コンポータルが自信と責任を持って答えられる価格としての5000円(キャンペーン価格)で土間コンとしてのオワコンをご提供いたします。
土間コンとしてのオワコン
土間コンの相場は大体ざっくり言って5500〜6500円(平米)て感じだろうか。
最近ではコンクリートも全国的に値上がりしていてもっと高くなっているかもしれない。
生コンポータルでは「2022年以降土間コンは水を透すのが当たり前」とこのように豪語している。
個人的には人生を賭してこのように言い張っている。
大法螺などではない。
そのように信じきっているのである。
なぜって、オワコンなら土間コンよりも安く間違いなく安くできるのだ。
その理由は以下の通りだ。
オワコンが土間コンよりも安い理由
例えばこのくらいの面積の土間コンを例に取ろうか。
掘削(200mm)・残土処分・路盤工(100mm)・メッシュ配筋までで間違いなく1日。
2日目丸1日かけて施工されるのが土間コンである。
4〜5名は作業員が配置されるだろうか。
一方のオワコンだが、作業人員は2名で十分だ。
「早く終わるけど、急がなくてもいい」
これが、ポーラスコンクリート(透水コン)と似て非なる最強の性能。
これから迎える夏本番でもポーラスコンクリートと違って施工を急ぐ必要がない。
のんびり施工しても乾かない(ドライアウトしない)。
だから、骨材飛散が起きない。
2人とかでのんびり施工したって問題ない。
仮にその土間コンが30m2だったとして、作業員のお兄さんたちの日当が仮に3万円だったとして。
6万円を30m2で割れば平米単価として2000円。
オワコン材料平米単価が3000円。
ちょうど5000円でおさまるってわけ。
オワコンが土間コンよりも安い理由pt.2
表層工だけで語ってはならない。
本当の本当に土間コンよりもオワコンが安い理由は実は事前工にある。
(引用:ガーデンプラス)
土間コンクリートが出来上がるまでには事前工として以下のような工程が存在する。
掘削(200mm)・残土処分(200mm分)・路盤工(100mm)・メッシュ配筋
この工程がオワコンの場合以下のように最適化される。
掘削(150mm)・残土処分(150mm分)
路盤とメッシュ配筋が要らない。
だから、事前工も含めてたった1日で終わっちゃう。
路盤をオワコン2層施工で兼ねることができる。
専門用語で言えば、セメント安定処理路盤のすごいバージョンとしてオワコンを適用することができる。
ここまで説明しても一般には珍紛漢紛だろうけれど、一応言い放っておく。
だから、安い。
土間コンよりも安いのに、なのに、水を透すし真っ平らだし排水設備いらないしだしなのだ。
さらにオワコンが土間コンよりも優れている点
ほら、土間コンてえ、汚れるじゃないですかあ。
などと世間では絶えて語られることはない。
これが問題なのである。
土間コンが景観を最も汚している(あるいはCB塀やコンクリート擁壁と言い換えてもいいかもしれない)と声を大にして言いたい。
生コンポータルの使命とすら考えている。
コンクリが世界の景色をくすませている。
ごめんなさい、コンクリが悪いんです。
このように平伏したいのである。
なぜ汚れるのかについては紙幅に限りがあるためここでは割愛する。
一方、オワコン(透水性コンクリート)についてはこの汚れるという現象が比較的穏やかであることができる。
オワコンが汚れにくい理由
オワコン(透水性コンクリート)はその名が示す通りで水を透す。
2022年以前の気の毒な土間コンは水を透すことがない。
水がたまる。
およそ地面は雨が降れば大量の雨水にさらされることになる。
雨水は綺麗じゃあない。
大気中にはたくさんの汚れが浮遊している。
それらが水に溶け込んでどさっと土間コンに降り掛かってくる。
でも、オワコンの場合すぐにそれらは通って地下に還元・浸透する。
だから、表面に残らない。
晴れたらすぐ乾く。
土間コンのようにいつまでもジメジメうじうじしていることがない。
僕ほどこの地球上で土間コンの悪口を書いている人はおそらくいないのではないか。
こんなやつ敵に回したくないと心からそう思う。
毎日悪口を記録に残る形で書き続けられるのである。
我ながら、こんなやつ、嫌だ。
そんなわけで、2022年からは土間コンといったらオワコン
パートナー企業であるエクスショップから聞いた話を紹介したい。
オワコンがまだリリースしたばかりの頃のエピソードである。
受付電話を受けたオペレーターが困惑していたそうだ。
「お客様が土間コンのことを間違えて【オワコン】っておっしゃるんですよ」
いや、そのお客様は正しい。
オワコンが2022年からはスタンダードなのだ。
ただ、その時はまだ2021年だったためにオペレーターも悪くはない。
悪いのは、情報発信を怠っていた、つまりオペレーターの方にオワコン=土間コンと伝えきれていなかった生コンポータル、もっと言えば僕の不徳の致すところだ。
もう、これからは、土間コンといったら何がなんでもオワコンなのである。
5000円なのだ。
頑張ろう、NIPPON。
というわけで、みんな、もう、水を透さない気の毒な土間コンを買ってはダメです。
不幸になります。
宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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