島根県松江市。お家の周り草が生えないようにとにかく安い物でとオワコンが採用されました。今後駐車場は透水コンを考えているとの事です。
製造：朝日生コンクリート工業（担当：橋本徹）、施工：all round（担当：新井真介、32m2、50mm厚、3名、2時間、タイムラプスあり、YouTubeあり）

家の周りどうなってる？

Before。

ザッツ犬走って感じの、まんま犬走っぷりが甚だしい犬走である。

ジ・犬走である。

教科書に出てきそうな犬走だ。

で、ここ、そのまま放置しとくとどうなるのか？

（引用：https://roomclip.jp/photo/oZnj）

じゃん。

こうなる。

夏の雑草はたくましいですよ。

一回抜いたからって次の週には繁茂してますよ。

雑草ビシビシにしとくとどうなるかって言うと害虫が湧きますよ。

じゃあ、防草シートだっつっても、どうなるか大体みんな知ってるよ。

（引用：防草シート.com）

じゃん。

あるあるです。

で、撤去するのにもっと金かかるみたいな。

犬走って実は地獄なんですよ。

身近な地獄、犬走。

犬走、犬走、犬走、犬走、犬走。

20年以上前ならこんな感じで連呼すればSEO強くなってたかもだけど、最近ではペナルティ対象になったりしてややこしいですね。

と言うわけで、オワコンちゃん採用されました。

オワコン製造しない生コン工場こそオワコン

オワコンちゃん。

こんな感じで地元の生コン屋さんから届きます。

断言しときます。

今後、オワコンの製造をしない生コン工場こそオワコンです。

どーせ、そんなオワコン生コン工場はこのブログ見るほどお勉強してないだろうから、せいせいと悪口言わせてもらいます。

おい、オワコン野郎、悔しかったらオワコン製造しやがれ。

さて、施工が始まります。

敷き広げて。

狭くてプレート入らない場所は二見タンパで締め固める。

そこそこ広い場所ならプレートコンパクタ（特製）で締め固める。

施工は、これだけ、以上おしまい。

すごくね？

それでは、完成写真をお披露目しよう。

たった2時間で永久解放

じゃん。

なんか、同じオワコンでもall roundが施工するとなんか違うんだよね。

テクスチャがさ。

平滑っていうか、ゴツゴツしてないっていうか、たたきみたいな風合いというか。

純和風的な。

NIPPONのコンクリート！みたいな。

いやはや。

世界中の施工者の皆さん、参考にしてね。

これだよ、オワコンの仕上がりは。

っていうか、消費者の皆さんはあんまみないように。

こんなに綺麗にする施工者ばかりだと思われたら困ります。

分を弁えましょう（？）。

で、オワコンが2時間で完成したわけだけど、これから一生涯を通じて雑草・排水という家周り困ったあるあるは解決してしまっているわけだ。

お子さんとか、雑草や排水という苦しみを知らずに育つのである。

雑草・排水を知らずに、僕らは育った。

雑草・排水を知らない、僕たちだけど。

そんな歌を口ずさむことでしか知らないのだ。

雑草・排水のことを。

嘆かわしい。

で、これ、駐車場にも適応されてます

この動画で勘違いしないで欲しいのは、5cm厚で駐車場に推奨してます、って意味じゃないからね。

砂利・砕石舗装よりも安いんだよってことを伝えているわけです。

で、ちゃんと駐車場だよ、土間コンとかアスファルトみたいに、きちんと駐車場だよって場合は100mm厚（あるいは路盤兼で150mm厚）を推奨してます。

でも、土間コンとかよりも安い。

理由はこれ。

オワコンが土間コン（生コン）より安い理由

土間コンとオワコンの施工手順比較

施工手順	土間コン	オワコン
1）掘削	200mm～	150mmに削減
2）残土処分	200mm × 面積	150mm × 面積に削減
3）路盤	100mm～	省略
4）メッシュ配筋	有	省略
5）コンクリート工	100mm～ 数時間から半日の水引を待ってから仕上げ	オワコン150mm 状況によってセメント安定処理路盤を兼ねる
6）養生	当日〜翌日は立ち入り厳禁	直後から歩行や軽作業可能（時短）

上の表は土間コン（生コン）とオワコンの施工手順を比較したものです。

材料費としては、2層で路盤を兼ねた150mmのオワコンは、生コンクリートよりも高くなります。

しかし、以下のとおり工事費は作業人員2名分ほど縮減できるので、総費用は生コンよりも安くなる傾向にあります。

　・掘削・処分残土量が減ってる
　・路盤材料使わない
　・ワイヤーメッシュ配筋しない

また、施工直後から軽作業（カーポート屋根設置）ができる　などのメリットもあります。

というわけで、オワコンは止まらないのです。

猛スピードなのです。

オワコンは。

でも、猛スピードで駆け抜けすぎて、製造・施工の認知が追いついてないのであります。

汗って感じなわけです。

でも、市場と顧客を猛スピードで置き去りにするのが俺たち庭コン・生コンポータルのやり方。

んなわけで、また次回！

宮本充也