2022/08/27
【青森】「犬走や駐車場に施工されたオワコンの直後と数日経過後の違いについて」久吉生コン・888
青森県平川市。ネット見つけたオワコンが魅力的だったため自宅周りを依頼したかったが青森県内に施工実績を見つけられず庭コン・生コンポータルに問い合わせてこの度採用。施工直後と数日経過後のオワコン。
製造:久吉生コン、施工:888(サンパチ)(担当:村上さん、12m3)
オワコン施工直後と数日後それぞれの様子
犬走・お勝手口前のオワコン施工After
このところオワコンを契機に親しくさせてもらってる888(サンパチ)さんからの共有。
こちら、お勝手口前というか、犬走的な場所というか、いわゆる室外機とかエコキュートとかが多いてある家周りスペース。
放っておくと皆さんご存知「雑草」に脅かされる生活が始まる。
また、コンクリで埋めてしまうと「排水」が問題となり、悪い場合には床下浸水などに脅かされる。
怖いんだぞ、犬走。
888さん、オワコンを契機に新事業として外構を始めるそうだ。
市場性に対する嗅覚僕と全く一緒です。
この分野誰も意識してないけど膨大に広がる分野でここを制する舗装はキングダムに上り詰める。
そのプロダクトは間違いなく「オワコン」。
禿同です。
前庭・建物前の駐車場オワコン施工After
で、こちらは駐車場。
平坦性もバッチリで素晴らしいですね。
普通駐車場など土間コンを施工する場合ついて回るのは「水勾配」でありそれをつけねば降雨はその場で水溜まりをひき起こすことになる。
また、溜まった水はボウフラを呼んだり、また水に溶け込んだ汚れ成分はそこにとどまることでコンクリートの奥にまで入り込みなかなかとれず、汚れとなってその場に残る。
さらにはコケ・カビなどの繁殖も誘因する。
ろくでもねえな、土間コン。
一方、オワコンは水をじゃぶじゃぶ透すから真っ平らにしといても水溜りとかになりません。
だから、汚れにくいです。
絶対に汚れませんとかではない、汚れにくいのだ。
で、これらオワコンは施工直後は鼠色というか黒っぽいというか、こんな感じ?って誤解されがちだが数日経過すると水分が抜けいわゆる土間コンの白さを帯びてくる。
犬走のオワコン数日経ったらどんなふうになる?
わお。
白い。
綺麗。
素敵。
雑草も生えてこなければ、排水だって問題ない空間だね。
真っ平らだし。
このスペースじめじめしがちだけど、水を透す分コケ・カビとか生えにくそうだね、よかったね。
オワコン駐車場数日経過したらどんな?
おお、ちょうど前面道路のアスファルトといいコントラスト。
コンクリート舗装はアスファルト舗装の「黒舗装」に対して「白舗装」と呼ばれる所以がこれでわかる。
なんか、手前に排水溝がありますが、出番なさそうだね。
だって、すごいんだもん、オワコンの透水性。
一見、「水透すの?」って感じのテクスチャではあるが、↑これもん。
バンバン透す。
また、ドライテックやオコシコンと違ってただただ水を直下に流し落とすのではなく「保水」が特徴となっている。
そのため、貯留性も期待され洪水被害対策にも従前のプロダクト以上の効果を発揮する。
大躍進の888(サンパチ)さん施工後の感想
施工後:
「施工して思った点二回目の施工時手押しローラーを使いその後プレートで転圧する方が綺麗に仕上がった」
「少しデザイン的にオコシコン(既往のポーラスコンクリート)に負ける感じがするので色塗りもやってみたい」
all roundやタケザワウォール、YNKワークスやオリジナルガーデンなど、上昇志向の施工者は常に現場で工夫を重ねている。
やっぱ、家周りをお願いするならこうした施工店だよね。
青森でオワコンを依頼するなら間違いなく888だね!
素晴らしいです。
オワコンで新事業を始めるには?
単価 | 送料 | 最低 注文数量 | ※ 参考価格 | |
---|---|---|---|---|
砂利・砂・砕石 | 15円/kg | 込 | 1000kg | 56円/kg |
乾燥生コン | 20円/kg | 込 | 1000kg | 33円/kg |
防草砂(乾燥モルタル) | 20円/kg | 込 | 1000kg | 33円/kg |
生コンクリート | 20円/kg | 込 | 1150kg | 33円/kg |
オワコン | 20円/kg | 込 | 2000kg | - |
オコシコン(透水コン) | 30円/kg | 込 | 2000kg | - |
ドットコン | 2,800円/枚 (0.81m2) |
別 | 1枚 | - |
ヌルコンDIYキット 駐車場1台分 |
17,000円 | 別 | 1セット | - |
ヌルコンDIYキット 駐車場3台分〜 |
52,000円 | 別 | 1セット | - |
※参考価格:袋タイプをホームセンターで買う場合の価格です。
DIY向け資材を購入するメリット
・重い袋タイプを運ばなくても、資材が自宅までトラックで届きます。
・工業規格と同じ配合なので高品質です。
・資材を置き配することができます。
DIY向け資材購入の注意点
・注文ロットは500kg刻みとなります。
・お支払いはpaypay、現金にて当日または事前決済となります。
・DIY資材はすべて置き配になります。
こちらはDIYerが庭コン・生コンポータルを通して購入しうる金額を一覧にしたもの。
当社の経費分が載ってしまうため、少し高めの設定にしてある。
もしあなたが DIYer以上、つまり新事業として外構をやってみたい、あるいは外構業者である場合は当社からではなく、例えば今回のようにご当地の生コン工場から直接購入するという手段だってある。
その場合はこちらのリストから最寄りの生コン工場を探し出し直接連絡とってみるのもいいだろう。
または、当社らが無料で仲介してもいる。
いずれにせよ、不明点があれば問い合わせフォームからご一報されたし。
続々と共感の輪が広がっている。
いろんな地域からいろんな施工実績が日々寄せられている。
まだ、オワコンはリリースから1年程度で先行プロダクト「ドライテック」を圧倒する施工実績を誇る。
やはり、ドライテックやオコシコンなど既往のポーラスコンクリートには限界があった。
そもそも施工フレンドリーではない。
(現場は人任せ、会議で指図し思い上がり、堕ちたブランドにしがみついている人にはわからなかろう)
夏場や風の強い時はすぐに乾いてしまって施工不良の原因となりクレームが発生してしまう。
それをなんとか「早く終わる」という価値に転換しムリくり情報発信をしてきてやったがなんだか最近そんな努力をしてやる気が失せた。
だめなもんはだめ。
それを真摯に伝えるのが情報発信者やサプライヤーの務め。
とはいえ、既往のポーラスコンクリートのニーズがゼロになるということはないだろうから当社らとしては改良版バインダー「Y材」あるいは「ライブパック」を配合した「オコシコン」も併せて展開している。
現場でより乾きにくく、適度な粘性で慌てなくてもいいポーラスコンクリートだ。
無論、「ドライテック」に関しても顧客の求めに応じて提供していくつもりだ。
なぜなら、当社らが開発に関わっており、GD賞金賞も獲得した愛着ある製品だ。
もしも共同開発ではないと独善的な主張がまかり通るならGD賞委員会に「報告に虚偽がありました。金賞辞退します」と申し出るより他あるまい。
まあ、GD賞金賞のおかげで売れたという形跡は見当たらず、当社らとしてはどっちでもいいのだが。
というわけでまた次回!
宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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