2022/09/12
「オワコンちゃん&オワコーンの初仕事と生コンキャンプローンチ」(週刊生コン 2022/09/12)
毎週月曜日定例の「週刊生コン」では主な著者であるこの僕宮本充也が先週1週間を振り返り総括するというごくごく個人的な週刊である。ふと振り返るに気付くのは、今後を規定する重要な事業方針が確定していた1週間だったってこと。
生コンポータルの事業方針が固まった1週間
オワコンのイメージキャラクター発表
【発表】「オワコンちゃんのイメージキャラクター決定しました」
https://twitter.com/emuchan22222/status/1568595428723273728?s=21&t=aZD75S5X52jwl8w_jJwVxg
先週はまずオワコンちゃんのイメージキャラクターが決定し発表から始まった。
生コンポータル(庭コン・生コンビニ・生コンビニPro)の主力製品、透水性コンクリート「オワコン」はドライテックやオコシコンなど既往のコンクリートの性能に加えて保水という新しい機能を有している。
さらに、施工しやすさ(乾かないから急がなくていい)については改良というよりも革新と言っていい。
ドライテックの10倍楽
この言葉はドライテックの施工経験がおそらく日本1だろうキー君こと城所さん(池田ブロック所属)が発した名言だ。
匠としてドライテックを納得いくように仕上げるのは至難。
そこへいくと、オワコンちゃんは、もう、手が全くかからない。
みんなこれにすればいいのに
【DIYエクササイズ】「オワコンめちゃくちゃ施工しやすい。みんなこれにすればいいのに」「その草刈り、そろそろ生涯最後にしませんか?」(後編)
この言葉はあさみちゃん(右・30代・主婦)の発言。
なんと、ご自身でオワコンDIYに挑戦し植栽部分の雑草対策を完成させた後の一言。
「(土間コンとか、透水性コンクリートとか、知らないでせっせと苦しんで施工しているかわいちょな)みんなこれにすればいいのに」
と宣った。
主婦が、である。
普段、包丁よりも重たいものを持ったことのない、主婦が、である。
驚異的な施工性がオワコンの特徴であり、そんな「手のかからない、愛おしい、素晴らしいコンクリート製品」を化体しうる素敵なイメージキャラクターがこの度オワコンちゃんとして登場したわけだ。
今後、庭コン・生コンビニ・生コンビニProなどのコンテンツに頻繁に登場し、先々ではスタンプなんぞも作り、また、コンビで登場するオワコーン(下図)と掛け合いながら製品説明などをする動画なども予定している。
殺風景になりがちな企業HPを暖かく彩ることになりそうで今から関係者もとっても楽しみちゃんである。
(オワコーン)
オワコンちゃん、オワコーン初仕事「オコシコンって何?」
「ドライテックを改良開発したDIY向けコンクリート《オコシコン》の販売がスタートしました!」
そんな愛すべきイメージキャラクターコンビの初仕事は「オワコン」ではなく、「オコシコン」となった。
ドライテックの弱点「ドライアウト」を対策改良したオコシコン
「オコシコン」とは旧来のドライテックに改良を加え生コンポータル独自で開発したポーラスコンクリートのこと。
動画でもわかるように、旧来のドライテックの場合「ドライアウト」による「骨材飛散」が問題となってきた。
この点が、「2度と施工するかこんなもん!」という不興を施工者から買ったことは1度や2度ではない。
(現場に寄り付きもせずに地位と名声ばかりを得ようとして躍起になっている人にはわからないし知らないと思うけど)
その意味で、キー君(池田ブロック)の「ドライテックの10倍楽」も故ありである。
その「ドライアウト」を生じにくくさせた成分を配合し強度が増して価格が安くなったのが「オコシコン」である。
基本、生コンポータルのメインプロダクトは「オワコン」ではあるものの、見た目で「ごつごつしてたほうがいい」って方もいるだろうから、既往のポーラスコンクリートを捨てず改良して残した形だ。
先週はドライテックを改良した「オコシコン」に関する記事が目立った。
生コンキャンプローンチ
現在生コンポータル(有限会社 長岡生コンクリート)は以下の5つの領域に関連した事業を推進している。
1. 庭コン:一般の方々向けにコンクリート製品情報の発信とマーケティング
2. 生コンビニ:DIYerに気軽に生コン関連資材を購入してもらえるよう意図されたサービス
3. 生コンビニPro:プロ施工者向け全国生コン関連資材販売サービス
4. 生コンキャンプ:
5. ICC:伊豆中央コンクリートは静岡県東部地区にあって生コンクリートの製造・販売
「生コンキャンプ.LLPが生コン工場にとって最も頼れるプラットフォームになる」
この度ローンチした4. 生コンキャンプは 3. 生コンビニPro が生コン工場における「販売」をセグメントとしているのに対して、「仕入れ」に特化した事業だ。
過去に当社らはGNN(元気な生コンネットワーク)を設立したり、RRCS設立に関わるなど、生コン工場関連のネットワーク運営に実績を有しているが、この度の生コンキャンプはその総決算ともいうべき事業となる。
残コンを原石として仕入れ、JIS生コンに利用可能な粗骨材や、脱炭素マテリアルを生成し、生コン工場に販売や、新しい製品の流通を作るなどが主な業務だ。
生コンキャンプの登場でようやく生コン工場運営に関わる全てが生コンポータルに揃ったことになる。
今後当社らでは 3. 生コンビニPro と 4. 生コンキャンプ を主戦場として経営資源を投入し、その他事業に関しては多角化を念頭に事業運営をしていく見通しだ。
とまあ、最後は何言ってるかわからない感じになってしまったが、これが先週1週間をざっくり総括したものとなる。
視界が開た感じだ。
1〜5、の何処かをやってればいいのだ。
地図とコンパスが手に入ったような安心感すら漂っている。
多分、こちらをお読みになられている方からすると、「ちょっと何言ってるかわからないです」ということになるだろうけれども。
でも、いいんです。
そもそも僕のブログは誰かに読んでもらいたいから書いているというよりも、自分の思考を整理するためという目的の方が大きい。
他人に興味はなく、自分の進化・成長とそのことによる貢献にしか関心を持たない生き方を選んで久しい。
あなたに好かれようと嫌われようとも関知しない構えだ。
というわけで、現在小高い丘の上でクーラーの効いた自動車の後部座席でブログを書いている。
麓では仲間達が現在オワコンとその上に当日貼る人工芝の施工と撮影をしている。
涼しくなったと言えど、まだまだ酷暑は続いている。
ご苦労様なこってす。
というわけで、今週も始まっている。
今週も先週に引き続き、まあまあ忙しい。
東奔西走を予定している。
どこかでみなさんと一緒にお酒飲んだり美味しいご飯食べられたりしたら嬉しいな。
というわけで今週も張り切って参りましょう。
宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
コンクリートをもっと身近に「生コンビニ」はこちら