2022/12/27
「オコシコンもオワコンも。時を経てますます進化するプロダクト」(週刊生コン 2022/12/27)
1週間、1ヶ月、1年単位で振り返ればそこには大きい進化の足跡がある。たった1週間で激変するものづくりの現場には「コンクリートをもっと身近に」しうる兆しを読むことができる。(週刊生コン 2022/12/27)
週刊生コン(2022/12/27)
駐車場・車道 オワコン その後
【福岡】「白いアスファルト?? 24時間後に車両(4t)が乗り入れたオワコン駐車場の今」all round
よくある質問「凹んだり、途中で陥没し(割れ)たりしませんか? オワコンはどのくらい持ちますか?」といった耐久性に関する相談はよく寄せられる。
そういえばアスファルトもそうだけどオワコンやオコシコンも駐車場や車道として使っていると途中で凹ん(わだち)だり、陥没したりってするんでしょ?
オワコンやオコシコンはどのくらい大丈夫なの??
https://blog.goo.ne.jp/komamasa24goo/e/6efc9ed731ec52edabd140bbc1e46a64
いつも「コンクリートはアスファルトとにて非なるもの! 無機質製品だから耐久性は恒久的だぞっ」って教えているじゃあないか!(https://youtu.be/44agL9L2ulQ)
10年でも20年でも、凹んだり陥没したりが生じないのがコンクリートなんだよ。
そして、オワコンはそんなコンクリートの最先端をいく製品なんだ!
生コン工場フレンドリー「オコシコン」の理由
【京都】「生コン工場向け解説! ドライテック時代には必須だった遅延剤投入が無くなったオコシコン」
生コンポータルの旧製品「ドライテック」時代に頻繁に問題となった「骨材剥離」はセメントの早期凝結や水分の乾燥が原因となって生じる。新製品オコシコンの原材料オコシ材は保水性と遅延性を持たせることでこうした現象を生じにくくさせる効果がある。
遅延剤をF材(ドライテックの混和材)に加えて投入しなきゃだったし。
オコシ材になってから、より一層生コン工場にとってフレンドリーになったんだね。
遅延剤も配合されているため、F材とは異なり「ドラムにただ袋を投入するだけ」でオコシコンは完成する。
なぜって、生コンポータルは有限会社 長岡生コンクリートっていうコンクリート一筋60年を数える老舗企業なんだよ。
業界の外からやってきたわけのわからないブローカーと違って生コン工場にしっかり寄り添って支える姿勢だよ。
DIY界隈にバズを起こすコンクリ「オワコン」
【静岡】「とにかく1番安く済む方法」「おきつがわオートキャンプ場グランピング用テント建設に採用されました」
キャンプ場経営キャンプジョー職員らでDIY(右はDIY助っ人の透水性夫)されたオワコン。採用理由は「とにかく安いから」と、透水・保水性を度外視したもの。それでこそ、「コンクリートはもっと身近に」。
透水性でも保水性、耐久性でもない、「安い」でオワコンに決まったのね?!
しかも、DIYしちゃってるし!
材料 | 工事を依頼 | DIY | 透水性能 | DIY難易度 |
---|---|---|---|---|
砂利+防水シート |
10万円 | 4万円 | 〇 | ★ |
土間コン |
15万円 | 5万円 | × | ★★★★★ |
旧製品ドライテック |
22万円 | 15万円 | ◎ | ★★★★ |
オコシコン |
20万円 | 13万円 | ◎ | ★★★ |
オワコン |
9.7万円 税込(※) |
4万円 | ◎ | ★★ |
「オワコン・工事を依頼」以外は税別です。
※障害物撤去は含みません。
※掘削・残土処分・下地工など事前工は含みません。
敷き詰めるだけのオワコンは材料自体も安いが、「自分で施工できる」(生コンビニDiyの注文フォームから)からさらに安く。特殊作業員が不可欠な非透水性の土間コンとは比べ物にならないコスパが特徴。
雑に取り扱っても失敗しない安心感
【愛媛】「強風・直射日光などタフな環境でも雑に扱える材料だからこそ施工者さんにウケてます」大和生コン 松山工場・all round
敷設してそのまま1時間放置してもまだ湿っているほどの保水性が特長のオワコンの場合少々雑にあるいはテキトーに扱っても乾いてこないから失敗がない。DIYerに対する垣根を下げるだけでなく、Pro施工店にとってはより美しい仕上げを期待することができる。
【静岡】「犬走(の水はけや雑草対策)といえば《オワコン》でしょ」宮垣建設
1年以上前のオワコン施工After。
DIYerによるものだし、施工経験もまだ浅かったこともあり、表面は今よりもゴツゴツとして見えるよね。
プロダクトって、完成はないんだね。
常に進化し続ける。
仕上げはますます美しくなっていくよ!
身近なオワコン極め付け! パッケージタイプも出た!!
取り扱いが「簡単」なオワコンだからとパッケージ製品も発売予定のオワコン。こうした製品がネットショップやホムセンでも手に入るようになれば、「コンクリートはもっと身近に」にさらに近づく。
施工実績が増えるに従って、どんどんどんどんオワコン(コンクリート)が世間に馴染みのある存在になっているね!
現場で水かけてかき混ぜるだけで完成するオワコン。敷き詰めておけばカチコチの透水・保水性コンクリートとして雑草・ぬかるみを対策する。
リリース時期が見えたら改めて告知するから乞うご期待!!
(※早速お問合せを頂戴した各位にはしばらくお待たせいたしますがよろしくお願いいたします)
製品(オワコン、オコシコン、イワモル)は刻々と進化する
たった1週間だってのに、色々変化が起きるもんだよね。
動かない、変化しない、そのままでいる、ってのが実は1番危険なのかもしれないね。
世の中は変化に次ぐ変化を繰り返しているのだから。
「コンクリートをもっと身近に」
寝ても覚めてもコンクリート、オワコン、オコシコン、イワモルさ。
でも、そんな毎日を繰り返していると、本当に不思議と自然にプロダクトは進化していくものだよね。
だから、今のオワコン・オコシコン・イワモルが完成品なのではなくて、半年後も1年後も、常に変化していくんだろうね。
その進化が人々のニーズ(雑草・ぬかるみ対策や駐車場・車道整備)に応えていくことで自然とコンクリートは身近になっていくはずだよ。
さあ、オワコンちゃん、オワコーン。
もっともっと、頑張ろうっ。
作者・宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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