2023/08/06
【衝撃】「アスファルトに対して散水したオワコンは 【20℃超】 路面温度が低下した」
外気温33℃の酷暑の中「アスファルト」と「オワコン」の路面温度をサーモグラフィで比べてみた。なんとなくだけど、白舗装(コンクリート)の方が温度が低いとは聞いてたけれど。実際やってみて走った衝撃について。
恐るべし「オワコン」20℃超の路面温度低減
アスファルトよりも8度低い「オワコン」
サーモグラフィによる画像。明らかに、オワコン(右)はアスファルト(左)に比べて低温。
その差、なんと8℃!
打ち水した直後はどう?
水温にもよるだろうが、路面は一様に冷めた模様。
アスファルトは60℃から一気に15℃下がって45.5℃。オワコンも51℃から10℃下がって42.7℃。この時点ではアスファルト、オワコンの温度差は元々ほど顕著ではなくなった。
【衝撃】散水後15分経過
アスファルト(左)は直ちに熱せられ52.1℃に対し、オワコンは15分経過してもさらにぐんぐんと温度が下がり39.3℃。 つまり、この結果は散水していないアスファルト(60℃)に対して、散水後しばらく経過したオワコンは20℃以上路面温度が低下したことを示している。
脅威のオワコン路面低温保持力(30分後)
30分経過したアスファルト(左)表面はほぼ元通りの温度である一方、オワコン(右)はまだ30℃台をキープしている。オワコンが世の中の舗装の標準になったら世の中からヒートアイランド現象という言葉が消えてなくなるかもしれない。
もしもこのアプローチが汎用化されれば、資源循環などと組み合わせれば「大地を削らない、汚さない、蓋しない、循環するコンクリート」「自然と人が調和するコンクリート」が現実のものとなるねっ。
体験しにおいでっ! 自然と人が調和するコンクリ
ブログや動画を眺めるよりも実際に赴いてその手で触って(裸足で乗ってみて)理解してもらいたい。
生コンポータルでは毎月第1土曜日定例の体験会を開催している。【静岡】「毎月第1土曜日15:00〜やるよ! 定例【オワコン】【オコシコン】施工体験会は無料の懇親会付きっ」
「コンクリートをもっと身近に」
そんな仮説を検証して、実装に移すためには。やっぱり、今よりももっともっとコンクリートの貢献を広げる「知ってもらう」「伝える」が鍵だと思うんだよねっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
コンクリートをもっと身近に「生コンビニ」はこちら