長岡生コンクリート

オワコンロゴ

「撒いて踏むだけ」の簡単施工でDIYにも最適な、造粒ポーラスコンクリート「オワコン」。
オワコンは水を透すコンクリートなので、家周りの雑草・ぬかるみ・水たまり・猫の糞から解放されます。

2022/06/10

「いよいよ大成ロテックもオワコン(造粒ポーラスコンクリート舗装)の取り扱いを始めました」(月刊透水性コンクリート Vol.58)

「いよいよ大成ロテックもオワコン(造粒ポーラスコンクリート舗装)の取り扱いを始めました」(月刊透水性コンクリート Vol.58)

庭コン・生コンポータルのセグメントは戸建住宅外構など比較的小規模を得意としてきたが、GI基金のご縁から大手道路会社大成ロテックから造粒ポーラスコンクリート舗装に関する共同に白羽の矢が立つ。(月刊透水性コンクリート Vol.58)



道路と生コンがタッグを組む意義

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⚫︎今月の記事1: 【埼玉】「アスファルト村にコンクリート村の人たちが集まって和気藹々と未来を語る」渋谷建材・大成ロテック

この1ヶ月道路と生コンは急接近した。

大方の道路会社は考え違いをしている。

仕入れ先である生コン工場あるいは生コン産業のことを下に見ている。

日本の悪い文化であって、買う人を無闇に奉りすぎだ。

コンビニなどでは何も買ってないトイレを使っただけの客である僕に対して「ありがとうございます」「またお越しください」などとやっている。

マニュアルの恐ろしさだと思う。

客=偉い、敬語を使わなければならない、というのはおそらく日本だけなのではないか。

悪口ではなく、イタリアなどでは店員の態度はぞんざいなもんだ。

買うのか、買わねえのか、どっちでもいいから、早く答え出せ、くらいの態度に最初は慌てたが、ここまでではないかもしれないが、一般に世界の現実はイタリア寄りだと思う。

話を戻すが、で、道路会社の考え違いだが、生コン工場を下に見続けてきたことが道路と生コンの分断をもたらした。

道路会社にとって材料供給者であるアスファルト混合物製造プラントは企業傘下である場合が大半だ。

子会社は親会社の言うことを聞くはずだ。

ここに落とし穴があった。

一方、生コン工場の大半は生コン組合に所属しており、客(道路会社)ではなく生コン組合の方を見ている。

道路会社が上から目線で偉そうに(生コン工場からしたら)「ややこしい生コン」の製造を依頼してくると、「は?おとといきやがれ」とこうなる。

ましてや、間に技術を理解しないポンコツ商社などが噛んでたらさらにである。

そんな道路と生コン冬の時代がこの1ヶ月でどうやら春を迎えたようなのだ。

具体的には大成ロテックと長岡生コンクリートが新分野である造粒ポーラスコンクリート舗装に関して共同開発関係に入る。

いよいよ互いをパートナーとして認め尊重し合う道路と生コンの関係性が築かれる。

このことは95:5(アスファルト舗装:コンクリート舗装)といういびつな我が国の舗装事情を刷新しうる資源循環・脱炭素社会に向けた大いなる第一歩だと後世語り継がれることになろう。



続々現れる 道路×生コン のための新技術

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⚫︎今月の記事2: 【大阪】「生コン車でゼロセメントコンクリート・granZ concreteは作れます」奥村組土木工業

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⚫︎今月の記事3: 「ついに登場! 透水コン、オワコンに続きドットコンが揃って透水系コンクリート3兄弟の快進撃始まる!!」PUMP MAN

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⚫︎今月の記事4: 《CPコンクリートキックオフ》「ポーラスコンクリートも残コン再利用も全部俺たちが10年前からやってたことじゃん」野島安広(三和建業)

一度道路と生コンがタッグを組めば、眼前には続々と新技術(コンクリート舗装)が現れる。

granZ concrete(ゼロセメントの造粒ポーラスコンクリート)や、ドットコン(穴の空いたコンクリート舗装)、そして、CPコンクリートだ。

縦割り階層で分断されてきた全てはシームレスに交響する。

その1つが、道路と生コンの協業だったのだと思う。

これまで互いにいがみ合っていた道路と生コンがこの1ヶ月で融合した。

その融合の眼前には数多くのチャンスが横たわっている。

まだ、多くの道路・生コン関係者はこの事実に気づいてすらいない。

一部のこれまで抑圧されてきたものの問題意識を忘れずに挑戦し続けてきたラストワンマイルは気づいている。

ここから革命が起きることに。

「いよいよ大成ロテックもオワコンの取り扱いを始めました」

そこには蝶々が舞い降りる。

つまり、そういうことだ。



宮本充也

オワコン工事一式原価例
(生コンビニ仕入れ配送料無料)

◆施工面積40m2

材料費80,000円40m2 x 0.05m(50mm厚) = 2m3 x 40,000円(単価)
工事費70,000円2名 x 35,000円(日当)
諸経費7,500円5% x (80,000円(材料) + 70,000円(工事))
合 計157,500円

※単価:165,000円/40m2
= 3,938円/m2

◆施工面積60m2

材料費120,000円60m2 x 0.05m(50mm厚) = 3m3 x 40,000円(単価)
工事費95,000円2名 x 35,000円(日当) + 1名 x 25,000円(手許)
諸経費10,750円5% x (120,000円(材料) + 95,000円(工事))
合 計225,750円

※単価:225,750円/60m2
= 3,763円/m2


宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:採石業務管理者/2級FP技能士

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