2022/06/05
「ついに登場! 透水コン、オワコンに続きドットコンが揃って透水系コンクリート3兄弟の快進撃始まる!!」PUMP MAN
昨日(2022/06/04)PUMP MAN主催のイベントでは期待の新星ドットコンがいよいよ衆人環視の中その正体を表した。型枠を敷き込みワイヤーメッシュをポンとおいたら生コン打設。高流動コンクリートとのコラボでさらなる省人化が期待される。
ドットコン降臨
じゃん。
こちらがドットコン打設前の型枠・メッシュ敷き込み状況。
こちら完成形の展示を説明する PUMP MAN小澤さん。
晴れ舞台の晴れ男である。
さあ、打設開始だ。
ポーラス、造粒ポーラス、どちらでもない透水性
中村建材工業に生コン(21−18−20N)を積みに行って現場到着。
「オワコン」は小澤さん肝入りで生コン車を塗装したもの。
ピンクは白石建設武南さんのアイデアが採用され実にシュールな生コン車が完成した。
さあ、いよいよ打設開始。
基本的には土間コンの打設と全く同じ。
これがドットコンだ!
夢は高流動コンクリートとのコラボ
現地に立ち会っていた横浜国立大学の細田教授さすがのご指摘。
「高流動コンクリートならブリーディングもないしダラダラ流れる生コンをみんなで眺めているだけ。だから、省人化にもなる」
そうです、そこです。
僕も、そう思ってました!
通常の水を透さない土間コンの場合、これはだめ。
だって、水みたいにダラダラ流れちゃうから水勾配つけられない、だから水がたまる。
一方、ドットコンの場合、水が抜けてくから勾配なんか気にする必要ない。
さあ、これから、この工法どのように化けるかみんなで要チェックだ!!
透水コン(ポーラスコンクリート)、オワコン(造粒ポーラスコンクリート)に続き、ドットコン登場。
水を透す土間コンなら僕たちに全任せ!
ドットコンで駐車場を施工して、余った生コン(残コン)に造粒材(Y弾)を投入してオワコンにしてアプローチや犬走を舗装。
または、翌日の舗装の下地路盤材(セメンと安定処理路盤)として適応。
あまりものなし!
最強の相性!!
というわけで、伝説はすでに始まっています。
宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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