2022/04/08
【千葉】「オワコン88,800円キャンペーンは何と横浜国立大学の学生らによるスタートアップ《コンクリートサロン》で納品されてます」
1つ前のブログで紹介したオワコン88,800円キャンペーン施工の模様だが、施工をしたのはなんと横浜国立大学のコンクリート工学を勉強している学生らが立ち上げたスタートアップ・コンクリートサロンのメンバーによる施工だった。
学生スタートアップにより納品されるオワコン
⚫︎参考記事: 【千葉】「まずは身近な現実の国(雑草・猫糞尿・ぬかるみ・水たまり)を理想郷にしようよ」当方レミコン 千葉工場
学生たちは何と公共事業だって請け負っている
⚫︎参考記事: 都市イノベーション学府 学生プジェクト"granZ concrete"が完成
彼らは横浜国立大学の都市イノベーション学府に在籍しているれっきとした学生たちだ。
何と、「都市イノベーション」をお勉強されている学生さんたち。
オワコンとは、都市にイノベーションを起こす、と期待されている、というわけ。
お宅の家周り、イノベーションしませんか。
家周りのイノベーションとは?
(写真はhttps://exterior-work.com/?p=31788から引用)
家周りといえば、何もしないで雑草やぬかるみに苦しむ、または、写真のように防草シートの下地に砕石を撒いておく、くらいしかなかった。
それが、都市を形成する、家、そして、その周り、だった。
当たり前、常識だった。
イノベーションとは、物事の「新機軸」「新結合」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」のこと。一般には新しい技術の発明を指すという意味に誤認されることが多いが、それだけでなく新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自律的な人・組織・社会の幅広い変革を意味する。 ウィキペディア
昨年発生した造粒ポーラスコンクリートという技術分野はまさにイノベーションだった。
その証拠に横浜国立大学をはじめとする多くの研究機関の注目を集めている。
事実、学生スタートアップを主宰する志賀純貴(あつき)さんの修士論文のテーマは造粒ポーラスコンクリートだ。
88,800円キャンペーンはそんなコンクリート工学系学生らによって納品される
コンクリートの将来を担う学生もこの888CPには参画している。
何せ、DIYもできちゃう、ただただ雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞尿から解放されればいい。
たった、それだけの要求性能なわけだから、コンクリートであれば、そしてポーラス構造(水を通すための空隙が保全されている)であればOK。
何も難しくない。
88,800円で永久に雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞尿から解放される
あなたは、その価値を高いと思うだろうか、安いと思うだろうか。
この分野に関して興味があるなら、いろいろ調べてみたらいい。
どこかにもっと安い、もっといいものがあると、頑張ってみたらよろしい。
そして、きっと、ここに戻ってくるんです。
だって、コンクリだから。
大丈夫、僕、コンクリだから。
防草シートとかプラスチック製品と違って永遠なるものだから。
土器とか何万年前のものが発掘されるアレと同じ物性のコンクリだから。
永遠ですよ。
お問合せお待ちしておりますっ。
宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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