2025/02/24
求められる資源循環・脱炭素の顕現(週刊生コン 2025/02/24)
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毎日毎日発信している「コンクリートをもっと身近に」オワコン実は現代に求められている資源循環や脱炭素をこともなげに実践しているコンクリートでした。
資源循環と脱炭素を実践する「オワコン」について
毎週月曜3本目のブログは前週を振り返る週刊生コンのコーナーだよっ。
スラッジ水で性能UP「オワコン」
通常汚泥として廃棄処分され生コン工場の経営を圧迫している厄介者スラッジ水を「オワコン」(造粒ポーラスコンクリート)の原材料として適用することで性能が改善されることが明らかとなっている。
関連記事:【スラッジ水】「無事に1年間の研究(卒業研究)が終了し、最優秀研究賞に選出されました」横浜国立大学【造粒ポーラスコンクリート】
インフラとして【自然】に還元されていく
スラッジ水で製造され性能が向上することがわかっている「オワコン」は地域のインフラとして自然に還元され人々の営みを豊かなものにしている。
関連記事:草は際(きわ)の部分に数本生えている程度でした とってもキレイ!
レジャーにも活かされている
バスケットコートの舗装など人々のレクレーションにも活かされているコンクリートは資源を循環させる媒介。
関連記事: 【佐賀】「憧れの自宅バスケットコートが安価に整備できるコンクリート舗装」東部生コン・中嶋建設
インクルーシブネス
どこかメーカーの代理店にならなくてはならないだとか、特殊な道具を購入しなくてはならないとか、そういうのからかけ離れた敷居の低さ(インクルーシブネス)が「オワコン」の特徴となっている。「誰もが招かれ必要とされる場所」生コンポータルの組織コンセプトにも通じる。
関連記事: 砂利・砂を敷き詰めるようにも、アスファルト混合物で舗装するようにも
水を透すはCO2だって透す
粒状のモルタル団子がポーラス構造となって透水・保水性を有するため、CO2だって透し保つことになる。CCUやDACで固定するCO2量は絶大。
関連記事: 材料が乾くことなく急がず作業ができるから「オコシコン」より「オワコン」の方が施工が楽
すでに実践されている資源循環・脱炭素はとっても身近で安価にお買い求めいただけるんだっ。
土間コン相見積フォーム
「コンクリートをもっと身近に」
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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