2022/08/15
【考察】「話題の材料 《オワコン》 試してみませんか?」「こんな問い合わせありませんか?」「オワコンてどんな材料?」「オワコンのお問い合わせは?」【DM】
加速するオワコン普及の最大の阻害要因が施工者らの認知の遅れ。YouTubeやSNSでオワコンに興味を持った消費者が庭コンMAPやリストを頼りに最寄りの施工者に問い合わせ。ポーラスコンクリート(ドライテックやオコシコン他透水性コンクリート)の経験はあっても「オワコンやったことありません」でニーズは行き場を失う。打破するための考察とDM案について。
オワコン自然に流通するために必要なこと
「オワコン」先行する消費者らの認知
あのドライテックを超える素材「オワコン」が登場!日々進化するコンクリに注目せよ!
庭コン・生コンポータルの情報発信力は手前味噌だが凄まじい。
水はけ、エクステリア、コンクリート、DIY、排水、雑草、駐車場といった類の一般人がググりそうなワードに関してはSEO超強い。
コンクリート分野では「庭コン・生コンポータル一択」と言っていいだろう。
我が国ではその手のニーズは常に庭コン・生コンポータルを受け皿として求めるようになっている。
これは、「毎日ブログ3本以上更新7年目」という変態的活動が牽引する形で当社らが作り出したインターネットマーケティングの賜物である。
そのため、「自分ごと」として家周りの排水や雑草にお困りになられている人々はすぐに「オワコン」の存在に気づく。
その材料「オワコン」で家周りを舗装するだけでその過程は未来永劫「雑草」「排水」とは無関係な生涯を過ごすことができる。
さらに最近では駐車場舗装の材料としても使用が進んでいる。
土間コンでは解消することができなかった排水は問題にならないため真っ平ら(水勾配がない)な駐車場を使用者は楽しむことができる。
そのため、消費者らから「オワコン」(またはオコシコン)に寄せられる問い合わせは膨大な量にのぼっている。
【阻害要因】遅れる施工者らの認知
お世話になります。
オワコンのお見積もりをお願いしたいのですが、
ハウスメーカー傘下の外構会社に問い合わせたところ「品質管理や保証上の問題がある」ため取り扱いがないと言われてしまいました。 おそらくオワコンが新しいものなので、経年による保証が担保できないということなのでしょう。しかし生コンより良さそうなのでオワコンにしたいけど、オワコンが施工できる会社を探さないといけないのが億劫です
どこのメーカーが取り扱っているのかよく分からない商品です。
オワコンで、不覚にも笑ってしまいました。 お安いですね。近くでできる業者があると良いのですが...
(※庭コン・生コンポータルや庭ファンコメント欄に寄せられたコメント)
惑う消費者らのニーズの原因は遅れる施工者らの認知とすることができる。
先ず以ってニーズの受け皿は施工者であるため、そこの認知がなければそのニーズは行き場を失う。
「オワコンいいな!」と思って最寄りの施工者に連絡をすると、「オワコン?聞いたことないです、取り扱いありません」とそのニーズは鼻先でシャッターを下される。
これが悲しい現実だ。
そのため、庭コン・生コンポータルではその惑うニーズの駆け込み寺として各種CPを用意しつつ、連携している施工者らに送客するよう努めている。
周辺・事前工別で破格の平米/5000円一式でオワコン駐車場を請け負うキャンペーンはこちら。
さらに家周りや犬走など比較的小規模で車両の乗り入れのない場所に一式88800円(税別)でお届けするキャンペーンもある。
こうしたCPが受け皿となって捕捉されたニーズは冒頭MAPやリストに登録されている連携先に送客され納品される。
誰よりも施工者にこの価値を届けたい
庭コン・生コンポータルでは消費ラストワンマイルで発生したニーズがどのように流れ結果として満たされるかを以下のフローとしてまとめている。
このフロー逆流する形で「オワコン」は消費地に像を結ぶ。
生コンポータルの仕事は下線部分、いわば既往の製造・施工ラストワンマイルを別のあり方でつなげるOSのような役割と考えている。
これまで考察してきたように現状の阻害要因は「施工」ということになっているのであれば優先順位としてはその領域に直ちになんらかの手当てをすることが必要となる。
古くて新しい情報発信FAX DM
梃入れすべきが「施工者らの認知」ということが分かればそこが成果を生み出す領域。
つまりその領域に経営資源の大半を割く(機会の最大化を図る)のがセオリーだ。
これまで当社らが活用してきた情報媒体はざっと以下の通り。
ここ数年であらゆる媒体を検証しわかったことが一つある。
大半の施工者らはインターネットをあまり利用せずいまだに電話とファックスで仕事してる。
これ、マジです。
いや、もちろん、若い世代だったりとかはLINEとか上手く使いこなしたりもあるけれど、限定的。
プライベートではLINEやインスタを駆使しているのに、なぜか仕事ではそうした現代のツールを利用しない。
なぜか、電話とファックス。
これ、生コン工場もそう。
だから、FAX DMに経営資源をガンガン投入することの優先順位が非常に高い。
それも、だいぶ水を開けられている消費者らの認知に追いつくためにも、全国規模で関連業種にFAX DMの雨霰を撒き散らす必要がある。
これが、休み明けから開始される当社らの方針だ。
以下に、即興で思いついたFAX DMの原案(考察)を示したい。
「話題の材料【オワコン】を試してみませんか?」
施工者向けFAX DMのタイトルはこんな感じがベストだろう。
まず、FAXを一瞥する人は0.5秒で「自分に必要な情報かそうではないか」を判断する。
退屈なプレゼンのように会社紹介から始めたらほぼ100%ゴミ箱行き。
あるいは、「今なら抽選で20m2分無料?!」などの惹句を添えてインセンティブとしてもいいかもしれない。
そして、以下のように続く。
こんな問い合わせありませんか?
みたいな段落分けで、「家周りの雑草対策にオワコンを検討しています」「オワコンのお取り扱いありますか?」「水を透すコンクリートで駐車場を考えています」などの施工者に寄せられてそうな声を散りばめる。
「あるある」となれば、次に読み進めてもらうことが叶うはずだ。
そこでようやっと製品「オワコン」の機能や性能の説明が散りばめられる。
オワコンってどんな材料?
排水・雑草を対策する圧倒的コストパフォーマンスのコンクリート材料であること。
つまり、施工者にとって「楽して儲かる。しかも客に喜んでもらえる」製品であること。
庭コン・生コンポータルが無償で斡旋することで最寄りの生コン工場から購入することができること。
施工がめちゃくちゃ簡単で敷居が低いこと。
無料で施工相談員が派遣されるから最初から本番でも安心であること。
冒頭のMAPやリストから仕入れ先が見つかること。
オワコン(オコシコン)のお問い合わせは?
既に施工者の元には少なからず「オワコン」に関する問い合わせが寄せられている。
だから上述の順序で情報を届ければ施工者らの目に飛び込んできやすい。
而して後にようやく発信元である当社庭コン・生コンポータル(有限会社 長岡生コンクリート)への問い合わせ方法が記載されている。
市場と顧客はプロダクトやそれを作っているメーカーに気ほども関心を持っていないことをつくづく自覚している。
彼や彼女が欲しいのは「いかにして自分のニーズが満たされるか」のみであり、それ以外は些事である。
自分たちが思っているほどブランドには価値がない。
ブランドにしがみついてダメになっていく会社を身近によく見かける。
気の毒なことだが修練が足りないから市場から撤退を余儀なくされるのだ。
さて、マーケティングについて考察を深めながらブログを書いていたらDM原案が完成してしまった。
担当のゆきのさんへのトスくらいになればいいな。
休み明けからガンガンFAX DMばら撒きます。
それは施工者らの認知を促すため。
そこを打破しさえすれば今年後半戦のオワコン(オコシコン)など当社が取り扱う製品は爆発的な成長軌道を描くだろう。
そのことで、当社らの貢献「大地を削らない、汚さない、蓋しない、循環するコンクリート」は実装を果たす。
それは自然と調和するコンクリート産業が立ち現れることを意味する。
宮本充也
オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)
◆施工面積40m2
材料費 (配送料無料) | 80,000円 | 40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 70,000円 | 2名 x 35,000円(日当) |
諸経費 | 7,500円 | 5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事)) |
合 計 | 157,500円 |
※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2
◆施工面積60m2
材料費 (配送料無料) | 120,000円 | 60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価) |
---|---|---|
工事費 | 95,000円 | 2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許) |
諸経費 | 10,750円 | 5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事)) |
合 計 | 225,750円 |
※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2
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